発明家になりたい
特撮のスーパー戦隊が好きだった。
合体ロボ、かっこいいよね。
おもちゃを買ってもらい、よく遊んだ。
私は、5人のヒーローよりも。
武器とかロボットを作る博士に憧れた。
母に「ロボットを作る人って何ていうの?」
と聞いたら「発明家だよ」と教えてくれた。
発明家。なんかカッコいい。
最初になりたい職業は「発明家」だった。
(工学者だったら、ピンと来なかったかも)
(コーガクシャ?)
幼稚園の時、卒園の文集を作るのに。
先生に呼ばれて、将来の夢を聞かれた。
私は「発明家」と答えたら。
「えっ」と驚かれた。
途端に恥ずかしくなってしまった。
「みんなは、何て答えているの?」
「消防士さんが多いかな」
「じゃあ、消防士さんで」と言った。
まあ、ちょっとビックリするか。
発明家って答えられたら。
消防士さんもいいけど。
本当は違うんだよな〜。と。
ちょっと、後悔した。
まあ、その後。
全然、発明家の方には行かなかったけど。
まあ、何か。
今からでも、小さくても。
考えて、作って、発表していけたらいいな。