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香港 日本の◯倍の値段 高すぎて絶望🇭🇰旅part2

ビクトリアピークを目指して

香港のホテルから私たちはビクトリアピークを見るべく
九龍半島に向かった

フライトの疲れと時間が遅いことを理由にUBERを選択

15キロを約15分2000円と決して高くない
日本の約3分の1値段かつスピーディーな送迎であった。

車は詳しくなく車種などは全く分からないが6〜8人乗りで大変快適だった。

テンプルストリートへ

ここはナイトマーケットであり本格的な中華街である。

ここで本日の夕食とビールをいただいた。


どれも不味くはないのだが何か物足りないというか

既視感があるというか

正直あまりワクワクを感じられなかったのが香港の1日目だった

香港が楽しくない!?

飯に関しては日本の値段の1.5倍はするが別に日本の1.5 倍美味しいというわけではない。

日本の中華は日本人用ということも加味すれば残念ながら私にとって香港の中華は日本の0.8 倍ぐらいであった。

他にも理由を挙げれば沢山あるだろう。
・香港人の見た目と日本人はほとんど同じで日本に帰ってきたかつ旅行の終わりを感じさせた
・物価が高いコンビニジュースも200円超えは当たり前ビールも1本800円ほどした
煙草に至っては1箱2,000円だ
・街で見かける車も高級車ばかりレクサス、テスラ、BMWといった具合だ
・まるで銀座に来ている様な気分になってしまった

私がいった場所が悪かったのかもしれない。それでもこれまで海外旅行で感じたことのある疎外感とは違った

日本でも感じたことのある嫌な疎外感を勝手に感じてしまった。

写真を見れば少しは分かってもられるだろうか。

VUITTONなんて日本でもお目にかからない
良い車が多かった。

私は昔の美化された記憶と深夜特急のせいで更に洗練された最早見ることができない香港像を追いかけていたような気がする。

香港が楽しくなる最後の希望にかけて重慶大厦に向かった

重慶大厦

深夜特急の作者も宿泊していたバックパッカーの聖地でもある重慶大厦 この中に約800件ものゲストハウスが軒を連ねているのだ。
しかし看板の上の巨大ビジョンで心を挫かれ
更に中に入って多くがインド人というとで本当に芯まで私の中での理想が砕かれた。

香港で1番deepと呼ばれる場所は香港人から離れていたのだ。

私の様な汚い若者の香港人がこの中でタバコやらハシシやら吸っていることを勝手に想像していたのだ。

深夜特急でみた香港はもう存在しないようだった。

一応写真は撮ったが何も思わなかった。

香港に行くちょうど2週間前


友人と寿司屋に行った際、隣のカウンターで外国人が注文の仕方に困っていた。
紙に食べたい寿司にチェックをつけるのだがワサビが必要かどうかの欄に記入し忘れてたらしく女将にその旨を聞かれていたのだが理解できていない様だったのだ。

代わりに私が説明したことから名前や年齢、日本の旅の予定を聞いていた。
その流れで彼らが香港人であることが分かった。

私が10年前に訪れたことそして2週間後に訪れる旨を伝えると

彼らは「昔の香港を知っているんだね」と呟いた。それが超巨大国中国との問題や、 国家安全維持法に関すること
を言いたかったのかは定かではないがその事を思い出してしまった。

10年ぶり という初体験

私は親の関係で日本の6都市に住んだが、どこも最低でも1年に1回は訪れている。
執筆中に思ったが人生で初めて10年ぶりに昔来た場所に訪れるという経験だった。

ネオン看板が減っていることやトイレが綺麗になっているなど私が知っている香港でもなかった。でもそれは10年の空白期間を空けて新宿でも渋谷でも訪れたら虚しい気持ちになるのは当たり前でそれは香港のせいではなかったのかもしれないと今になって思うことができる。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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