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スワローズ Weekly MVP 4/13-18

こんにちは、シュバルベです∧( 'Θ' )∧

毎週週間になりつつあるこの企画。前回までのものはこちらのマガジンにまとめております。

さて、早速先週の試合の総評から参りましょう。

・総評

4/13-15は神宮でのDeNA戦、4/16-18は雨天中止を挟む阪神戦。

4/13@神宮     ヤ5-De1  ○
4/14@神宮     ヤ7-De3  ○
4/15@神宮     ヤ2-De1  ○
4/16@甲子園 ヤ0-神2   ●
4/18@甲子園 ヤ7-神10 ●

神宮で迎えたDeNAとの3連戦は見事に今季初となる同一カード3連勝。投打が噛み合い先発投手に三戦連続で勝ちがつく好ゲームでした。しかし16日の阪神戦では藤浪投手に、18日はガンケル投手と相手先発を打ち崩せず連敗してしまいました。

阪神戦はこれで開幕3連戦から5連敗。苦手意識が芽生えなければいいなと思います。それでも週で見れば貯金を一つ作れており、青木選手ら主力が欠ける(+戻りたて)中でもようやっとると言えます。

コロナによる隔離組も続々と復帰し、西田選手も二軍戦に出場。内川選手が上半身の張りで一軍登録後すぐに二軍に落ちてしまったりとやはり2週間プレイ出来なかったことでの疲労やパフォーマンスの低下はあるものの、ベテランの復帰はチームにプラスの影響を与えてくれているはずです。

さて、先週の投打のMVPを選んでいきましょう!

・投手 Weekly MVP

先週のMVPはこの人、楽天から戦力外を経て育成で獲得、オープン戦で好投を見せて這い上がった2017ドラ1右腕の近藤弘樹投手です!

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開幕一軍を勝ち取ると、昨日まで10試合に登板し未だ自責点0で4ホールド防御率0.00と完璧な仕事をこなしています。

開幕3連戦ではビハインドでの2登板でいわゆるリリーフのB組スタートでしたが、4/4巨人戦で1-0と僅差リードの6回に登板。無安打の三者凡退に抑えると序列が上がり僅差リードの大事な場面をワンポイントでまかされるようになりました。

先週の登板を振り返ってみましょう。

まず、4/13は9回表4点リードの場面で1イニングを1安打無失点。

次の4/14は6回表、3点差に詰め寄られた金久保投手の後を受け継ぐとソト選手をセカンドゴロに仕留めワンポイントリリーフに成功。

3連投となった4/15は一点差の6回表ワンアウト一、二塁の場面。高梨投手からバトンを渡されると、今シーズンも打率3割を超える強打者宮﨑選手をサードゴロ併殺に仕留めるワンポイントリリーフに再度成功。この試合は現地でしたが、牧選手のホームランでDeNAの勢いが増す中での真の意味での「火消し」は流れを呼び戻すものでした。

近藤投手の飛躍の原動力となっているのは投球割合の63%を占めている平均150kmのシュートボール。昨年までは10%程度しか投げていなかったボールで、このボールの使い方が大きく変わりました。ソト・宮﨑の右の強打者二人をゴロに退けたのもこのボールで、今シーズンここまで81%という余りにも高いゴロ率を支えています

3月24日付のサンスポでは次のように記事で述べられています。

「自分の中で球種の割合というのを、ガラっと変えたりしました。そこが少しはまっているかな、というのはあります」と話した。割合を変えたのはシュート。「楽天時代に伊藤投手コーチにキャンプの時にシュートを投げてみようか、と言われた。そういうところから始めたのが最初です」とプロ入り後に習得した新球のパーセンテージを増やした。今春のキャンプでは古田臨時コーチに「シュートはどうですか?」と自ら質問し、「使える」と太鼓判をもらった。

ここまで近藤投手のフォーシーム平均は151km(シュートは150km)で、チーム内で唯一の150km台とスピードボールを軸にしたグラウンドボーラーは、神宮球場というヒッターズパークに最適で、スワローズにとって最高の補強となっています。

既に3試合連続登板を2度経験しているように19試合中10試合と登板数は増えていますが、先週の3登板は14球と球数は少なく抑えています。運用面での配慮も見えるので、シーズン完走して高いクオリティでリリーバーの柱の一人になってほしいですね!

・野手 Weekly MVP

先週の打のMVPは新キャプテン山田哲人選手

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週の頭の4/13は猛打賞。全て引っ張ったレフトへのヒットでプルヒッターの山田選手らしい当たりが戻ってきたと感じました。そして翌日4/14は雨を切り裂くようにレフトスタンドへ二発。

山田選手は従来より40%近くの打球が引っ張っり方向へ飛んでいる天性のプルヒッターで、強く引っ張るかつ打球角度が上がることで打撃の調子を上げてきました

昨年はこのような姿が余り見られず腰回りを中心とした故障の影響を感じさせましたが、先週のバッティングは良い時の山田選手そのもの。週末の阪神戦の甲子園左中間一番深いところへのスリーランホームランは象徴ともいうべき打球でしょう。

先週は3本塁打を含む18打数7安打で打率.388。四球3つと死球1つもあり出塁率は.500。気温の上昇と共に"ホンモノ"の山田哲人が帰ってきました。

やはりスワローズの中でも山田選手が打つと波に乗れるというか、戦う姿勢をそれまで以上に見せてくれるように感じます。7年契約を結んだミスタースワローズの再起に期待ですね!

・さいごに

今週はマツダでの広島戦と、神宮に戻って中日戦。勝率は現在5割で首位阪神を追いかけるためには6試合でなんとか勝ち越したいですね。先週雨で1試合流れたことで中継ぎの負担が少し軽減され、先発もスライド的に田口投手スアレス投手高梨投手と主戦投手の広島での登板が予想されます。

打順も勝ちが先行している要因である1番山崎2番中村の形を崩さず青木・内川選手を入れ込むなど、オープン戦ではあまり見られなかった柔軟さが際立ちます。

そして、明るいニュースが一つ。

ついに外国人選手の隔離期間が明け合流しました👏現状のウィークポイントとなっている両翼や、村上選手と一、三塁を組めるサンタナ選手・オスナ選手の打棒には滅茶苦茶期待しているのと、投手ではバンデンハーク投手とサイスニード投手がどの位置に嵌るのか楽しみです。

今週は二軍戦にも大注目の1週間になります。楽しみが増えましたね!今週も勝ち越しを!

GO!Swallows!!

■出典

※写真は筆者撮影の物を使用。
※各記事については引用元をリンクで貼り付けています。




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