〈2024年9月最新〉竹花貴騎とURUから学ぶ競合差別化の話
今回は『競合との差別化』についてアウトプットします。起業時代と言われている今どうしたらお金が貯まるのか、そういったことを考えているかと思います。お金を貯めるのにどう売上を上げよかばかり考えてしまいますが、コストをどうコントロールするかを全く考えない人が多い現実があります。しかし、コストをコントロールすることが売り上げを上げる唯一の方法です。これは経営者にも知られていない秘密になるのでそれを伝えていきます。
まず例えば、ビジネスとは『重要と供給』で分かれています。しかし今の時代はサービスを供給する側で溢れている時代です。それは大量生産ができるようになり物に溢れている時代になりました。だからこそ同じ商品やサービスばかりがお店に並んでいます。スーパーに行くことを想像してみてください。同じ野菜や果物が並んでいます。モールに行っても同じ電化製品がいくつも並んでいます。こういった状況では安く提供できる企業が勝つ、大手の勝ちやすい状況になっています。なぜなら大手は『規模の経済性』といい、大量生産をするからこそ仕入れコストが安くなり他社と同じ物でも安く提供できるからです。大手はすでに価格で差別化を行える武器を持っています。そのような大手に価格で勝とうとしても中小企業に勝ち目なんかありません。
ビジネスで重要なのは競合がやっていることではなく、お客様が求めているニーズを中心に物事を考えることです。例えば竹花氏が家具屋だったとしましょう。おしゃれな椅子を1万マネーで売っているとします。近所の競合は8千マネーで売っているとします。そしたら自分も7千マネーにすると確かにお客様は来ますが全く儲かりません。価格勝負はお互いに勝ち目のない勝負をしているようなもの。
そこで竹花氏は考えました。一度コスト分解をしてみようと。なぜ1万マネー以上で売らないと赤字になるのか。そうすると場所代が3千マネー、組み立て代で3千マネー、人件費で千マネー、運送費で3千マネーの合計で1マネーになります。そこで竹花は組み立て代の3千マネーを削れば7千マネーまで値段を下げられると見つけました。なのでDIY屋家具屋と店のコンセプトを変えて家具の組み立ては自分でやらせる代わりに安くなるよということを生み出しました。そうです。その戦略をとったのがIKEAです。このように競合との差別化をするときは何かを付け加えるのではなくコストを分解することからはじめます。
例えば東京の渋谷にあるハンバーガーショップでは、ハンバーガーの原価率が通常30%ですが、このハンバーガーショップの減価率は50%です。それはなぜかというと、そのお店のオーダーを機械式にすることによりお金の管理工数を減らしたり、持ち帰り専門店にし店内の店員の数を少なくし人件費が他の店の半分以下になっております。さらに持ち帰り専門店のため小さなスペースでできるので家賃も通常の半分以下になってきます。このように削れる場所をとことん削りその分を原価率にまわすことができます。
ビジネスを行う上で大切なのは2つ
まずは競合と戦わない。競合が家具の組み立てを提供しているのであればDIYで安くワクワクを提供する。意識するべきは価格で戦わず市場での役割分担を理解する。
そして2つめはとにかくコストの細分化と再分配する。コストをとにかく細分化し削ってその分をどこかに付け加えるそうやって付け加えたところにとにかく投資をしていくことこれがビジネスで経営者が毎日考えなければいけないことなんです。そしてそこに投資をするからこそそれが競合との差別化になっていくわけです。
【まとめ】
利益を多くするためにはコストのコントロールが大切だと感じました。さらに競合との差別化をする際は価格ではなくコストを細分化しサービスの質を上げるためにそのコストを使うことを考えサービスを考えていこうと感じました。
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【竹花貴騎(たけはな たかき)】
●ビジネスオンラインスクールUR -U(ユアユニ)校長先生
●1992年生まれ
●ドバイ在住
日本の実業家、起業家、投資家、YouTuber。 MDS FUND DUBAI LLC. 創業者・代表取締役。
2017年当時24歳で独立しSNS分析及びSNSマーケティング会社Limを設立。
設立4年で45,000の個人、法人含む集客支援実績。2020年6月に同社を売却。
MDS Limited(香港)・MDS Pte,Ltd. (シンガポール)代表取締役。
現在は投資ファンド運営や財団運営を行う側、趣味でオンライン教育プラットフォームUR-U(ユアユニ)の講師、またヒップホップでのラップ活動を行う。
2020年Googleでの業務委託経験を、またヒップホップでのラップ活動を行う。
2020年Googleでの業務委託経験を「元Google」と表記した事やオフィスサイトに合成素材を使用した事で大炎上
【サラリーマン時代】
Google日本法人で業務委託を経験した後に、株式会社エス・エム・エスのフィリピン子会社SMS Philippine Healthcare Solution Inc.にて,、新規事業立ち上げメンバーとして参画。SMSでの仕事も立ち上げ当初は業務委託として働いていた。フィリピンでメディカル領域での新規広告事業立ち上げを経験。その後、株式会社リクルート住まいカンパニーへ入社。不動産領域や住宅領域での新規事業開発室に所属した後、株式会社リクルートホールディングスの戦略企画室に移籍し海外企業買収などを担当する。
【独立】
2017年に株式会社Limを設立し独立。インスタグラムやGoogleマップでの小規模事業者向けの集客に特化したマーケティング事業を展開する。その後MDSグループを立ち上げ、株式会社Limでの同事業を香港、シンガポール、ドバイなど世界に展開。現在はドバイを拠点にシステム開発、日系企業のドバイ進出支援、投資ファンド運営を行う。
このころからSNSに関わった仕事をしており、経験がいきているといわれています。