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旧友にばったり
会った。20代からつい最近まで
よく遊んだり、家族ぐるみでよく知る仲だった。
ずっと仲がよいと思っていた
けど、それも幻想やったのかもと
振り返って思う。
“親友“だと思い込もうとしていたのか
無理をしていたのかもしれない。
最近は、話も合わなくなり、
会うこともなくなった。
彼女と私は価値観が全く違う。
ただ一つ
“祖父母っこ“って共通点だけで繋がって
いたのかと思ったりもする。
ばったり会って、たわいもない話した
話の端々から、私の彼女への答えが出ていた。
“たぶん、もう彼女とは
以前のように遊んだりすることはないな“
さみしかったというよりも
のどに刺さった小骨が
とれたようなきもちで、すっきりした。
まるで恋人同士の別れのような感触。
秋の夜長、おつきさんがそれでよかったのだと
微笑んでくれた。