通院日記(優しい声の人)
昨日は通院日だった。
前回から3ヶ月空けたが問題なかった。
久々の休み。ラヴィットを見る。
ランジャタイが出ていてテンションが上がる。
途中まで見て出発。
車で1時間かかる大きい病院。
血圧を測り、待合室で待つ。
相変わらず混んでいた。
女性の看護師さんに番号を呼ばれるが気づかず。
その後、名前で呼ばれて応える。
血圧がプリントされた紙を渡した。
看護師さんは、あと何人くらいで診察室に呼ばれるかを教えてくれた。
そこで私は驚く。というか感動する。
看護師さんの声がすごく優しいのだ。
うまく表現できないが。
私が自分の番号を呼ばれ、気づかなかった時や。その後のやりとりでも。
その声には、忙しさの中の「イライラ」や「ストレス」や「めんどくささ」や「淡々とした感じ」や「人を馬鹿にした感じ」がなかった。
丁寧で優しさがこもっていた。
おっとりした感じともまた違う。
他の患者さんに対してもそうだった。
私の隣の口調がきついおじいさんが、少し面倒な注文をしていた。
それに対応する時もその声には、嫌なものが含まれていなかった。優しかった。
おじいさんも最後には、その看護師さんに冗談を言うようになっていた。
ヘルパーさんの年配の人に対しての「それ」ではない。
なんなのだろう。なぜ、そのような優しい喋り方ができるのだろう。
と思っていたら、診察室に呼ばれる。
担当の男性の先生も口調が優しく、物腰も柔らかくて、信頼できる。
最近の体調の具合を伝える。
「ここのところ、気分の落ち込みは少なく、調子が良い」
「喉の詰まりは相変わらずあるが、日中はそれを忘れてしまうくらいだ」
「頻尿でトイレに目覚めることに悩んでいる」
「そのせいで睡眠の質が悪く、日中に1〜2時間の睡眠を要する」
先生は丁寧に聞いてくださり。
膀胱肥大症の可能性は私の年齢では低く。
睡眠の浅さによるものではないかと。
質の良い睡眠をとるための説明を聞く。
(内容は聞いたことのあるものだったが)
睡眠改善の薬を処方してもらう。
次は、2ヶ月後に。
診察を終えて待合室で待つ。
先程の看護師さんから今回の書類を受け取り。
会計と薬の案内を受ける。
「声が素敵ですね」と言おうと思ったが。
ナンパになってしまい、怖い思いをさせてしまうかもしれないので。
「優しく対応してくださり、ありがとうございました」と伝える。
驚いた様子で、謙遜されていた。
このような感じの良い対応の方にたまに出会えるのが嬉しい。
私はその人の給料を上げられないけれど。
お礼を言って、幸福を願うことはできる。
今回、何か特別なことをしてもらったわけじゃないが。
声からすごく優しい人だというのがわかった。
ありがとうございました。
帰りに病院の中にあるパン屋さんでパンを買ってきて欲しいと母に頼まれていたので寄る。
美味しそうな具の多い惣菜パンだ。
珍しいものもたくさんある。
混んでいてレジの人の対応はそっけないものだったけど、これが日常だ。
帰ってきて、疲れて、また昼寝してしまった。
夜、薬を飲んで寝る。
暑くて1度目覚めたが、トイレには立たなかった。
心と身体を良く保っていきたい。