円安とラグジュアリーホテルの変化とか

私は以前からホテルに宿泊する機会が多いのですが、最近、いわゆるラグジュアリークラスのホテルの雰囲気が大きく変わってきてます。円安が進行する中で、訪れる客層が目に見えて変わっています。

以前は、日本人の宿泊者も多く(日本国内ですし……)、特に週末にはゆったりとした時間を楽しみたい人達、日本人カップルとか家族連れも少なくありませんでした。ですが、現在では平日はもちろん、週末でも外国人がほとんどを占めています。一泊10万円を超える価格設定は、日本人にとってはかなり高額です。多くの人にとって、特別な機会や記念日でなければ手が届かないように思います。

この状況を見ていると、インドの高級ホテル事情と重なる部分があるように感じます。インドでは、タージ・マハル・パレスやオベロイ・ウダイヴィラスとかの有名な高級ホテルがありますが、その多くはかなり裕福なインド人や海外からの富裕層に利用されています。ご存知?のとおり、インドでは経済格差が大きく、一部の裕福な層がこうしたホテルを頻繁に利用する一方で、多くのインド人にとっては手の届かない存在です。

日本でも、経済の変化でラグジュアリーホテルに宿泊する人が特定の層に限られていく状況になるかもしれませんね。円安により、海外から来る人々にとっては日本の高級ホテルが手頃に感じられる一方で、日本人にとっては、これまで親しんできたホテルが特別な場所に変わりつつある気がします。

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※ラグジュアリーホテルというのは、下に書いたようなホテルです。MARRIOTTやHyattはグループの傘下のホテルをブランドごとにランク・カテゴリー分けをしてます。MARRIOTTグループだったら、LUXURYクラスが一応国内で一番上のクラスになります(リッツ・カールトンとかです)。

都内ですと、アマン東京、ブルガリホテル、パークハイアット東京、ザ・リッツ・カールトン東京、マンダリン オリエンタル 東京、フォーシーズンズホテル(大手町と丸の内)、シャングリ・ラ、ザ・ペニンシュラ東京、コンラッド東京、アンダーズ 東京、ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町(一応外資枠にします)、内資だと、パレスホテル、キャピトルホテルです。
ブルガリホテル、アマン東京は同じ格にはならないかもしれませんが、いずれにしても都内だと上に書いたようなホテルが代表的なものかと思います。

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私は狭い客室が苦手なので、どうしても広めの部屋を選ばざるを得ないのですが、結果として、連泊するだけで50万円から、場合によっては100万円を超えることも珍しくありません。私の好きなアマン東京は、標準の部屋でも他のホテルの1.5倍ほどの広さがあり、単純には比較できませんが、それでも連泊すると最低でも50万〜60万円はかかってしまいます。日本に住んでいる身としては、すごい悲しい気持ちになりますね。

都内と京都のホテルは高額になる傾向が強いのですが、大阪とかはリッツやセントレジスは比較的安く泊まれます。そうすると、海外の人からすると大阪はすごく安く泊まれる場所?なのかもしれませんね。

全く別の話で、今週はレアな体験がいくつかあって、そのことも書きたかったんですが、また今度にしたいと思います。終わり。

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