
40歳時短ワーママの転職活動 #5
正社員にこだわらずに転職活動しよう!と
転職活動1ヶ月以上経って
ようやく気づけたわたし。
←前の話
求人サイトの検索画面を改めて見ると
「雇用形態」の選択は
正社員以外にもたくさんあった
なんて視野が狭かったのだろう
そこで「業務委託」というワードを目にする
いまの仕事上でもよく使う言葉だが
企業同士の言葉だと勝手に思っていた
業務委託って個人でもできるんだ
フリーランスって
独立してバリバリ働いている
一部の選ばれし方々の総称かと思ってたけど
個人で仕事を請け負う人のことなんだ
恥ずかしいぐらいの無知である
社会人1年目から
会社という組織に守られてきて18年の40歳
フリーランスなんてカッコよく聞こえるけど
実際は大変なんだろうなと
想像するだけで少し怖い
いや、少しどころかかなり怖い
けれど
働き方を変えたい私には
何か新たな光に見えた
新しいことに挑戦するなら
思い切っていままでの働き方を変えてみようかな
フリーランスについて調べると
リスクとか安定しないとか
ネガティブなことばっかり目に入ってくるけど
調べれば調べるほど恐怖が増すばかりで
このままだと立ち止まっている間に定年を迎えそうだ
私は求人サイトの[雇用条件]に
業務委託にチェックを入れた
完全在宅
週3日
1日5時間
月60時間
報酬型なので全てフリー
子育てとの両立しやすい
働くママさん多数
お…おお?!
私の希望する働き方はコレなのでは?!!
私の一般事務スキルだと
時給1200円〜1500円ぐらいだろう
金額にしてしまうと
少し…かなり心許ない気がするが
一般事務でノースキルな私に
在宅ワークという魅力的な付加価値は
ありがたすぎる
いくつか応募してみた
早速、適正テスト受けてね
メールが届く
会社のホームページを見ると
イケイケな若手が活躍してそうな会社だ
適正テストとは言っても
「本当にそう思う」「そう思う」「そう思わない」「全く思わない」の4択から直感で感じたことを選択するだけらしい
少しワクワクする
自分の好きな時間に受けても良いというので
子どもたちが寝静まったあとに
スマホを開いた
「納期より正確性を優先する」
「不明点はすぐに質問せずに最後にまとめて聞く」
がはは
社会人歴18年をなめてもらっては困る
実務経験だけは豊富だから
こんな初歩的な質問はお茶の子さいさいだ
おそらく正解であろう回答を選択していく
全部で80問
残り20問で手が止まる
「部署での飲み会で、上司を誘いたいですか?」
ん?
なんだこのより具体的な質問は?
何かキリの良いタイミングでの部署飲み会なら
もちろん上司は呼ぶだろう
けれど
お疲れ!仕事終わりに飲もうぜ!程度の
同期や後輩の部署飲み会には
上司は呼ばない
いや
というか
そもそも私は時短だから飲み会とか行けないし
上司っていっても
年が近い上司か年が離れた上司か
男性か女性か
付き合いは長いのか短いのか
そのときの立場で回答が変わるやないかい!
そんなことを考えていたら
そのあとの質問もどんどん深みにハマる
「上司の指示通りに修正しますか」
いやだから
上司ってのがチームリーダーなのか
課長なのか部長なのか社長なのか
思い描く上司像でだいぶ回答かわるやーん
残りの20問は
そんな質問ばかりで適正テストを終えた
調子の良かった前半戦とは打って変わって
消化不良な後半戦だった
あの質問の意図を知りたくて
その会社の公式ホームページを改めて見る
採用情報ページのそのまた奥に
うちの社風に合うタイプはこんな人!
みたいなことが20行ぐらい
事細かに書いてあった
そのなかに
「上司の仕事を奪え」と書いてあった
年功序列なんかないぜ!
ウチは成果で評価するぜ!
的な感じのようだ
結局、
上司を飲み会に呼ぶか?
この選択の答えはわからない
ただ年功序列重視の会社で
働いてきた40歳のアラフォーには
きっと刺激的すぎる会社に違いない
→次の話