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天使の遺言
グラビアをやっている三島ゆうです!
私が初めて写真撮影をしてもらったのは2022年の2月です。
なぜ写真撮影を始めたきっかけについて以前書いてみたのですが、2021年の年末〜年明けにかけてとても気分が落ち込んでしまい鬱のような感じになってしまって、自分を変えるきっかけとして挑戦をしてみたのでした。
その時によく聴いていた曲があって、そのことをテーマに書いてみたいと思います。
早川義夫さんの「天使の遺言」という曲です。
斉藤和義さんがカバーをされたことでその時期に偶然その曲を知ったのですが、
この曲の歌詞がとにかく悲しくて仕方がないその時期の私の気持ちを表しているようで、当時泣きながら聴いていました。
曲を聴いて泣いて、でも聴いた後は少しずつ悲しみが癒されていくような気がして、そのまま眠りにつく...といった感じで繰り返し聴いていました。
写真を撮ってもらうと決心してからは、カメラマンさん探しなど手探りで準備を進めていくうちに少しずつ気分が切り替わっていきました。
私は今はとても苦しい暗闇の中にいるけど、このチャレンジをした先に何かがある気がするといった微かな予感を感じていて、本当に暗闇に一筋の光が差してきたような感覚がありました。
とにかく底まで落ち込んでいる最中も、撮影をすると決めて準備をしている時もぼーっとこの曲を聴いていました。
そしてその写真撮影の経験はとても楽しく、その後被写体活動があるということを知り、撮影の活動にのめり込んでいきました。
そして気分的にもすっかり元気になっていきました。
この写真は被写体をしていた時に撮っていただいたものですが、特に全く意識はしていなかったのですが落ち込んでいた当時の私に日が差してきた様子を表現しているような気がして、
写真データをいただいたときに不思議な気持ちになりました。
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早川義夫/天使の遺言
死ねなくて走っているのか
死ぬために走っていたのか
天国から堕ちて 平らな斜面を
転がるダイスのように
逃げたくてすがっているのか
逃げきれずすがってみたのか
乳房の丘のサナトリウムで
心は震えるばかり
昔天使にもらった手紙を
月の灯りで読み返してみる
迷うことが生きることだと
恥ずかしそうに書いてある
泣く前に歌えばいいのか
泣き終えてもまだ歌うのか
アバラの檻に閉じ込められた
心が暴れる夜は
Photo by AMEさん