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7/21ヤクル対横浜戦況〜広いゾーンを使えた原樹理〜

広島戦を終え、ビジター15連戦を5割以上で乗り切ることに成功したスワローズ。昨日の横浜戦で勝てば15連戦で貯金1が確定する試合でした。まずは結果。

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先発は昨年6月以来の先発となった原樹理投手。詳細は明かされていませんが、肩の怪我だったようで久しぶりの登板です。二軍でも3試合14イニングとまだまだエンジンを慣らしているぐらいの段階だったため、正直不安でした。さて、本日の熱視線です。

今日の球審は卍で有名な敷田審判。彼の特徴は何と言っても外角のストライクゾーンの広さです。チームや日によって偏りがあるわけではなく、ただ外に広い。そんなストライクゾーンを活かしたピッチングができました。

初回は久しぶりの一軍マウンドで固くなっていたのか、腕が振れず痛打を浴び3点を取られますが二回以降は被安打4ながら無失点。五回7安打3四球と決して内容は良くないですが、小川投手以外の先発投手に勝ち星がついたのは12日の高梨投手以来でした。

勝因はなんといっても2番ソト選手を4の0に抑えたことでしょう。原樹理投手とソト選手の対戦、第二打席は二回裏ワンアウト一、二塁。

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解説の佐伯氏も話していましたが、この対戦で原樹理投手のマネーピッチであるシュートをインコースに集めたのが大きい。近年は高速シンカーとも言えるツーシームが席巻する中、原樹理投手の投げる落ちずにスライドするシュートボールは打者にとってあまり見ない変化で食い込んできます。

インコースに3球続け意識をさせたところで外からバックドアのシュートボール。

外に広い敷田球審の時は左右の幅が使えると与し易いですね。こちらの動画の2人目、佐野選手への外のフォークもやはり広いゾーンを使えています。二回以降の無失点はバッテリーによる共同作業の結果だと言えますね。

今朝のニュースで、お父様が2月に他界されたとのこと。

内容は兎も角、要所で粘りキャッチャーとの共同作業で抑えていく姿は、かつて捕手のサインに首を振りまくり王様のように投げていた三年前とは心と技術が変わったのかなぁ、と。

調整で中10日にするかもしれませんが、アベレージで144km出ていましたし、登板を重ねてくれれば投手の救世主になりえる存在です。次も頼みます🙇‍♂️

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