見出し画像

赤ちゃんを産む夢を見た

夢を見た。
双子の子供を帝王切開で産む夢。
妊娠中の記憶は全くなく、急に手術で腹から産まれた。
2人のうち片方は男の子で、生まれたてなのに大きくて首もすわっていて、泣かないでこちらをじっと見ていた。
もう片方の子は命の危険があり、処置を受けているということだった。
夫とは長らく営みがなかったので、2人とも夫の子ではないことは確かで、かと言って他に心当たりもなく、急に母になったことがすごく怖かった。
それでも私の腹から生まれたことは事実なので、一応母らしいことをした方がいいと感じて男の子を抱っこみたりした。
暖かいけど、あまりにおとなしいので、昔よく遊んだ人形のぽぽちゃんみたいだと思った。

夢の中で私は実夫に「帝王切開なので安静にと言われているが、痛くないのでどうしたらいいかわからない」と相談したり、実母と母方の祖母に「とりあえず2。そのうち1人は危険で処置を受けてます」と報告したりしていた。
実母も実夫も何も言わず、ふうむと俯くだけだったが、聞いてもらえるだけで安心した。
これからこの子たちを育てる人生なのか、と思ったら、途方もない旅に放り出されたようで気が重く、「どうしよう」と思いながら起きた。
起きる予定よりも2時間寝坊していた。
早起きしてやろうとしていた作業は妙な余韻と共に午後に持ち越した。

ここから先は

705字

とりあえずプラン

¥300 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

いただいたご支援は執筆にかかる費用に使わせていただきます。よろしければ是非!