見出し画像

【安すぎて大丈夫?】ヨーロッパの「FlixBus」予約→乗り方を解説|15回以上利用した正直レビュー

こんにちは!Rinです。
今はドイツに滞在していますが、今年の9月から11月の3か月間でヨーロッパの14か国を巡ってきました🚶‍♀️旅行のあれこれは別で書きたいなと思ってますが、訪れた国はこんな感じです。

デンマーク・スウェーデン・フィンランド・エストニア・ラトビア・オーストリア・セルビア・ハンガリー・モンテネグロ・クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・アルバニア・トルコ・ギリシャ

かなりマイナーな国を攻めてますね😆

この数の国を旅行するとなると、どうしても移動や宿泊費が結構な金額になってしまう。。なるべく節約してその分現地で美味しいものが食べたい!!と考えた私は話題の「FlixBus」を利用し、おそらく計5~10万円ほどは安く旅行することができました!

そう、陸続きであるヨーロッパだからこそ他国へバスで簡単に行けちゃうんです🥳

とはいえ、ちょっと乗るのは不安だな~と思いますよね。この記事では「FlixBus」の予約から乗車方法、注意点などをお伝えします。びっくりな体験談もあるので、ヨーロッパ旅行を計画している方の参考になればうれしいです!

FlixBusってどんなバス?

FlixBusはドイツ発の長距離バスのサービスで、ヨーロッパを中心に40 か国以上、世界中の 3,000 以上の目的地をカバーしています。リーズナブルな料金で長距離移動ができるため、バックパッカーや学生を中心に人気を集めています。

緑色の車体が特徴です!

FlixBusの魅力

①圧倒的な価格の安さ
おおよそ5€から乗車でき、20€(約3,000円)以下で数多くの人気な国に行くことができます。目的地への距離や時間帯で値段が変わりますが、飛行機や鉄道の半額以下で旅行できたら最高ですよね👏

【参考】主要都市のバス料金(乗車日:2025/02/24)※約2か月先の料金
ロンドンーパリ 30.98€~ 9時間25分~
ベルリンーミュンヘン 15.48€~ 7時間30分~
ミュンヘンープラハ 17.98€~ 4時間30分~
プラハーウィーン 11.98€~ 3時間55分~
ウィーンーブダペスト 11.48€ 2時間50分~
ローマーヴェネツィア 6.48€ 6時間25分~
アムステルダムーブリュッセル 11.48€ 2時間45分~

旅行費用をさらに抑えるために、夜行バスとしてFlixBusを使うのもおすすめです☝️ホテル代も浮き、目的地への到着が朝なので有意義に過ごすことができます。

私も何回か夜行バスを利用しました。乗車時間が8時間を超えるとやっぱり体的にキツいです😓特に被害にあったことはないですが、寝るときは貴重品は抱えておいた方がいいと思います!

②路線の豊富さ
ヨーロッパ主要都市はもちろん、小さな町や村まで幅広い地域を網羅しています。なんと400,000 を超えるバス​​路線があるとのこと!電車のように乗り換えながら、北から南まで横断することも可能なのです🚎

FlixBus公式HPから引用|MAPから目的地を探すことができます

③快適な車内環境と充実したサービス

・無料Wi-Fi
・電源コンセント
・車内トイレ
・無料預け荷物

リーズナブルな価格にもかかわらず、車内サービスが充実しているのが嬉しいポイントです!
長距離バスだと電源コンセントやトイレがあると安心ですよね☺️ただ、田舎道を走ることも多いため、Wi-Fiはあまり期待しないでください!

清潔さにはばらつきがあります…
だいたいテーブルが付いてます

荷物は1人あたり、手荷物1個と預け荷物1個まで無料で持ち込むことができます。預け荷物は乗る前に、トランクへ入れる必要があります。

・手荷物(サイズ:42 x 30 x 18cm、 重量:7kgまで)
・預け荷物(サイズ:三辺合計160cm、 重量:20kgまで)

足りない場合は、オプション(有料)にて追加できます

④オンライン予約が簡単
公式サイトやアプリから、アカウント登録することなく簡単に予約できます。アプリだとスマホでチケット管理ができたり、リアルタイムで乗車バスの追跡ができるので便利です👌

予約方法

①条件を入力し検索

乗降車する都市/乗車日/乗車人数を選択します。

片道か往復を選ぶことができます

②プランを選ぶ

価格、乗車時間、バス停の場所、乗継の有無などさまざまなプランがありますので慎重に決めましょう!遅延があるため、乗り継ぎや夜遅くに到着するバスは選ばない方が安全だと思います。

直前&混雑によって値段がどんどん高くなります。できる限り早めに予約するのが◎

③情報を入力し支払う

氏名・メールアドレス・カード情報を入力すると予約が完了します。
座席指定や追加荷物の必要な方は、ここで入力します。

座席指定しない場合は、勝手に席が振り分けられます(意外と自由席が多いですが)
追加荷物がある場合は個数を入力しましょう
電話番号は任意です。決済はクレカやPayPalなどが選べます

④メールを確認

乗車時のチェックインに必要なQRコード付きのチケットがPDFで、連絡先のメールアドレス宛に届きます。プラットフォーム番号や注意事項が記載されていたりするので、よく確認しておきましょう☝️
念のため印刷して持参するのも良いですが、乗車時はアプリに表示されるQRコードでも問題ありません。

乗車方法

予定時刻15分前には乗車場所に到着するようにしましょう。バス乗り場が広かったり、分かりづらいとプラットフォームを探すだけで時間がかかります😂

バスのフロントに掲示されている行き先を確認してチェックインします。バスの運転手さんか補助のスタッフさんにQRコードパスポートを提示して乗り込みます。QRコードは、予約確認メールに添付されたチケットやFlixbusのアプリ内のチケットにあります。

スーツケースなどの大きな荷物は、バス下部のトランクに収納します。預け荷物の中には、貴重品を入れないようにしましょう👜
行き先によって、トランクのどの位置に入れるかなど指示される場合もあります。

体験談と注意点

①遅延

数時間の遅延も想定して予定を組みましょう!経験上、2~4時間くらいの乗車時間であればほとんど遅延はなく、5時間以上入出国審査があるバスは1~4時間遅れることが大半でした😓私が特に困ったエピソードとその対策方法を記載しておきます。

ベオグラード⇔ブダペストの往復で乗車
行き・・・到着4時間遅れ 
帰り・・・到着3時間遅れ

原因は入国審査にめちゃめちゃ時間がかかりました。車の列が全然動かなく、何時間も車内で待っている状況でした。本や食べ物、飲み物などを持ち込んでおくことを強くおすすめします🍙

コペンハーゲン→ストックホルム
発車予定時間を過ぎてもバスが来ず、連絡なしに2時間遅れで到着。


リアルタイムの現在地を見てもある場所から全く動かず、夜行バスということもあり本当に来るのかすごく不安でした(普通は遅延の場合、SMSで連絡がきます)。そういう状況になったら、いつ来てもいいようにバスが見える位置で待つことをおすすめします🥹

②車体の色

緑色のバスというイメージが強いですが、それに囚われすぎるとバスを逃がしてしまう危険があります!確かに緑色のバスが多いですが、白色や青色が混じった色のバスもあります!私も最初は見つけられなく焦りました😰FlixBusという文字が小さかったりするので、注意深く確認しましょう!

トルコのバスです。お菓子と飲み物が無料でもらえます
よく見るとフロントガラスのところに

③人数確認

長距離になると途中休憩がある場合があります。道の駅?的なところに停車し、運転手さんが食事するタイミングだと長かったり、5分程度の小休憩だったします。降りる降りないは自由なのですが、出発前に人数確認をしないので、のんびりしていると本当に置いてかれます🙄

さいごに

遅延などちょっと困ることもありましたが、価格やサービスを考えると本当にすごいと思います。
私はまだ乗ったことがないのですが、「FlixTrain」という格安の電車もあるみたいです。ヨーロッパを安く旅行するなら「FlixBus」や「FlixTrain」を活用してみてください😊


最後までお読みいただきありがとうございました。
ドイツ生活やヨーロッパ旅で役立つ情報をお届けするので、ぜひフォローしておいてくださいね✨


いいなと思ったら応援しよう!