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ヤクルトスワローズの新・韋駄天 並木秀尊の前に広がる青写真

こんにちは、シュバルベです( ^ω^ )

キャンプも終盤戦に突入し、活き活きした選手が動く様を観て楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。今回のnoteでは、ヤクルトスワローズの一軍キャンプで躍動するルーキー並木秀尊選手について書いていきたいと思います。

1.並木秀尊選手のサクセスストーリー

並木秀尊(ナミキ ヒデタカ)選手は、1999年3月23日生まれ。現在170cm・71kg。埼玉県出身で、元巨人の大エース斉藤雅樹氏の母校である市立川口高校から同じく埼玉県内の獨協大学へ進学しました。

獨協大学は首都大学野球連盟の二部に所属しており、2015年春季リーグを最後に一部リーグ昇格はできていません。決して強いとは言えない同大学で、並木選手は「野球だけをするために獨協大学に来たわけではなく、部活動と勉強とを両立したいという、いわば『普通の選手』」(2020年10月26日付獨協大学HP内ニュース「硬式野球部の並木秀尊選手(経済学科4年)がドラフト会議で指名されました」より、亀田晃広監督談)でした。

大学選びでは「自宅から通えるという点と、教員免許が取れるところという条件は絶対」(2021年2月9日付獨協大学父母の会 会報44号)と話し、教員になることも頭にあった並木選手の人生が大きく変わったのは、2019年冬に松山で行われた侍ジャパン大学代表選考合宿への参加でした。きっかけは、現代ならではの映像も加味した候補者選びでした。

昨秋、連盟から候補選手の推薦を依頼するメールが届くと、独協大・亀田晃広監督(46)は「並木ならいける」と上田樹マネジャー(4年=学法石川)に声をかけ、動画の作成に着手した。二塁正面のゴロを内野安打にしたプレーなど足をアピールしたものを中心に編集。この動画が選考委員の心を動かした。東北福祉大、日本通運で内野手として活躍してきた亀田監督は「プロに入った選手を何人も見てきましたが、並木もそのレベルにあると思いました」とプロ入りをプッシュする。

こうした周囲の支えもあり全国から最高峰の大学生プレイヤーが集まるこの合宿に参加すると、そこで「サニブラウンに勝った男」五十幡亮汰選手(中大→日ハム2位)より速い50m走タイム5秒32を計測し、一躍「サニブラウンに勝った男に勝った男」としてアマチュア野球ライターやファンに知られる存在となりました。

スワローズの橿渕スカウトグループデスクの目に留まったのもまさにこの合宿でのことでした。

ネット裏で視察したヤクルトの橿渕聡スカウトグループデスクも「アップなどのランニングや走り方を見ていても光るものがあった」と目を見張った。(2019年11月30日スポニチアネックスより)

このように最大のセールスポイントである足はアップ時点から目立っており、その基礎的な素質が早くからスカウトに評価されていました。

とはいえ、足が速いだけでプロ野球選手になれるのであれば陸上選手もプロ野球選手になれてしまいます笑。並木選手がスカウトの目に留まったのは打撃でも結果を残したからでしょう。

代表合宿では早川投手(早大→楽天1位)や木澤投手(慶大→ヤクルト1位)ら強力な投手陣と対戦し、紅白戦で6打数3安打(21年2月4日付Number webより)。

実際に松山合宿を現地で観られたやまけん(@yam_ak_en)さんも並木選手の打撃に早くから注目されており、伊藤大海投手(苫小牧駒澤大→日ハム1位)との打席を動画で撮られています。

足があるからといって決して当てに行くスイングをするのではなく、ファールもしっかりと振り切ってライナー性の打球を飛ばしていることがわかります。この時すでに伊藤投手はドラフト1位候補で、並木選手にしてみれば所属のリーグ戦ではなかなか対戦することのないレベルの投手だったでしょう。初見の伊藤投手相手に食らい付いて行くバッティングは、並木選手が決して足だけで評価されたのではないことを物語っています。

その後、世界的なコロナウィルスの感染拡大もあり日本の野球も大きな痛手を負うことになるのですが、幸いにも首都大二部リーグは秋に4試合行い並木選手は17打数8安打と圧倒的な打棒を示しました。四年間で通算24盗塁、失敗0と韋駄天ぶりを発揮。ドラフトと前後しますが、3年春から3季連続で外野手のベストナインに選ばれています。

さて、運命のドラフト会議で並木選手はヤクルトスワローズ5位で指名されました🎉。獨協大学からは創立56年で初のプロ野球選手の誕生です。並木選手は神宮球場で警備のアルバイトをしていたこともあり、まさに“縁(燕)“のある選手でした。

指名後の取材で並木選手は意気込みを次のように語っています。

まずは足をアピールして一軍に残って少しでもチームの勝利に貢献したいです。走攻守三拍子揃った観客をワクワクさせる選手になり、盗塁王やベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲りたいです

こうしてプロへの扉を開いた並木選手。大学3年リーグ戦終了時までほぼ無名だった選手がドラフト会議で支配下指名を勝ち取った、まさにサクセスストーリーです。背番号は0。

次の章では0からのスタートを歩み始めました並木選手のキャンプでの現状を見ていきましょう。

2.一軍キャンプでの猛アピール

今年1月初旬から始まった新人合同自主トレ。入寮も最速でした。

感染症対策で今年は無観客で行われたのですが、観たかったですね・・・笑

この辺の時期、ぶっちゃけ記事が少ないのでどんなメニューが行われたか定かではないのですが、数少ない情報ではジャンプ系のメニューで身体能力を発揮したようです。

「ジャンプ系は自信があります。(箱に飛び乗る)ボックスジャンプだと120センチぐらい飛べます」。1月の新人合同自主トレでも垂直跳びは10人中トップだった

そんなこんなであっという間に日が経ち、2月1日のキャンプインを迎えます。並木選手は同期の木澤・山野・元山選手らとともに一軍キャンプ入りを果たしました。

正直、当初の私は並木選手がいきなり一軍キャンプで結果を残すのは難しいのではないかと思っていました。首都大リーグの二部出身、170cmと小柄でドラフト5位。身体もこれから大きく強くしていく段階で、同い年で俊足の五十幡選手が2月2日に左足の張りで離脱したことからも、アマチュア時代とは強度がまるで違う一軍キャンプについていけるのかな?と。

しかし2月18日現在、これを書いている今も並木選手は元気にバットを振ってグラウンドを走り回っています。贔屓目もあるかもしれませんが、私に言わせればこのままキャンプを完走するだけで“偉業“です。

キャンプ序盤から全体メニューに組み込まれ、第2クールでは全体練習後に内川・青木・山田選手らNPBを代表する選手を育てた名伯楽・杉村打撃コーチからマンツーマン指導を受ける姿も見受けられました。走塁面では福地コーチから走り出しの指導を受けるなど、かなり手厚く教わっているという印象で、球団からの期待値の高さが伺えます。

こちらは2月18日の動画ですが、第2クールでの同じトス打撃の指導と比べるとライナーの速度が増しているように見えます。

訪問する解説者からも少しずつ名前が訊かれるようになりました。例えば侍ジャパン内野守備走塁コーチの井端弘和氏

えげつない。次元が違う。セ・リーグ最速…。並木を見た僕の正直な感想です。ソフトバンクの周東やロッテの和田より速い! ただ、タイプは違います。例えばフェイクスタートを切ったときの地面を蹴る力が強い。本当にスタートを切ったように見える力強さがありました。(中略)相手のマークをかいくぐって盗塁を決めてきた、鈴木尚(巨人)クラスの切り札、スペシャリストになれると思います。

解説者の元カープ前田智徳氏も自身のYou Tubeでセリーグ注目の若手選手として並木選手の名前を挙げてくれました。自球団のOBではない他球団の名選手から高い評価をいただいているのはやはり嬉しいものです。

こうして順調にメニューをこなし、スワローズとしての対外試合初戦2月17日横浜DeNA戦で1番センターとしてスタメン出場を果たしました。

その第1打席、多くのファンをあっと驚かせることになります。

インコースの厳しいボールに当てただけのボテボテのサードゴロとなりましたが、快足を飛ばし一塁セーフ。右打者にも関わらずここまでの速さを見せつけられると否が応でも期待は膨らみます。

次の第二打席では高く弾んだピッチャーゴロでしたが、並木選手の足の印象が強かったのか捕球し損ねエラーで出塁。2番元山選手への初球でいきなりスチールを決めると、元山選手のセンターオーバーのツーベースでホームイン。

ルーキー2人が持ち味を発揮してもぎ取った1点に、スワローズファンの期待値は大きく上がった試合となりました。

さて、最後の章では並木選手の今後の青写真を描いてみましょう。

3.並木秀尊選手の前に広がる青写真

さて、2章で触れたDeNAとの練習試合ですが、日刊スポーツの湯本記者が手動で並木選手の一塁到達タイムを計測してくれました。

打球をバットに当ててから一塁到達まで、記者の手動計測で第1打席は4秒04。第2打席は3秒93。

手動計測なためブレは大きく、同日の報道ステーションでは3.70秒とのことですが、さすがにこれは速すぎな気がします笑

2019年の初旬のデータになりますが、右打者の一塁到達タイムをDeltagraphsさんがツイートされているので比較してみましょう。

並木選手の第2打席の3.93秒という数字はすでにNPBの右打者でも屈指の速さと言えます。この表で言えば、外崎選手の3.87秒につぐ2番目の速さですね。

とは言え、右打者でどれだけ速くても左打者との差は天と地ほどもあります。こちらは同じ日数での左打者の一塁到達タイムです。

1位の野間選手に至っては3.68秒で、右打者1位外崎選手との差は0.21秒も開いています。プロでは4秒を切れば俊足と言われますが、特に右打者で安定して3秒台に乗せるのは至難の技です。

次のデータは2020年の一塁到達タイムの平均トップ10です。

当然ですが左打者がランキングを占め、近本・周東の2選手は安定して一塁まで駆け抜けていることがわかります。

これらのデータから言えることは、
・並木選手は右打者の中では既にトップクラスの俊足の持ち主である
・しかしいかに速くても左の俊足打者より速く一塁には辿り着けない
という2点です。

これを前提に、私が期待する並木選手の将来像を考えてみました。

3-1.打撃面

まず打撃面で言えば、現状の並木選手のバッティングはボールの角度も低く、引っ張り方向に強い打球を打てていません。先日の練習試合でも内野安打もピッチャーのエラーを誘ったものも打ち損じです。結果的に2出塁となりましたが、これで決して満足して欲しくはありません。

以前より私のnoteを読んでいる方はご存知だと思いますが、俊足打者が内野安打目的で転がしても相手チームにしてみれば内野を前に来させて対策をするだけです。特に左の俊足貧打の打者に対しては露骨にサードを前に出してセーフティー警戒までされるのがプロ野球です。つまり俊足打者こそ浅いカウントでは振り切ってファールでもいいので引っ張り方向に強い打球を打つことで内野手を軽々に前に出されない工夫が必要となります。

並木選手にとっての完成形はロッテの荻野貴司選手でしょう。韋駄天として知られ、プロ11年で220盗塁に加えて通算打率も.280と巧みなバットコントロールでも魅せる荻野選手。荻野選手はデビュー時から正面のショートゴロもセーフにしてしまう脚が魅力ですが、彼の中でゴロを打とうという意識はほとんど見られません

昨季打率リーグ3位の打率.315をマークした荻野貴司は、ライト方向からセンター、レフトと広角に打ち分けている。ただ、ライト方向への打球が多い印象だ。右方向へ打っていることが多い理由について荻野は「引っぱりにいきがちなので、練習でしっかりバットの内から出してというのを意識しています」(18年6月24日取材)と教えてくれた。また、昨季は試合中バットを短く持って打っていたが、「気分転換に体を使って大きく打つためです」と、シーズン終盤の試合前打撃練習の左投手のときのみバットを長く持って打つこともあった。
2020年4月10日付BASEBALL KINGより)

なんといっても荻野選手は2019年、10本塁打に加えて35二塁打と多くの長打を放ちました。長打率.470はキャリアハイを記録。こちらの動画のように優れたバットコントロールで広角に打ち分けますが、基本的に振り切るバッティングで結果につなげています。

実際、右打者に引っ張って強い打球を打たれるとサードは前に出られません。横を抜けてしまうと長打を招いてしまうからです。この点は俊足右打者が左打者より有利な点で、打球方向がレフト方向に行きやすいからこそ、サードに強い打球を飛ばせば三塁手は後ろに下がりヒットゾーンが広がるという好循環が生まれます。

並木選手もこれらのことをすでにアマチュア時代から認識している点は頼もしい点です。

俊足の選手は、コツンと当てて転がして内野安打を狙う「走り打ち」になりがちだが、並木は強く振る意識を大事にしている目標にしている選手は昨年のパ・リーグでベストナインとゴールデングラブ賞に輝いた右打ちの外野手、荻野貴司(ロッテ)だ。

並木選手が荻野選手に近づくにはどうすれば良いか。

荻野選手の素晴らしい点は、あれだけヒットを打ちながらほぼ毎年9K%台と、とにかく三振が少ない点です。コンタクト率は毎シーズン90%を超え、まさにバットコントロールの鬼と言えるでしょう。

並木選手も今は外の変化球に脆さが見えますが(インコースの直球にはついていけそうな予感はあります)、追い込まれてからファールで逃げるようになれれば荻野選手に近づくこともできるでしょう。

3-2.走塁面

とはいえ、打撃以上に並木選手がまず主戦場とすべきは出塁した後の走者としての役割、盗塁です。その点で、DeNA戦での積極的な仕掛けは評価できます。

4回に先頭の並木が投失で出塁すると、「挑戦してみないと課題とかも見つからないと思うので、最初からいこうと思っていました」と、続く元山の初球にすかさず二塁盗塁を決める。「最低でも並木を進めないといけないと思っていたので、外に緩いボールがきて、いい感じで風に乗ってくれた」と、元山が適時二塁打を放ち、2人で得点を演出した。(2021年2月18日付ニッポン放送ショウアップナイターショウアップナイターより)

この時の盗塁についてはスタートはむしろ悪く、ぬかるんだグラウンドに足を取られていました。動画が公式で上がっていないかな〜と探していたのですが、テレビ東京スポーツさんが公式You Tubeにアップしてくれました!!ありがたや〜〜。

一歩目に滑ってしまいましたが、井端氏が指摘しているスタート時の地面を蹴る力強さは確かに感じられます。そして、セカンドベースへのスライディングのうまさ!!歩数ぴったり、しかも一塁寄りの角に正確にスライディングを行なっています。大学四年間で盗塁失敗なしというのも頷けます。

またか!という感じですが、スタート時の力強い踏み込みとベースへのスライディングの巧さという点でも、先の動画と最高の比較対象はロッテ荻野貴司選手でしょう。

こちらの動画のタイトルのように、荻野選手の盗塁は本当に格好いいのですが、並木選手の盗塁も改めて動画を見ると「走り出しが格好いい」。加速の速さに加え、盗塁技術の高さはすでに並木選手にも備わっています。

盗塁数は出塁をしない限り数字が伸びませんが、先に挙げた打撃面で結果を出し出塁することができれば30盗塁も現実的でしょう。スワローズの福地コーチも現役時代は通算251盗塁で08年と09年は盗塁王に輝いており、今のキャンプの時間を大切に過ごしてほしいと思います。

3-3.メンタル面

ここまで打撃・走塁の将来像について書いていきましたが、プロ活躍する上で技術に加えてどこまでも冷静で状況を把握できているのが並木選手の持ち味なのかもしれません

「足でトップをとってから、後々走攻守という形でできたらなと思っています」(2月17日付日刊スポーツ「ヤクルトの“パッキャオ並木”最終目標は3階級制覇」

スワローズの中継でも、これからの役割に関して問われるとまずは代走等で足をアピールして行くところから、と地に足ついた回答を返す並木選手。この冷静さは必ずやプロ野球の中でも優れた状況判断という点で実践に生かされるはずです。

先に紹介した獨協大学父母会向けの会報で、並木選手にとってのプロフェッショナルとは何かという問いに対する答えもそれを表しています。

――獨協大学初のプロ野球選手となるわけですが、並木選手にとって「プロフェッショナル」とはどういう存在でしょうか?
 自分自身のことをよく把握していて、作業の過程がしっかりしているからこそ、結果がついてくる人たちのことだと思います。自分自身も、コツコツとやり続けることで、自然といい結果が出せるのかなと思っています。

いうまでもなく並木選手はまだまだ攻守にやることは多いのですが、盗塁の上手い俊足ヒッターは今のスワローズに欠けているピースですし、彼のメンタルの安定感と成熟具合は強い期待を持たせてくれます。いわゆる「プロ向き」という選手はこういうメンタルも要素に入るのかなぁと思いますね。

4.最後に。今後の起用法を考える。

一軍で代走をメインに起用されていくのか、二軍で攻守の基礎を磨くことに専念するのかはまだわかりませんが、私個人としてはまずは二軍で攻守を徹底的に鍛えてほしいと思います。特に強く引っ張る打球を打つための積極性・配球の読みと、外のボールをファールで逃げるバットコントロール。この二つがある程度下で培われれば上での起用も自然と増えるでしょう。

起用法を考える上で、すでに何度かこのnoteで名前を出している福地コーチが居ることは並木選手にとって最大の幸運かもしれません。福地コーチも無名校出身ながら足で指名を勝ち取った選手で、攻守の完成度が上がるまではウェスタンリーグで4度盗塁王を取っても二軍でじっくり育てられました。

広島カープで二十五年間スカウトを勤めた故・備前喜夫氏は福地選手の起用について次のように語っています。

足の速さを考えたら若いうちから一軍で使われていてもおかしくなかったのですが、走るスピードだけでなく、投手のモーションを盗んだり、スピードを落とさずタッチをかわしてベースを陥れるスライディングといった、盗塁に必要なあらゆる技術を極める事。そして自分のバッティングで出塁できる事。この二つができるようになるまで、一軍の出番はありませんでした。

並木選手もまだルーキーということもあり、代走で限られたケースでの出場をさせるぐらいなら、下でスタメン起用しひたすら実戦で攻守を磨くことが結果的に近道になるように思います

2章でも書きましたが、直近の目標はキャンプを怪我なく完走すること。これができるだけで大きなステップアップになるはずです。同期で底抜けに明るいキャラクターの元山選手が同じく一軍キャンプにいるのも好影響を与えているでしょう(同選手のインスタグラムでも“パッキャオ”並木といじられています笑)。

例年であれば休日は沖縄観光等もできるのですが、今年はそれも難しく野球漬けでストレスフルになりがちな中でもうまく切り替えができて怪我なくここまできているので偉いです。

似ていると言われるボクサーのマニー・パッキャオ氏は168cmでありながら6階級制覇で、世界最高のボクサーとも称されます。並木選手もいつか日本を代表するスピードスターとして侍ジャパン入りを走攻守で果たしてほしいと思います。まずは残り10日間、キャンプ完走を!頑張れパッキャオ並木!

■出典

各種記事については引用時に出典を記載しております。

また、やまけんさんに貴重なアマチュア時代の動画を提供していただきました。改めて感謝申し上げます。

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