しくじり先生お笑い研究部「野田軍団を作りたいを考える」が面白かった。

松本人志の生まれ変わり野田クリスタルが令和版ごっつええ感じのメンバーをオーディションする。という企画。

ツッコミ担当オーディション(浜田雅功オーディション)のパートはふわふわしていたが、ボケメンバー(板尾創路オーディション)のパートはお笑い番組だった。

参加メンバーの男性ブランコ平井、ランジャタイ国崎、天竺鼠川原が、野田が用意したシチュエーションでボケを披露する。というガチガチのお笑い。「登場一言ボケ」「取り調べ室エチュード」というやり尽くされたものだが、天才発掘という名目のもとだからなのか、スリリングに見られた。

取調室コントでは、ボケ(オーディションメンバー)が犯人役でツッコミが刑事役。その刑事役を野田は、当初予定にあったノブシコブシ吉村でなくトンツカタン森本を指名した。

この森本がクセのあるメンバーに対して、こんな奴と絡めないというスタンスではなく、真正面からぶつかっていき、それぞれの世界観を引き出していったのがすごかった。

周りのレギュラーメンバーは、森本を含めたその世界観にガヤを入れられる。
野田クリも終始、真剣にメンバーを選ぶという姿勢(ポーズ)を崩さないでいたのも良かった。

バラエティ番組では特に川原、国崎は共演者から手に負えない、困惑という態度を取られるが、森本のがっぷり四つに組む。野田クリの真剣に見る。という態度が新鮮だった。

お笑い番組として面白かったが、マヂラブのごっつ普通にありなんじゃないか?と思っている。野田クリは松本人志のようなリーダー性があると思う。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?