マニラの違法ギャンブル? 🇵🇭旅#3
cook fight [闘鶏]
私たちはMEOWを出発し適当に散策していた。
流石に帰ろうとしていた。久しぶりの30度越えの気温に体は疲れ切っていた。
ホテルの道中にあるセブンの前で座り込んでいる3ー4人の若者集団と遭遇した。
友人が水などを買いに行き私は少し距離を置いて彼らの隣に座った
彼らの一人が真剣にスマホの画面を食い入るように見ながら
小さい声で何かを呟いていた。私は何気なくスマホの画面をのぞいた。
スマホの画面では2羽の鶏が戦っていたのだ。私は画面の雰囲気から
それがギャンブルであることは容易に想像がついた。
勝負が一段落した所を見計らいそれがギャンブルであるかを尋ねた
彼は「そうだ」と答え
「これは違法だ」とも私に教えてくれた。
本当に違法なのかそれとも彼の見栄だったかは分からない。
その画面を見た時に私はようやく渡航できたことを実感した。
この記事を書くに当たり一応調べてたところ
フィリピンではクックファイトという名の有名なギャンブルだそうだ。
私も含め世界中の若者がバカなことにお金を使っていることに安心した。
彼は負け、500ペソほど失った。
今まで全く想像もしなかったことを知れるのは旅ならではの醍醐味だと私は思う。
彼らなら地元に人気のbarやClubを知っているに違いないと思い
彼らに尋ねた。
やはり予想は的中。彼らによると近くのthe Bolthole barをお勧めされた。
意外と今いた場所から近かった。
ほとんど残っていなかったはずの体力が一瞬にして戻ってきた。
フィリピンクラブ潜入
中は9割ほどがフィリピン人。完全に地元民のためのクラブであった。
入場料が確か800円ほどで中のドリンクも一杯1000円弱した。
平日の午前4時とは思えないほど盛り上がっていた。
フィリピンクラブの特徴
多くは家族または恋人、友人と来ておりナンパが激しい
日本のクラブとは全く異なる性質だった。
流れている曲は世界中で流行っているものが割残りの6割はフィリピンで
流行っている曲だったが酔いもいい感じに回っており関係なかった。
外国人がいるからと白い目で見てくることはなく、むしろ友好的であったと感じる。
というより元から皆友人同士で来ているから外国人が紛れていても気にも留めない
と言った具合だろうか。
それでも私たちは同い年程のグループの輪の中に入れさせてもらい
4時から閉店の朝5時まで一緒にお酒を飲んだ。
音の大きさと酔いもあって会話という会話はしてないがとにかく盛り上がった。
友人はその場にいた客から唐揚げのようなフィリピン料理を
ご馳走になりついでにお酒を貰おうとしたらそれは酷く怒られていた。
まあお互い酔っているから致し方ない笑
1日目の感想
フィリピン人はフレンドリーで陽気な人が多いというのは良く聞く話だ。
勿論全員がそうではないだろうし、実際クラブ内で喧嘩も発生していた。
それでも中のクラブの雰囲気やその後の旅からも
フィリピン人の明るい性格が伺える出来事がいくつもあった。
旅行に行く際はその国の人がどのような考え方や性格を持っているのかを
少しでも感じられることが私の旅の1番の目的かもしれない。
その為には地元の方が愛用している食事処やBARに行くことが
絶対に欠かせない。
勿論そんなことをしても全体の100分の1も理解できていないだろう。
自己満足 悔しいがこれに尽きる。
多くの出来事を振り返りながら私と友人はベッドですぐに横になった。
まだ初日ということに私と友人は疲れ切ってさえいた。