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うのーと。 第1回 〜音楽の話〜


皆さんこんにちは。うに。です!
不定期企画うに。のnote、「うのーと。」をこれから不定期で始めていきます。
第1回は音楽の話をしていきます!
そして、本日のメイントピックとして「秋元康の凄さ」について取り上げます。
それでは参ります!🫡


1.うに。最近のブーム

うに。の最近のブームは「櫻坂46」です!🌸
ちなみに推しは幸阪茉里乃ちゃんです。バブい。
私はご存知の通り邦ロックを主に好んでいるので、アイドルシーンについての知識は皆無で、櫻坂に関しては「森田ひかるって可愛い子がいるんだぁ…」くらいの知識量でした笑
そんなうに。が櫻坂にハマった理由、それは…
”アイドルとはかけ離れたロックさ” でした。
そんなロックさが私に刺さった曲は、藤吉夏鈴センターの「Start over!」でした。
この楽曲のイントロから殴りつけてくるベースラインの深さ、メロディの荘厳さに喰われました。
曲調から入った楽曲はのちにその詞の良さに心を奪われることがよくあります。スタオバもその1つでした。
次項では、その歌詞について取り上げます。

2.スタオバから滲み出る秋元ワールド

ここでは櫻坂46の6枚目シングル表題曲 「Start over!」について考えます。
この曲は作詞:秋元康、作曲:ナスカという黄金タッグで作られています。櫻坂46では5thシングル「桜月」、前身である欅坂46では「黒い羊」、「エキセントリック」など様々な名曲を生み出したタッグです。
そんな「Start over!」という楽曲は、『人生をやり直すなら今しかない。現実逃避している自分よ目を覚ませ!』というこれまでの自分に対する喝を入れ、未来へ向かっていくというような歌詞になっています。(うに。の考察)
その中で最も感銘を受け、また秋元康らしさを感じた歌詞がラスサビ前のCメロのこちらです。

“今さら”はダメかい? 遅すぎるのかい?
やり直せるなら 何だってできるだろう?
君は僕の過去みたいだな
僕は君の未来になるよ
どうせ自己嫌悪の塊

作詞:秋元康

君は僕の過去みたいだな 僕は君の未来になるよ』というこの歌詞が、葛藤で揺れ動く自分の中に浮かぶ決心のように私には感じられました。
また、休止と改名を経た欅坂と櫻坂にどこか当てはまるかのようにも感じました。このような「比喩的でどこか間接的だがその核心に迫るような歌詞」が秋元康が紡ぐ歌詞の真骨頂であり、凄さなのではないかと私は思います。
同タッグが手掛けた欅坂46「避雷針」では、自らを『悪意からの避雷針』と比喩していたり、「黒い羊」では白い羊(集団)の中で悪目立ちする自らを『黒い羊』と比喩し、その孤独感や自分という確固たる存在を表現しています。このような"秋元康ワールド"がこの「Start over!」という曲の根底にあると思いながら楽曲を聴くと、また新しい捉え方ができるかもしれません。

3.革新の中の真髄

前項のような比喩的かつ強烈な歌詞が、欅坂を代表とする近年のダークなアイドルによって評価されたのは紛れもない事実ですが、秋元康は昔からそのような比喩的な歌詞を紡ぎ出していました。
美空ひばりの名曲「川の流れのように」では、人生というものを川の流れと比喩し、その身をまかせていたいというような心情を表現しています。この曲が発表されたのは1989年。今から35年も前の曲です。現代を切り拓く革新的なその秋元康ワールドは真髄として、昔の曲から今日の曲まで、まさに『川の流れのように』秋元康の詞に流れているのです。

4.まとめ

ここまで秋元康の凄さについて語っていきましたが、おニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」では秋元康の独特な”キモさ”が現れていたりもします笑
このような表現の幅や武器の多さも彼が今日に至るまで名曲を生み出し続ける理由なのかもしれませんね。これからもまだまだ秋元康は名曲を作り続けると思います。私は1人の音楽ファンとして、櫻坂46を中心に彼の真髄と革新を楽しみたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!誤字脱字、駄文などはご容赦ください。

引きこもる時間は
ありません。最終の地下鉄に乗ったような気持ちで自らに油を注して生きていきましょう。

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