伯父さんは心配性

水難事故のニュースを見て。
悲しい気持ちになる。


私は子供の頃。
海で溺れかけた事がある。

浅瀬だったが。
服のまま海に落ち。
波に引っ張られ。苔で滑り。
なかなか上がれなかった。
焦り。パニックになった。

そばに家族がいてよかった。
引っ張り上げてもらった。


海や川は怖い。
穏やかに見えても水の勢いは強い。
浅瀬に見えてもいきなり深くなる。

子供に。
海や川で遊ぶな。と言っても。
自分たちは大丈夫。と思うだろう。
私がそうだった。

大人になってからわかる。
危険な事をしていたな。
たまたま大丈夫なだけだった。と。


最近。私の周りで。

仕事仲間が作業中に。
風で飛ばされた物を追いかけて。
転んで頭を怪我をしてしまったり。

別の人は。
自宅での草刈りで蜂に刺され。
脚を大きく腫らしてしまい。
可哀想だった。

私も。外の作業で。
この暑さでやられそうになる。
気をつけなくてはならない。


私は心配性でありたい。

けど。難しいのは。
相手にちゃんと伝わるかだ。

いちいちうるさいな。
と思われるかもしれないし。


例えば。
こういう話があるのだけれど。

子供が自転車の練習をしてる時。
壁にぶつからないように気をつけて。
という風に言ったりすると。
壁に向かって走ってしまうようだ。

脳は意識させると。
そっちの方に向かっていってしまう。
らしい。

まあ。わからなくもない。
でも。どうすりゃいいの。

言い方かな〜。
包丁で手を切らないように。
と言うより。
猫の手にして切ろうね。かな〜。
わからないが。


大人が。
しっかり気をつけるしかない。
心配性は大人の義務かもしれない。

それが子供に伝わっていく。
そして自分自身を守っていく。

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