スワローズWeekly MVP 10/5-10
こんにちは、シュバルベです♪(´ε` )
今年開幕からずっと取り組んでいるこちらの企画、前週のスワローズの選手の中で投打に最も輝いたWeekly MVPを選ぼう!というものです。過去の記事はマガジンに収録しております。
早速、先週の結果から振り返っていきましょう!
・総評
先週は本拠地神宮球場で巨人・阪神を迎えての6連戦でした。首位につけるスワローズと、2位・3位の上位チーム同士の天王山。結果はこちら。
10/5巨人@神宮 3-2 ○
10/6巨人@神宮 3-0 ○
10/7巨人@神宮 1-0 ○
10/8阪神@神宮 4-1 ○
10/9阪神@神宮 1-2 ×
10/10阪神@神宮 6-4 ○
終盤戦、最も大事だったと言ってもいいこの6連戦をなんと5勝1敗で乗り切り、優勝へのマジックは9となりました。凄い。凄すぎる。
6試合で9失点と神宮球場を本拠地にしていながら投手陣の奮闘は素晴らしいものが有り、打線はワンチャンスをものにする形で、「強いチームの勝ち方」がここにきて出来るようになっています。
早速、投打のMVPを紹介していきましょう!
・投手 Weekly MVP
先週の投手のMVPは頼れる剛腕セットアッパー清水昇投手です!
10月5日~8日にかけてチームとして今シーズン初の4連投をマクガフ投手とともに任され、先週は5試合5イニングに登板。許した安打はわずかに2本で四死球0。当然無失点で、奪った三振は7個。清水投手がマウンドに上がったらもう安心、そのレベルのピッチングを見せてくれました。素晴らしい!!
9月15日の中日戦から15試合連続無失点、投手が疲れてくる秋口にこれだけ安定したピッチングをしてくれるのは本当に大きいですね。勝負の6連戦での4連投、これはただの連投ではありません。前週には石山ースアレスという新しい継投で勝ち試合を作るなど、清水・マクガフ両投手の負担を極力軽減しつつ優勝争いを演じており、高津監督の起用手腕も発揮されています。
元スワローズの監督で2001年に優勝も経験した若松勉さんは次のように語っています。
「自分が経験しているからリリーフのピッチャーも投げさせられるんでしょうね。この6連戦は相当監督としたら、勝ち抜くんだという感じで抑えのピッチャーを継ぎ込んでいくというね」
個人としてのホールド数は現在45。これは本当にすごい数字で、歴代のシーズン記録は元中日の浅尾投手の47。残り試合数を考えれば清水投手がこの数字を塗り替える可能性は極めて高くなっています。
これまで65試合に登板しているため疲れは相当溜まっていると思うのですが、最優秀中継ぎ賞の2年連続受賞はほぼ確定的で、さらに優勝争いという熱いシーズンを送っている清水投手。今はその力を頼り、まずは優勝を決めたいですね。
※ホールドとは?については以下のBASEBALLKINGの記事が最も分かりやすいです。
・野手 Weekly MVP
続いて野手の先週のMVPは塩見泰隆選手です!
燕を牽引するトップバッターですが、先週はランナーを自ら返す役割を見事にこなしてくれました。週の打率は.261と決して高くないですが、1本塁打4打点1盗塁。得点に絡む場面での良い働きを多く見せてくれました。
10月7日の巨人戦ではチームとしてノーヒットで迎えた0-0の9回裏、1アウトランナー無しで守護神ビエイラ投手からチーム初ヒットを放ち、さらに盗塁も成功。得点圏に行ったことで3番山田哲人選手の内野安打で生還しサヨナラ勝ちを収めました。
8日の阪神戦では2-1の1点リードの場面で、前進守備のセカンドの頭の上を抜く逆方向への塩見選手らしいヒットで貴重な中押しとなる2点タイムリーヒット。
さらに10日の試合では5回に1点差に迫るソロホームランを放ち、6回裏には勝ち越しとなるタイムリーツーベース。いずれもファーストストライクを思い切って振りぬいており、特にタイムリーは前日にチャンスの場面で抑えられたアルカンタラ投手から放ったもので塩見選手の切り替えの良さを示すものでした。
今シーズンの塩見選手はイメージに反して調子の波が少なく打率3割前後をずっとキープし続け、出塁率.371と先頭打者としての役割を果たしています。ホームランも13本放っているように長打も打てるためOPSは.838。ディフェンス面でもセンターとして平均以上の守備を誇り、WAR3.9はセリーグの規定到達打者の中で7位とまさに”覚醒”しています。
登場曲にG1のファンファーレを流し出走する塩見選手は今年の躍進のキーマンです。2年前から二軍では敵なしで、怪我さえなければこれぐらいやれるよというところを示してくれて、キーマンに挙げ続けて来た私としても大変うれしいです。
・さいごに
マジックは9個。かなりスワローズは優勝に近づいてきましたが、2位阪神との直接対決が来週再度ありますし、戦ってみて改めて強いチームであることを感じたので油断なりません。一戦必勝。ヒーローインタビューで各選手が口をそろえて目の前の1試合に勝つことを唱えてくれているので、わたしたちファンも驕ることなく応援を続けましょう。
また、移動日となる11日(月)にドラフト会議で5人の支配下選手と1人の育成選手が指名されました。逆に、バンデンハーク選手が自由契約となり、雄平選手は引退を表明。第一次戦力外では蔵本投手・中尾投手・歳内投手の3人と来季の契約を結ばないことを発表しました。来る者がいれば同じ数だけ去る者もいる。それが現実です。
何が言いたいかというと、「推しはいるうちに推しとけ!!!」ということです。ほんとうに。今年は優勝争いもしていますし、応援のし甲斐があると思います。ぜひテレビの前、球場で思いを届けていきましょう。
優勝に向かってGO!!!SWALLOWS!!!