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フィリピン人から学んだこと🇵🇭旅#4


フィリピン2日目の夜私たちは住宅街に迷い込んでいた。

本当に迷い込んだという表現が適切だろう。夕飯を食べた後適当に歩いていると私たちは住宅街の中にいた。

奥には高層マンションが見える

暗いし暑いし、Gが至る所にいる。これまでの人生で見てきた数を優に超えた。

それでも発狂しなくて済んだのはどこの区画でも子供の声が聞こえたからだろう。子供達がバレーボールをしていたりサイクリングをしていたり、バスケをしていたり

「流石平均年齢が20代前半の国は違うな」など他に注目すべきポイントがあったお陰でなんとか耐えられた。

日本では町中にご老人がグループを作っているのが

そっくりそのまま子供に置き換わっているような感じだ。

平均年齢から考えれば納得することができるが夜中に子供だけで

遊んでいることには違和感も覚えた。

価値観が壊れる瞬間

海外旅行で一番興奮する瞬間が舞い降りた。

私たちと年が近そうなグループがキャンプのようにして椅子を出し8人ほどでテーブルを囲っていた。

私たちはたまたまコンビニで買った瓶ビールを持ち合わせており

栓抜きを借りる口実で話しかけたが、勿論飲み会に誘われる事を期待していた。

流石フィリピン人 快く誘っていただき飲み会が始まった。

ここからは再現してお伝えしたい。

「何の友達なの?」「学校?」

「ここの5人は家族で」                「こいつはAの彼氏で」「こいつはBの彼女で」    「こいつはCの彼氏で」「こいつはDの彼女だよ」

「え?」「本当?」

「そうだよ」

「フィリピンでは普通なの?」

「そうだよ」

私と友人は笑った。本当に笑顔が止まらなかった。

家族とそのカップルが飲むなんて日本ではあり得ない!!

カルチャーショック過ぎて笑うしかなかったのだ。



|フィリピン人は家族を大切にする|

私のイメージでは家族に毎日電話をしたり家族全員で食卓を囲んだり

私の想像上のフィリピン人も十分家族思いだが

実際はそんなレベルではなかった。

親戚との飲み会に彼氏彼女を連れてくるし、

彼曰くそれが普通なのだ。

私にはそんな発想もなかった。

家族だけは最後まで味方。家族が一番大切。

言葉にすると難しくなさそうだが、

その通りにするのがいかに難しいかは自分の家族の経験からもわかる。

日本の家族観が少しでも近づいたらなと夢物語を描いてしまうほど

私の目には綺麗に映った。

新しい考え方を知れた素晴らしい1日でした。


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