仕事(保険代理店)の話 ♯1

どうも!バディおじです。今回は仕事の話です。

推し事と仕事の両輪で記事を投稿していくつもりで始めたnoteですが早速間を空けてしまいました。

個人が特定出来ない様に情報を一部伏せて書いていこうと思いますのであらかじめご承知おき下さい。

今回は保険業界の基礎的な話と自分の位置づけを書いてみようと思います。

自分はとある県の信金から転職して保険代理店の営業職をしています。

自動車保険や火災保険、傷害保険やそれ以外の新種保険と言った損害保険から生命保険の各種を取り扱う総合保険代理店に勤務しています。

一般の方からすると保険会社の社員と認識されがちですが全然違います。

保険会社は保険の引受、支払いに関する事や我々代理店の育成などが主な業務でエンドユーザーの方に直接お会いする機会はあまり多くありません(直販社員もいますが)。

エンドユーザーに営業掛けたり事故対応等で直接お会いする機会が多いのは我々保険代理店の社員です。

保険代理店も専属代理店(一社の保険会社の商品を取り扱う代理店)や乗合代理店(複数社の保険会社の商品を取り扱う代理店)と言った区分分けがされたり、プロ代理店(主業が保険代理店)副業代理店(主業は別にあって副業で保険代理店を運営している)と言う区分分けがされたります。

自分は損保は専属で生保は乗合のプロ代理店勤務と言う言い方になります。

社員は現在約10人前後で当該地域での保険会社内のシェアで言うと2位につける位置付けの代理店です。

2位というと聞こえは良いのですが実状はシビアです。

人口減少に伴う市場の縮小に、効率化と言う観点で保険会社からは規模の小さい代理店は管理コストが採算取れず統廃合を勧められています。つまり、保険会社から持続的な成長が見込めると評価されないと生き残れないのです。まぁどの業界も似たような事が起きているとは思います。

自分は転職してきて10年は経ちませんが、この10年はまず規模の小さい副業代理店がプロ代理店に合併させられてきた様です。いわゆる「街のモータース」の父ちゃん車屋、母ちゃん保険屋みたいな代理店が保険会社から肩叩きにあったり煩雑になる事務手続きや保険の資格更新が面倒になって引退を決意したりして専門の代理店に合併させられてきた形です。

最近はプロの代理店同士も合併させる様な動きになってきた形です。

そういう業界で自分は日々、損害保険の満期を迎えるお客様にアポを取り更改(保険の更新)手続きをしながら生命保険等の多種目展開を図る営業マンをしております。

もちろんお客様に交通事故や天災の被害があれば事故対応も自分が保険会社との間に入ります。生命保険に関しても同様で入院や手術の請求があれば受付をします。この営業と事故対応に割く時間の比率、スタンスが各保険代理店の特色になるのかなと思います。

自分は信金時代から一貫して営業が辛いけど結局は好きです。プロフィール欄にも書いておりますが現在勤務している会社とはある時期を以て退社します。別事業で個人事業主になりますが営業力が問われる仕事です。

巷では「自動車保険、火災保険、掛け捨ての生命保険以外は不要!」と言った論調をお見かけしますが脳死でそれを鵜呑みにする人はアホだと思っています。

特定の条件を満たすならば同意出来ますが多くの一般の方にとって保険は有益です。

保険自体の仕組み上保険に加入している大多数の損をする人がいないと保険は成り立ちません。みんなで大きなプールにお金を出し合って、不幸が起きた一部の人をそのプールから救済するのが保険だからです。

それを踏まえて保険は有益だと言っております。こういった考えに賛同できなければ自助努力で備えればいいだけの話でそれ以上でも以下でもありません。

保険は個々人が必要な保障を必要な分だけ掛け捨てで払えば良いと言うのが自分のスタンスです。貯蓄性を求めると保険自体の保障スペックは中途半端なものが多いと言うのが個人の見解です。

この様な信念を持った人間がなぜまた転職するのか。

その葛藤や備忘録をを仕事の話で綴っていこうと思います。

仕事の話の一回目で思ったより長く書いてしまいました。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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