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麻雀との出会いと楽曲「ロン」について

リン・レン、誕生日おめでとう!!
お久しぶりです、雲丹です。
2024年も残すところあと5日。思い残すことのないように過ごしたいですね。
さて、今日は鏡音誕に合わせて投稿した拙作「ロン」や、それにまつわるエピソードについて、お話しします。

ロン feat.鏡音リン
https://www.youtube.com/watch?v=lbT8gbYXJ0g

そもそも「ロン」というのは麻雀用語で、自分ではない他人の捨てた牌を使ってアガる(最後の一牌を揃える)事を指します。ちなみに、自力で全部揃えた時は「ツモ」って言ったりします。何となく聞いたことありますか??
細かい麻雀の話は興味があったら調べて頂くとして、今回は曲作りのキッカケ、ひいては雲丹が麻雀にハマったキッカケについてお話ししようと思います。

・Mリーグとは
みなさん、麻雀プロたちが集まってチーム戦を行う「Mリーグ」はご存知でしょうか?
Mリーグとは、4人の麻雀プロが所属する9つのチームが、9月から翌年3月までの半年ほどで順位を争い、更にその後5月ごろまで上位チームによるセミファイナル、ファイナルを経て優勝を争う競技麻雀リーグです。
成績の振るわないチームはメンバーの入れ替えが必要となるルールもあり、各チームファンの応援にも熱が入ります。自分の好きな選手がチームを去るのはとても辛いですからね。
さて、遡ること2023年。十数年ぶりに何となく麻雀がやりたくなった雲丹は、スマホアプリで何となーく麻雀をやり始めたのですが、そのタイミングでたまたまYoutubeに流れてきたMリーグの切り抜きを見て「えっ!競技麻雀の対局ってこんな面白いんだ!!」と驚いたのを覚えています。
中でも岡田紗佳プロ(KADOKAWAサクラナイツ)の国士無双十三面待ちの切り抜きは衝撃的で、実況の日吉さんが放った「こんな事があっていいハズがない!!」という言葉からも、その希少さや緊迫感がありありと伝わってきます。

岡田紗佳、国士無双13面待ち!!【麻雀最強戦2022】https://www.youtube.com/watch?v=fM8VwdwVLMk&t=1s

そうして切り抜き動画をサーフィンするうち、まんまとMリーグにハマった雲丹は、岡田プロの所属するKADOKAWAサクラナイツのファンになりました。そして、そこで出会ったのが、のちに一番好きな麻雀プロとなる渋川難波プロです。

・渋川プロとの出会い
渋川プロを好きになったキッカケは、実はあまりかっこいいものではありませんでした笑
というのも、サクラナイツのチーム内で最強のプロを決める「最強決定戦」という企画があったのですが、渋川選手はその対局で、あろうことか役満(麻雀で一番点数の高い役)を1日で2回も振り込む(ロンされてしまう)という悲劇に見舞われたのです。

【公式切り抜き】サクラナイツ最強決定戦2023 奇跡の連続役満!!
https://www.youtube.com/watch?v=2klPBAg_73s

Mリーグでも一年に1、2回程度しか出ない役満を2回、しかも2局連続で振り込むというインパクトの強さもさることながら、いわゆる愛されキャラとしての渋川プロの魅力も存分に伝わってきますよね。
そんな渋川プロなのですが、ご自身のYouTubeでの麻雀配信がとても魅力的なんです。というのも、そのトーク力もさることながら、麻雀の勉強にもなる、まさに一石二鳥の配信なんですね。トークでふざけながらも、麻雀ではしっかりと勝っていくところや、たまに麻雀でもふざけて酷いことになっているのも面白いのはズルすぎる!!

裸単騎を隠す事で自身も相手も想定外の事態へw【24H耐久企画】【渋川難波切り抜き】
https://www.youtube.com/watch?v=leREiYHsqB4

・神域リーグ
さて、こうしてすっかり麻雀配信にハマった雲丹が、渋川プロを入り口にしてたどり着いたのが、神域リーグでした。
神域リーグというのは、Mリーグ経験者のプロを監督に据え、VTuberさんをチームメンバーにして戦う、VTuberの天開司さん主催の私設麻雀リーグです。この神域リーグがまた面白いんですよねえ。
何がいいって、まずMリーグのヒリつく空気感とは違って、プロではないVTuberさんたちが打っていることで生まれるカジュアル感。親しみやすさ。そんな中でも、VTuberさんたちが各チームの監督からレクチャーされて麻雀がどんどん上手くなっていく様子を観れたり、大事な試合では監督同士がぶつかって、さながらMリーグのようなギリギリのしのぎ合いになったりもする。この、カジュアルさと真剣さの融合に、運要素も絡む麻雀という競技が非常にマッチしているんですよねえ〜
Vtuberさんがプロを倒して、ジャイアントキリングかますことだってありますからね。
そうして2023年の神域リーグを追っていた雲丹ですが、ここで「ロン」という楽曲が出来るための、もう一つの重要な出会いがありました。それが緑仙さんです。

・脳内仮歌は緑仙ボイス
にじさんじ所属のVTuber・緑仙さん。チャンネル登録者数73万人を擁しており、なんと歌手としてユニバーサルミュージックからメジャーデビューされています。
そんな歌い手、もといプロの歌手でもある緑仙さんは、神域リーグ2023でチームヘラクレスからの指名を受けます。
神域リーグの成績こそ-63.5と奮いませんでしたが、ご本人やチームの監督でもある松本吉弘プロ(渋谷ABEMAS)も配信内でたびたび語られているように、麻雀への熱量には凄まじいものがあり、神域リーグ参加前には一日中雀魂を打っていて、気づけば何百半荘もこなしていたのだそう。
また、にじさんじ麻雀杯2024では優勝も果たしていますし、先般行われたライブツアーの名前をご自身の名前にかけた「緑一色」にされていたり。とにかく、麻雀への愛に溢れているんですね。
そんな緑仙さんの楽曲で、雲丹がハマったキッカケになったのが、この曲でした。

緑仙×雫『天誅』Cover
https://www.youtube.com/watch?v=Tr78bt0gFNY

めちゃくちゃかっこいい〜〜〜〜〜!!!!!!!
てかポルカドとのコラボだと…雲丹得すぎるやろお…(当時の心中)
ちょうどこの頃、麻雀の曲を作りたいなあと思い始めていた時期なのですが、そこにこの緑仙さんの声!
曲が出来るキッカケって色々あるんですけど、作りたい曲調と緑仙さんの声がマッチしていたのが、曲を押し進める大きな力になったのは間違いないですね。おかげで、頭の中で曲を固めている時の仮歌はずっと緑仙さんの声でしたし、完成したリンちゃんのボーカルからも、なんとなく雰囲気を感じ取って頂けるのではないかな、と思っています。

………とまあ好き勝手書いてきましたが、この記事めっちゃ長いな!!!
本当はロンの歌詞や曲のアレンジの話なんかもしようと思っていたのですが、あまりに長くなりそうなので、これはまた機会があればということで。
サビ入りの歌詞が「嵌張」「辺張」「ワンチャン」「半荘」「他家」って全部韻を踏んでたりするのがお気に入りなことだけここに書き記して、締めとさせて頂きます。
2024年鏡音誕もたくさんの曲が上がっているので、巡回しつつ、2025年に向けた制作と…麻雀にも励みたいと思います笑
麻雀やったことない皆さん、是非やってみてくださいね。そしてMリーグと神域リーグを見るのだ。

では、今日はこの辺で!

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