笑いのカイブツ
映画館で「笑いのカイブツ」を観てきた。
「笑い」に対して、異常な熱量で向き合うツチヤの不器用な生き方がとても愛おしかった。
映画中、ツチヤの過去、バックグラウンドを映す描写は一切なく、ただ猛スピードで駆け抜けるツチヤの人生が観ていてとても面白かった。彼を苦しめるもの、幸せにするもの、惨めにするもの、誇れるもの、天国も地獄も「笑い」であって、そこから逃れられない彼が、気の毒であり,羨ましく思った。四六時中「笑い」を生み出している彼なのに、彼自身は一切笑っていないのも印象的だった。これしか無いものを持っているツチヤは、この先も笑いから逃れられないんだろうなと。私はこれしか無いが何も無くて苦しいけれど、あっても苦しいんだなー。人生は地獄、でもやるしかないと思わせてくれる映画だった。
めっちゃ良くて、
パンフレットも買っちゃったぁ^ ^
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