開幕直前 2021年東京ヤクルトスワローズ7つの見どころ
こんにちは、シュバルベです(*´꒳`*)
3月26日の開幕まで早いものであと1週間。各チーム、オープン戦を経て今年の戦力や構想がだいぶ固まってきているように見えます。私の私見ではありますが、ここでは東京ヤクルトスワローズの開幕〜シーズン序盤の見所をまとめてみましたので、ぜひご覧ください٩( 'ω' )و
■チームの浮沈を握るコアプレイヤーのここに注目!
・“ミスタートリプルスリー“山田哲人の打球角度
まず最初に挙げたいのが、スワローズの花形選手である山田哲人選手です。
ミスタートリプルスリーこと山田哲人選手は7年契約を締結。7年40億もの大型契約はNPBでは珍しく、21歳のシーズンから類まれな成績を残した山田選手の貢献に見合う、球団の誠意を感じられる内容でした。
昨年はコンディション不良に悩まされ、本格的に試合に出場し始めた2014年以降で最も少ない94試合の出場にとどまり、OPS.766・WAR1.9はここ5年で最低の数字でした。今年も下半身のコンディション不良で3月3日から7日までオープン戦から離脱、復帰後もまだ打席・守備機会とも十分に踏めていません。
しかし、今年の山田哲人選手はこれまでと大きく違う点があります。それはチームのキャプテンに自ら名乗り出て就任したこと。これまでキャプテンシーはお世辞にも発揮するタイプではなく、投手が打たれてマウンドに集まる時も率先して声をかける姿などは正直あまり見られなかった山田選手が、自らキャプテンに志願したことは驚きでした。
昨年、FA権を行使するかどうかを悩んでいたとき、成長のためにも「環境を変えたい」と思ったのは事実です。でも、多くの人の声を聞いて、『自分はスワローズが好きだし、愛されているな』と感じて残留を決めました。
そして、同じチームの中でも自分の立ち位置が変われば、「環境」が自然と変わっていくんじゃないかと思って、高津監督に『キャプテンがしたいです』とお願いしました。
(2021年2月1日サンスポ独占手記より)
昨年、キャプテンだった青木選手もオフに新たに3年契約を締結し、「終身名誉キャプテン」としてチームに骨を埋めてくれます。山田選手にとって、かつて背番号23→1をともに背負い、海を渡って活躍した青木選手が身近にいてくれることは心強いでしょう。
こうして7年契約を背に、強い責任感を自ら背負った新生・山田哲人。
昨年のスタッツを見ても大きく変わったのはボールゾーンのスイング率(19年16.6%→20年27.2%)ぐらい。昨年の試合を見ていると、やはり怪我の影響もあってか一度スイングをかけてしまうとキャンセリングができず手首がかえってしまうというシーンを何度も見ました。ボールにさえ当てれば強い打球の割合を示すHard%は40%台を記録しているため、コンディションを整えさえすれば必ずや輝きを取り戻せるでしょう。
シーズンを迎えるに当たって、まずは万全の体調で本来の打球角度を取り戻すこと。フライになっても打球がPull方向に上がることが山田選手の調子のバロメーターですので、開幕後〜シーズン序盤にかけてはその打球に注目してみると面白いでしょう。
・“ライアン“小川泰弘の立ち上がり
投手でまず挙げたいのは山田哲人選手同様、FA権を取得しながらも残留し4年契約を結んだ“ライアン”こと小川泰弘投手。
こちらも4年7.5億という大型契約を年の瀬に締結し、球団の「本気度」にファンは歓喜したのでした。
12年ドラフト2位でスワローズに指名されると、ルーキーイヤーから178イニングを投げ16勝4敗と抜群のピッチングを見せ、ドラフト同期の菅野投手・藤浪投手を抑え新人王を獲得。その後も8年連続で100イニング以上登板しているタフネス右腕は通算75勝を挙げ、昨年はノーヒットノーランも達成しました。
昨年は2015年以来となる2桁勝利を達成したものの、シーズン終盤は調子を崩し規定投球回にあと1イニング足りない119イニングに終わったことは本人にとっても相当悔しい思いを抱えたことと思います。
小川投手の代名詞とも言えるライアンフォームを1年目にかなり近い形に戻し、オフシーズン〜キャンプにかけてクイックモーションでのフォーム改造にも取り組みました。昨年はユニフォームをややダボつかし、グラブの上に被せるようにしていましたが、新フォームではグラブを胸の辺りまで上げた状態から始動するようになりました。
これまでセットポジションの際に腹部あたりに置いていたグラブの位置を体から離し、胸部辺りに上げた。体重移動を重視し、「スムーズさというか、力強さというか。自主トレ中に感じることがあった」と手応えを口にした。
(2021年2月4日付サンスポ)
フォーム改造の成果もあってか、3月8日のソフトバンクとのオープン戦では強力打線を相手に5回2安打無失点。テンポもよく、5回58球と少ない球数でアウトを重ねる姿は開幕投手に相応しい素晴らしい内容でした。例年、開幕前のオープン戦での炎上が恒例と言えるような小川投手ですが、今年は一味違うぜ!という所を見せてくれました。
昨年もフォーシームの平均球速は143km半ばで、ルーキーイヤーからほとんど変わらず衰えは見られません。ツーシーム、スライダー、カット、チェンジアップなどなど多様な球種をコースに投げ分ける投球スタイルはエースの座にふさわしいもので、先のオープン戦では緩いカーブも混ぜて緩急をつけていました。
悟@野球とデータ(@bb_satoru)さんの恒例データツイートはこちら。
同じ球速帯で複数の変化球を投げ、制球力もあるまさにライアンらしい投球だったと言えます。
シーズンを迎えるに際して注目したいのは、立ち上がり初回のピッチングです。昨年は全64失点中、初回が15失点と最も多く、多くの先発投手同様初回をいかに切り抜けられるかが試合の鍵を握ります。中でも投球テンポは小川投手のバロメーターの一つで、悪い時は出塁を許すと投球モーションに移るまで15秒以上要してしまうことが多々ありました。先のオープン戦では軒並み10秒前後でモーションに移り、本人も気持ちが乗っていったのでしょう。1/143試合とはいえ大事な開幕戦を任されているので、開幕初戦1回表から目が離せません。
・“令和の怪童“村上宗隆のインハイ捌き
昨年スワローズの4番として1年間試合に立ち続けた若き主砲村上宗隆選手。
2年目の2019シーズンでは36本塁打を放った一方で189三振で打率.231と粗も目立ちましたが、昨年は120試合で115三振とアプローチが大きく改善され出塁率.427はリーグの最高出塁率を記録。本塁打も28本放ちOPSは貫禄の1.012とリーグ屈指の強打者へ急成長を遂げました。
村上選手については正直、言葉は入りません。テレビでも、現地でも、その打席に立つ姿をみるだけで十分です。構えの時点から圧倒的強打者の風格を感じさせ、調子のいい時は投手が何を投げても軽くスタンドに放り込んでしまいそうなオーラをビンビンに感じることができます。
今年の目標について村上選手は次のように語っています。
3割、30本塁打、100打点は達成できなかった。そこは自分の最低ラインだと思っているので、そこに到達し、よりいい成績を残したい。チームとしては、まだ優勝と言えるような立場ではないので、まずは負けより勝ちを多くして、その先に結果がついてくるかなと思います。もちろん優勝を目指していますし、勝っていくことでその先に見えてくるものだと思っています。
(2021年1月1日付サンスポより)
逆方向にも本塁打が打て、率も残せる村上選手は現在最も三冠王に近い選手だと私は考えています。
そんな村上選手ですが、今年の見どころはインハイストレートへの対応です。2年目から変化球に対しては天才的なバットコントロールで対応してきましたが、外の緩急を使った出し入れ+インコースへのスピードボールという最後の難関にはまだやられてしまうことが多かった。3/9に行われたオリックスとのオープン戦では左腕の富山投手を前にまさにその配球で三振を奪われました。
逆に言えばアウトローとインハイ、このコンビネーション以外で村上選手を打ち取るのは今や至難の業となっています。リーグの強打者から球界最強打者へ。村上選手のさらなるステップアップとして、インハイストレートをライトスタンド上段に叩き込むシーンを観たいですね。
■最下位脱出をするための戦力の底上げ
・先発ローテーションを争う若手投手陣
Twitterをやっていると多くのスワローズファンと繋がることができますが、私も含めた多くのファンが未だに今年の先発ローテーションが読めません笑。
テレビの解説を聞いていても"ライアン"小川泰弘投手、スアレス投手、トレード加入の田口麗斗投手の3人は確定だとは思うのですが、4番手〜6番手が誰になるか分からないというドキドキは他球団では味わえないものです笑。
よく言えば、その先発ローテーション争いを若い選手が中心となって演じています。
2年前に100イニングを投げた高橋奎二投手、昨年14試合に先発した吉田大喜投手、オフに先発転向の記事が出た寺島成輝選手、オフに10kgの増量を果たした金久保優斗投手、日曜日に中6日で投げている奥川恭伸投手、そして木澤尚文投手と山野太一投手の2人のルーキー。いずれも20代前半〜半ばの若きプロスペクトたちです。
当然、大ベテラン石川投手や実績ある高梨投手も先発ローテーション入りを狙いピッチングを続けていますが、まだまだ確定とは言えません。
オープン戦では3/19現在、5イニング以上イニングを投げた投手はファームも含めて小川投手×2とともにファーム教育リーグで2年目の大西投手とルーキー山野投手のわずか3人。先にあげた吉田大喜投手や寺島投手はショートイニングが多く、本当に誰が先発するのか分からない状況となっています。
桃にツバメさん(@yswallows_fun)がTwitterでビジュアル化してくださったツイートは3/17までの各チームの先発候補者がどれだけ投げているか一目で分かる仕様になっていますが、スワローズの投球回が少ないことは明白ですね。
近年はブルペンデーやショートスターターといったMLB仕込みの戦術も日本ハムを中心に運用されており、高津監督は二軍監督時代にやりくりに困った試合でブルペンデーを作っています。ローテーション争いと同時に、首脳陣による投手のやりくりという面もシーズン序盤から考えなくてはならず、まさに監督・ヘッドコーチ・投手コーチの手腕が問われます。
予告先発がない時代のような感覚を味わえるのはスワローズだけ!
良くも悪くもドキドキする日が続きそうです笑笑
・古田臨時コーチの教えを受けたキャッチャー陣
スワローズの2021年キャンプで最大の話題を巻き起こしたのは古田敦也臨時コーチでした。選手兼任監督を辞めた2007年以来、実に13年もの時を経て1週間限定とはいえスワローズに戻ってきたことは多くのファンの心を掴みました。初日から熱心にキャッチャー陣を指導する姿が見られたほか、自らブルペンキャッチャーや打撃投手を買って出たり、座学も行うなど精力的に立ち振る舞いました。
高津監督との対談の中で、古田氏は捕手について次のように語っています。
捕手は投手を助けて勝利に導くことが仕事。おろそかにしちゃいけないのが技術なんだよ。ワンバウンドを投げてきても『俺が捕る』という捕手にならないと。どうしてもそこが苦手な選手は、リードとかコミュニケーションだとか言うけど、いい捕手になるためには技術の向上を目指してほしい。最初の信頼は、そこなんだよ。自信がつけば、コミュニケーション能力も高まってくる。
(2021年2月13日付サンスポより)
これは本当に至言だと思います。太字にしようとしましたが、全文太字になってしまいそうになったため止めたぐらいです笑。
問題は一軍キャンプに帯同した中村選手・西田選手・松本選手・古賀選手らが1週間の教えとその後の取り組みでどう成果に変えてくれるのか。それが重要です。
オープン戦では残念ながら11試合でワイルドピッチ7個。もちろん投げきれない投手に問題の一端はあるのですが、それをキャッチャーが逸らしてしまっているのも事実です。そう一朝一夕には改善できるものではないですが、ランナー一塁とランナー二塁では大違い。失点に直結するワイルドピッチを減らすことはバッテリーにおいて必須の作業でしょう。
現状、中村選手と西田選手の正捕手争いとなっていますが、「西田や中村とかは1歩リードしているのは間違いないが、その1歩が本人が思っているよりちっちゃな1歩」と古田氏が語るようにまだ正捕手として突き抜けたものは見せられていません。
キャンプ中、捕手陣に「俺たちで勝つぞ!」と発破をかけた古田氏に恥じないような姿をシーズン頭から見せられるか、いや、見せて欲しいと思います。
・熾烈な外野争い
長らくスワローズは外野手の高齢化に悩まされて来ました。昨年序盤の外野布陣は青木選手・坂口選手・雄平選手とOver35で構成されることも多く、その世代交代は青木選手の復帰で沸き立つ2018年でも懸念された事項でした。
しかしその状況は着々と改善の兆しを見せ、現在スワローズの外野は世代交代を伴う熾烈な競争の時代を迎えています。2020年シーズンではともに27歳の山崎晃大朗選手が109試合、塩見泰隆選手が43試合に出場し風穴を開け始めました。昨ドラフトでは俊足外野手の並木秀尊選手を指名、キャンプでも一軍スタートでフル帯同と競争の激化に拍車をかけました。
オープン戦残り3試合となった現在、レフト青木選手は固いものの、残り2ポジションを坂口選手・塩見選手・山崎選手・濱田選手の4人で争う構図となっています。特に高卒3年目の濱田太貴選手は二軍キャンプスタートだった悔しさをバネに、オープン戦一軍起用されるとここまで29打席で打率.345、4本塁打。どの打席でも強くスイングができており、逆方向に伸びる打球も目立ちます。
好調の要因について、濱田選手は次のように語っています。
「しっかりタイミングがとれて大振りにならずに打てている。レフトに打とうとすると体が開くので。体が開かずにという意識でいたら、勝手に逆方向に行くという感じです」
(2021年3月16日付日刊スポーツより)
こうして一気に開幕スタメン候補に上りつめていますが、16日の試合では塩見選手も本塁打を放つなど打率は1割台ながら上昇の気配を見せています。私としては塩見選手のnoteを書いていることもあり、盗塁もでき本塁打も打てるレギュラー候補1番手なので頑張って欲しいですが、いずれにしても競争相手が多い現状は全体のレベル底上げにつながるので大歓迎です。青木選手の運用としても休息を入れながら最大のパフォーマンスを発揮してもらう形のため、外野3ポジションでチャンスがあります。
誰が外野3ポジションの開幕スタメンを勝ち取り、その後のレギュラーを掴むのかアピール合戦は見どころ満載です!
・戦力外から這い上がる男たち
かつて1990年代のスワローズ黄金期、野村監督は他球団を戦力外になった選手を獲得しチームの主力選手にまで復活させたことから「野村再生工場」と称されました。田畑一也、小早川毅彦、吉井理人…今各球団のコーチや解説者として活躍する名選手もスワローズで「再生」した選手たちでした。
スワローズは19年オフにソフトバンクの育成選手だった長谷川宙輝投手を戦力外から支配下で獲得。左腕でありながら150km近いストレートを軸に投球し、リリーフとして44試合に登板したことは話題となりました。幼い頃からスワローズファンでファンクラブにも入っていた長谷川投手に比べて話題性には欠くものの、楽天を戦力外となった今野龍太投手も20試合25イニングを投げて防御率2.84。特にイニング数を大きく上回る36奪三振は圧巻で、長谷川投手以上にチームに貢献しました。
現代においても稼働中のスワローズ再生工場の系譜として、本年も戦力外から5人(バンデンハーク投手含む)を獲得しました。中でもシーズン序盤から出番が多くなりそうな3選手をまとめて紹介しましょう。
まずはソフトバンクを戦力外となったベテラン内川聖一選手。
右打者ながら通算打率.303と圧倒的バッティング技術をもち、2171本もの安打を記録している稀代の安打製造機です。2月練習試合〜オープン戦にかけて昨年埋まらなかった5番打者に入り、巧みなバッティング技術でオープン戦は打率3割越え。緊急事態宣言により来日できていない新外国人sの空白を埋める活躍が期待され、どんなボールにもレベルスイングで対応するそのバットコントロールは最大の見どころでしょう。
投手では東大卒の左腕宮台康平投手。
日ハム時代は故障もあり昨オフに育成契約を打診されましたが日ハムの打診を断ってトライアウトを受験、三者三振にとった成果が実り支配下でスワローズが獲得しました。
東大在学時に6勝を挙げた思い出の地神宮球場に戻ってきた左腕は、キャンプ序盤から精力的にブルペン入り。終盤に予定されていたライブBPに出ずしばらく行方不明となっており、不安に思っていました。
たまたま私が神宮現地した3/14の中日戦でオープン戦ながらまさかの一軍登板。奥川投手が作ったツーアウト満塁のピンチ、バッターは左打者の京田選手とまさに今後中継ぎ左腕として生き残るには何がなんでも結果の欲しい場面での出番でした。
結果は見事ツースリーからチェンジアップで空振り三振。アピールに成功し、今後の一軍帯同に漕ぎ着けました。
日ハム時代はファームでの登板を見るとスライダーを中心に変化球は組み立てていましたが、六大学時代に最も頼れる変化球はチェンジアップだったはず。本来の強みを生かした投球で輝きを取り戻せるか、そのチェンジアップに注目です。
そして最後に、オープン戦途中の3月15日に育成契約から支配下登録を勝ち取ったのが元楽天の近藤弘樹投手。
右打者の内角に強烈なシュートを投げ込み、逆方向のカットボールも球速が出るので、左右の幅を使うことができます。楽天時代は3年間で17試合の登板に留まりましたが、2018年ドラフト一位指名を勝ち取るだけのポテンシャルを持っているだけに新天地での活躍が期待されます。
環境的にもスワローズに復帰した伊藤智仁投手コーチは楽天時代にシュートを使うことを薦めた張本人ですので、岡山商科大時代Max153kmを武器にMLBチームからも視察がきたほどの実力を開花させるチャンスと言えます。
支配下登録への最終チェックだったであろう3/12の試合も現地で観ていましたが、臆することなくインコースに150km前後のボールを投げ込んでおり、まさに即戦力補強となること間違いなしでしょう。リリーフとしての球の強さを存分に味わえる投手なので、インコースの使い方を含めたスピードボールに注目です。
■さいごに
長々とお読みいただきありがとうございました。私なりのシーズン序盤の見どころを書いてみましたがいかがでしたでしょうか?スワローズファンであれば皆様なりの見どころがあるでしょうし、他球団ファンの方であればヤクルトファンはそんなこと思ってるんだ〜と見ていただければ幸いです。
4つ目の項目などはただ先発がいないだけだろwwという指摘も受けそうですが(実際それはそう)、こういう急場で台頭する若手エースの黎明期を見るチャンスかもしれませんし、書いたように首脳陣の腕の見せ所です。ことオープナーについてはかつて真剣に私も考慮したことがあり、左バッターを苦にしないマクガフ投手や、今野投手に最初の3人を任せるというのもありだと思います。
この記事の下書きを#ネクストバッターズサークルにてご意見いただいている最中の3/18、突如今季の試合が9回打ち切り制となることが発表されました。各球団、これにより投手陣の考え方はかなり変わるはずで、特に谷間の先発は5回を全力でいき残り4イニングを制圧力の高いリリーバーで乗り切るという戦略が一般的になるでしょう。スワローズにとっては先発が不安視される中でこの変更はプラスに働く可能性が高く、記事で挙げた若手投手陣が3イニングずつ投げる、なんて展開ももしかしたらみられるかもしれません。
現在オープン戦最下位でなかなか勝てない試合が続き、その内容もお世辞にも良いとは言えないスワローズですが、シーズン入って143試合の結果が全てです。ファンができることは応援ぐらいしかありませんので、チーム・選手を鼓舞するだけですね!Go!Go!スワローズ!
■出典
また、当記事へのツイートの引用を快く引き受けて下さった桃にツバメさん、いつもデータツイートを使わせていただいている悟さんには改めて謝辞申し上げます。
※当記事内の画像は全て筆者撮影。
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