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Z1の仕事ー#04.「Z1がつくった【DOGGONE】犬が好き・映画も好きな人たちへ贈るユニークなサービス🐶🎞️🍿」

UNIBAのZ1チームから、
オリジナルのサービス【DOGGONE】 (ドゴーン)をリリースしました!
「映画内で犬が死ぬかどうかだけが分かる」という、
犬と映画好きのためにお届けするユニークなサービスです!

今回は、【DOGGONE】から見えてくるZ1チームの魅力をお伝えするべく、
制作に携わったZ1メンバーにインタビューしました🐶🐶🐶

<メンバー プロフィール>
松本さん:Z1チームのデザイナー。犬が好きだけど犬の命を預かる自信が無いため飼う予定はない。
吉澤さん:Z1チームのフロントエンドエンジニア。格闘技好き。
現在、PR活動に取り組んでいる。


「DOGGONE」って何?

どんなサービス?

松本:
【DOGGONE】(ドゴーン)は、映画の中で犬が無事かどうか分かるサービスです。
例えば映画が面白いかつまらないか、どういうシナリオかなど、通常の映画サイトでは記載されているような情報はあえて紹介せずに、ただ「犬が死にます」「犬が死にません」ということがシンプルに分かるユニークなサービスとなっています。
映画を鑑賞した人が、その映画内で犬が死ぬか死なないかを投票できる仕組みです。

【DOGGONE】サイトより

作ろうと思ったきっかけ

松本:
ふとネット上で「映画内で犬が死ぬと悲しいから、鑑賞前に知っておきたいんだよね。」というようなコメントを見つけたんです。
あとは、犬の生死だけの情報を「Filmarks」に書いてる人がいたり。
犬が死なないという安心感を持って映画を鑑賞するための仕組みがあれば、誰かに届くかも知れないと思い、作ってみようと思いました。
ちょうどZ1チーム内でも自社サービスの開発に挑戦しようという段階だったので、【DOGGONE】をサービスとして立ち上げることになりました。

【DOGGONE】サイトより

制作メンバーについて

ー今回は松本さん、MJさん、杜夫さん、吉澤さんの4人が制作に携わっていますが、どのようにこのメンバーが集まったのですか?ー

松本:
最初に、僕が作りたいと言い出したらMJさんが乗ってくれて、他のメンバーにもお願いして参加してもらいました。
私がデザインをして、MJさんと杜夫さんはサイトの実装部分を担当し、吉澤さんにはPRとサイトの改修の部分を担当してもらっています。

PR活動について

吉澤:
今は、Xで【DOGGONE】のアカウントを立ち上げて投稿を行ったり、
プレスリリースの記事を出すということをやっています。

どこに広告を出すのが良いかと考えた時に、やはり映画が好きな方が集まるサイトかなと思ったのですが、そもそもこのサービス自体儲けようと思って始めたサービスではないので、どのくらいリソースをかけるかというところのバランスを考えています。
まずは基本的にあまりお金をかけずにやっていこうというスタンスで進めていて、広告も無料のところを探していますね。
誰に届いてほしいかというと、やはり「ペットを飼っている人」だったり「動物が好きな方」へ向けて発信しています。

DOGGONEを作ってみて苦労したところ

松本:
作る過程よりも、作り終えてからが大変でした。
どうこのサービスを広めていくかという部分について、あまり考えずに作ったんです。まさに今、吉澤くんがPRの部分を頑張ってくれているので、これから発信していった先に見えてくる新たな反応や影響を感じ取ることができれば嬉しいです。

こだわりのポイント

デザインのこだわり

松本:
デザインのコンセプトとしては、元々海外のサイトで同じようなコンセプトの「Does the Dog Die?」というサービスがあるのですが、日本向けにもっとシンプルに使いやすく、可愛くてモダンなサイトというコンセプトで作りました。
色やイラストなどを使って、可愛い親しみのあるサイトを目指しています。

また、「Material 3」というGoogleのデザインのガイドラインがあって、私自身がちょうどその辺りの勉強をしていた時期だったこともあり、色の考え方などを取り入れています。
あとは犬のイラストも可愛く描けたので見てください!全部で3パターンあります。

アイコンのDOG!

サービス機能のこだわり

吉澤:
実装の部分でいうと、ストレスを感じない操作というところを意識しています。読み込みの速度が少し遅いところを調整したり、使いやすさを求めて作りました。
PRとしては、Z1チームではこれからPR活動にも力を入れていきたい段階なので「誰に伝えるべきか」「どうしたらDOGGONEに興味を持ってもらえるか」という視点を意識しています。

【DOGGONE】サイトより

松本:
サービス内で取り扱っている映画については、海外映画のAPIを使っているので、基本的にほとんどの映画が揃っています。一部、日本でしか公開されていない映画が登録されていないこともありますが、大体の映画は入っているはずです。
あとこだわりポイントとしては、ログインせずに使えるところですね。犬が死ぬかどうかだけを見るためにユーザー登録するのは大変というか釣り合わないので、ログインせずに利用できる仕様にしました。これもストレスを軽減するための大きなポイントかなと思います。アプリではなくWEBにしたのも、同様の理由ですね。

日英対応にした目的について

松本:
英語を使っている人の方が断然多いし、言語コミュニケーションが少ないサイトなので、広く色んな人に使ってもらえた方が良いと思い日英対応にしました。
この間、ドイツからもアクセスがありましたね。

今後やっていきたいこと

この次に作ってみたいものは何ですか?

吉澤:
Z1の中で、今年度は自社サービスをリリースしていこうという流れがあるので、今後はそこを頑張っていきたいですね。今走っているプロジェクトは2つあります。

1つ目は、『Visury(Visual Discovery)』というサービスを開発しております。
Visury はまっさらな空間にイメージを配置し、そのイメージを観察・連想し、さらに広げていくことで自分の無意識下にあるものを発見することができます。
このサービスでは「なぜ(Why)」という部分に焦点を当てており、自分の深層心理などを深掘りしていくような狙いがあります。このサービスでは、フロントエンドとPRで動いています。

2つ目は、『Mariza』というSlackとNotionを連動したタスク管理ツールを開発しております。
Slack上のメッセージにリアクションすると、メッセージからタスクが作成され、毎日指定時間にbotがタスクを知らせてくれるようなものです。現段階では開発やバグの修正をしているのですが、今後はPRもしていく予定です。

あとは、DOGGONEをもっと広めたいという気持ちも強いですね。まだユーザーが多くない状態なので、ユーザーを増やすための施策を考えたり、Xやプレスリリースだけでなく、例えばTikTokなど他の媒体も試してみました。お金をかけずに挑戦できる施策はまだまだ沢山あると思うので。
特にTikTokには、年齢層の若いユーザーが多いと思うので、犬が死ぬシーンを見ることに抵抗のあるユーザーはかなりいるのではないかと考えています。

松本:
今後はVision Pro向けのアプリなどを作ってみたいと思っています。自分でサービスを作っていく過程は、決めることが多く大変な面もありますが、ターゲット層を定めてデザインしたり、新たな技術を取り入れたり、自由で楽しいですね。

DOGGONEに限って言うと、デザインのリニューアルを進めていきたいです。勢いで作り切ったこともあり、まだまだ使いづらい部分があるので、もっと良くしていけると思います。
あとは今、PRは吉澤さんが色々調べてくれているんですけど、本当に知らないことばかりなんですよね。PRができるようになると、今後チームの強みになると思います。

DOGGONEって、良い意味で失敗してもいいというか、このままユーザーが増えなくても会社がすごく損失を負うようなプロダクトではないんですね。だからこそ、色んな挑戦ができるところがあります。当然ユーザーが増えてみんなが見てくれるようになるというのが一番望ましい姿ではありますが、自分たちも色んな挑戦をしながら、多くの知見を蓄えられたら良いなと思っています。

さいごに

ありがとうございました!
犬好きが作る、犬と映画好きのためのサービスDOGGONE。
着眼点がユニークで、今後が楽しみですね。
ユニバでは、自社ツールを用いて仕事をする文化が根付いています。
その中で、Z1では「オリジナルサービス制作」という手段を用いて、技術を習得しながら新しい取り組みをしていますので、今後も紹介していきます!

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