【Otasuketaiが行く!#003】ゆるやかに人が集う場、TANGRAMさんの素敵オフィスに行く!
【Otasuketaiが行く!】では、ユニバ株式会社のOtasuketai(オタスケタイ)チームがさまざまな場所に出向いて、発見したものや訪問先の方々と交流する様子をお届けします。
Otasuketaiをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事やWEBをご覧くださいネ!
Otasuketaiどこに行く?
今回はTANGRAM(タングラム)さんのオフィスに行ってきました。
現在ユニバではZ1チームがタングラムさんと一緒にお仕事をさせていただいています。
Otasuketaiは2021年にドメイン周りのサポートをさせていただいたご縁で、今回オフィス見学の依頼をさせていただきました。
タングラムってどんな会社?
代々木にオフィスを構えるタングラムは、映像作品をはじめとしたデザインの会社です。役員4名とバックオフィスメンバー1名の他に様々な分野のフリーランスのクリエイターを抱えています。
参加メンバー
今回は、タングラムから代表の永倉さんとバックオフィスを担当される山本さんにお話をうかがいます。
参加メンバーの簡単なプロフィール
ユニバとのつながりは
永倉さん:僕はまだユニバさんが6〜7人くらいの時に、Ustreamで取締役の発表をしていた頃からみている、ただのファンなんです。笑
何が最初だったかは忘れてしまったのですが、最近はいくつか一緒に仕事をしています。
初めて菊地さん(*UNIBA INC.代表)と仕事したときに恥ずかしくて伝えられなかったのですが、本当はすごくうれしかったんです。今もホラクラシーを導入されたり、どうやって運営されているのかすごく気になっています。
オフィスや場所づくりの捉え方
ーオフィスへのこだわり
永倉さん:オフィスはずっと代々木八幡・公園近辺です。かれこれ20年近くこのあたりで働いているのですが、非常に過ごしやすいと感じてます。
現オフィスに引っ越す際に、「次引っ越すオフィスは満足いく形を目指そう」とリノベーションする前提で探し始めました。
オフィスにはキッチンが併設されているのですが、キッチンは「本気で料理ができるキッチンにする」といったこだわりをもって設計しました。
料理を作ったり、ふるまったりする環境があることで、コミュニケーションが生まれやすい場ができるのが狙いです。
オフィスでの過ごし方はコロナの前と後で随分違って、コロナ前だと、僕はお客さんのところで仕事をしていて、事務所にあまりいませんでした。たまに戻ってくると、みんながカウンターのところに集まって話していたり、今見るとそういう写真が残っています。「ケーキを買ってきたよ〜。」「じゃあお茶しよう!」みたいな。
コロナ後は、オフィスにずっといて、お仕事をお願いしている仲間を事務所に招くことが増えました。キッチンはご飯食べたり、狙い通りコミュニケーションが自然と生まれるハブになっています。
永倉さん:オフィス自体、天高が4mあるので、とにかく空間を広く使いたいというのがあって、机も全部つくって壁付にしています。これらを作っているのもタングラムの役員のひとりです。
彼は、映像作家としてカメラマン・ディレクターをやっていて、カフェオーナーでもあります。そのカフェの空間も彼のディレクションです。
ータングラムさんはデザイン業務の他に、カフェを運営されていると拝見しました。カフェをはじめたきっかけは何ですか?
永倉さん:きっかけはブランドデザインをしていたクライアントからユーザーとの接点となる場を作りたいという依頼を受け、カフェを選んだのがきっかけでした。やったことがないことでしたが周りの方々に相談しまくってなんとか形になり、気づけば10年がたっていました。
日頃から僕らが行っているデザイン業務もカフェ作りも、本筋はそんなに変わらないと思っているんです。問題を解決したり、お客さんを満足させるという意味で。ただ、各種の職能においては僕らだけではカバーしきれない領域もあるので、デザインやウェブ、カフェなど各プロフェッショナルに助けてもらいながら進めています。
カフェ自体はクライアントのお手伝いという形ではじめましたが、その街に根付くとか、そこにある種の文化をつくるというのをミッションとしています。利益というよりはそういうところを目指そう、そうしていたら利益・出会いも結果的についてきてくれるかな、と思って続けています。
僕らには定年という概念がないので仕事のジャンル問わず、「長く楽しく働ける方法を探そう!」とい思いながらやっているんです。
バックオフィスどうしてる?
永倉さん:以前はデザイナーのメンバーが宅急便をとったり、役員のメンバーが請求書を発行したりしていて、しっちゃかめっちゃかだったんです。
事務の方がほしい、とずっと言っていて、でもなかなか良い出会いがなかった。その頃に、あさみちゃん(山本さん)に助けてもらえるんじゃないかと思って、話をもちかけたんです。それが6年以上前。
それから、電話の対応が良くなったとか、デザイナーからも仕事に集中できるといった声が聞かれるようになって、とても助けてもらっています。
また、経理面もサポートしてもらっています。弊社は規模は小さいのですが、プロジェクト自体が大きくなり、協力してもらってる周りの方々の外注費が月に80人を超えることもあります。こういったサポートも非常に助かってます。
バックオフィス業務と並行して行うマネジメント業務
永倉さん:あさみちゃんの担当は事務、経理、マネジメントの3つです。事務と経理のスキルがどんどん伸びていって、業務を圧縮できるようになった。せっかくなので手に職を付けてもらいたいという親心のような気持ちで、彼女のスキルを活かせることと、僕がやってみたかったマネージメント業務がマッチしてチャレンジしてみることにしました。
マネジメント業務は2020年から僕とあさみちゃんで始めてもうすぐ3年が経とうとしています。
山本さん:今はタングラムの映像のディレクター1名と、元々社員だった映像作家、フォトグラファー、オフラインエディター(映像)、イラストレーターの合計5名をマネージメントしています。みんなバラバラの職業です。
ーマネジメントでは具体的にどのようなことをされていますか?
山本さん:マネジメントしている方々が本来の仕事になるだけ集中できるよう、お仕事の最初の入り口と、見積書作成やその上での交渉、スケジュール調整、請求などを私が担って、クリエイティブな仕事が円滑にまわるように日々動いています。
永倉さん:フリーランスの方と仕事をする機会が多いのですが、スケジュール管理や連絡の業務がかさんで苦しんでいる姿をよく見かけていました。会社でいうバックオフィス的な部分を何とかしてあげたいって気持ちがあったんです。その業務をあさみちゃんにお願いできればモノづくりに集中できるのではないか?と思ったのです。
マネジメント会社はたくさんあるけど僕たちは未経験から独自にやっていて、営業もしないし出来高でお金をもらうこともない。
クリエイターがものづくりを長く続けられるように、アドバイスやサポートをすることでお金を頂くスタイルでやっています。
なので、マネージの必要性を感じなくなったらやめましょうというスタンスなので、年1で更新の相談しています。
広いキッチンや地域性を生かした、不定期スナックの開催
永倉さん:代々木八幡・代々木公園の辺りにはWEB系の会社も多く、不定期ですが、だいたい月1で社内のキッチン・カウンターを利用してスナックを開催しています。あさみちゃんにはママになってもらってメニュー開発もしてくれています。
奇数回はテーマをもって開催していて、これまでやったのは、「同期の会」で、10人未満の会社の社員の方たちだけを集めてやる会です。みんな同業だけど周りの芝生が青く見えちゃう、大学の同級生の話を聞いてもギャップがある。だったら近しい人たちだけをあつめて話をしようと。社長たちからお金をもらってやりました。笑
そのあとは「弟子の会」というのもやりました。師匠の元で働いていたような弟子たちが集まる会をしてみたら、結構真面目に「あの時大変だったよね」というような話をする会になりました。
僕がそういうスモールコミュニティがどうやってドライブするのかをみたくてやっています。
さいごに・・美味しいケーキをいただきました。ありがとうございます!
タングラムの永倉さん、山本さん、お忙しい中お時間をいただいて、素敵なオフィスを見学させていただきありがとうございました!
オフィスだけでなく、バックオフィス業務の独自のあり方やカフェ・スナックを通したコミュニティづくりのお話までとても興味深く勉強になりました。
タングラムさんのWEBサイトはこちらをご覧ください♪
不定期スナック @TANGRAMをOtasuketaiが主催します・・・♪
なんと・・2023年3月、Otasuketaiがタングラムさんでのスナックを主催します。
UNIBAをもっと知りたい人、UNIBAメンバーとお話ししたい方、タングラムさんのオフィスを体感したい方・・是非あそびにきてください!
Otasuketaiに仕事を頼みたいフリーランスの方や少人数で運営されている会社の皆様も大歓迎です。
詳細はotasuketai@uniba.jpに参加希望のご連絡をいただければご案内をお送りいたします。
次回、Otasuketaiはどこに行く?
お楽しみに・・・・♡
これまでの「Otasuketaiが行く!」はこちらのマガジンにまとめています!
Check it out!!!