キングオブコント2024感想

ボケとツッコミではない。
と思った。


どの組も。
明確にボケとツッコミが。
分かれていないように感じた。

状況や設定が。少し特殊で。
登場人物が皆。どこか変で。
奇妙奇天烈だった。

いわゆる常識人が。
変な人につっこむ。
というのではなく。

世界観で魅せていた。
そして絶妙な会話のやり取り。

漫才ではできないコントだ。


その最たるものが。
優勝したラブレターズ。
だったのかもしれない。

あらすじにすると。

1本目は。
父母が引きこもりの子の。
洗濯物の中からどんぐりが。
出てきて大騒ぎ。
部屋には大量のどんぐりがあり。
検索したらユーチューバーだった。

2本目は。
海で外国人男性が。
女性をナンパしたら。
髪型が坊主の。
ジュビロ磐田のサポーターだった。

何だそれ。なんだけど。

なんともいえない哀愁の中での。
感情の高ぶりや衝動的な演技が。

緊張と緩和を。
生み出しているのかもしれない。


お客さんは笑っている。

私は今まで。
ボケが変なことを言い。
ツッコミの後に客は笑う。
と確信していたのだけど。

そうではなかったみたいだ。


今回。どの組も。
工夫があり展開があり。

さすがキングオブコント。
と言った感じの。
抜かりのない面白さだった。

ラブレターズも明らかに。
何かを狙ってやっていた。

それが一見。見えづらい。

ナンダカワカラナイもの。
の発生かもしれない。

それが優勝に届いたのだろう。

上手く言語化できなくて。
すいません。

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