熱戦で光るスワローズ、走塁の新基軸「囮走者」
こんばんは、シュバルベです(๑>◡<๑)
日本シリーズ熱戦が続いていますね!!今日の試合で3勝1敗と王手をかけましたが、マダオワッテナイ。互角の試合をしている本当にいいシリーズだと思います。
そんな中、今日はメモ的に一つのテーマを。ポストシーズンで光る新たな走塁作戦、「囮走者」について。
それを最初に見たのはCS3戦目、1点ビハインドの7回裏。ツーアウト満塁で青木選手を迎えた場面。
レフトへのタイムリーを放つと、二塁ランナーもホームを狙います。動画の中のスクショでレフトからの返球がサードに返ってくるタイミングはこちら。
そのまま流せばクロスプレーになりそうでしたが、ここで一塁ランナーの塩見選手が三塁に向かっていたことで、1アウトを優先して三塁手はボールストップ。挟殺プレーに持ち込みました。
多くの試合でこうした走者の挟殺プレーは暴走、走塁ミスとして取り上げられますが、ここでの本塁突入タイミングはどちらとも言えず、あえて1アウトと引き換えに終盤の一点を取りに行ったようにみえました。
そして、昨日、日本シリーズ3戦目。3回1点ビハインドでやはりツーアウト満塁。打者中村はセンター前へ速い打球のヒットを放つと、二塁ランナー村上は本塁を狙います。同時に、足がそこまで早くないサンタナ選手も敢えて囮として三塁へ。
ここで、村上選手がホームに帰る前に伏見選手は三塁を指しています。
序盤ということもあり1アウトをやはり優先させた囮走者は結果的にセーフとなりさらに点を産みました。さすが今朝のスポーツ紙の記者はこれに触れていましたね。
そして日本シリーズ4戦目となる本日の試合でも同点の6回裏。ツーアウト一、二塁でオスナ選手のセンター前ヒット。一塁ランナーの中村選手はやはり囮として三塁を狙います。
もちろん、外野手の肩や守備位置にも依りますが、ここまで徹底されている「囮走者」がチームとしての作戦と考えて間違い無いでしょう。
レギュラーシーズンではこうした走塁はやりづらい(アウトカウントを増やし、取れる点の総量を減らしてしまう可能性が高いため)ですが、ポストシーズンの一点を争う僅差しかない場面では一点を取るためにアウトを引き換えにする作戦は有効なのかもしれません。
かつてスワローズを率いたノムさんはギャンブルスタートを一般化させましたが、いつか後世に野村チルドレンの高津監督の「囮走者」がメジャーになる日が来るかもしれませんね。
以上、メモでした!!ありがとうございます!
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