5月第3週(15日~19日)投資部門別売買状況
日経平均株価(5/12) 金曜日終値29,388.30円
日経平均株価(5/19) 金曜日終値30,808.35円
前週比 +1420.05円
【個人投資家】
(現物) -9,274億円売越し
(先物) 1,998億円買越し
(合計) -7,276億円売越し
【海外投資家】
(現物) 7,477億円買越し
(先物) 5,456億円買越し
(合計) 12,933億円買越し
《この週何があった?》5月第3週(15~19日)
15日(月)
【東証概況】
(プライム)先週末のNYダウは5日続伸だったが、週明けの日経平均は好調を継続。米国での根強いインフレ懸念を背景に海外投資家が日本株に資金を逃避させる動きが続くと期待。NTTは今期の1株利益計画が自社株買いによる株数減少を前提という見方から反発。資生堂は大幅増益で買われた。大阪チタニウムは好決算で急騰し、青山商事はストップ高。アステラスは米国でホットフラッシュ治療薬が承認。東京エレクとオリンパスは下落。
【日経平均】 29,626.34円 +238.04円
【TOPIX】 2,114.85 +18.46
【売買代金】 3兆1,715億円
【時価総額】 750兆1,657億円
【値上がり】 1166銘柄
【値下がり】 620銘柄
【変わらず】 48銘柄
【新高値】 358銘柄
【新安値】 45銘柄
【騰落レシオ】 139.34% +13.86
【サイコロジカル】 9勝3敗
16日(火)
【東証概況】
(プライム)TOPIXは33年ぶりに高値となった。米国で半導体株が買われた影響でレーザーテックや東京エレクやアドバンテストが高い。リクルートは第1四半期も減益継続見通しだが、収益性改善策を講じる方針と開示姿勢が好感された。政府が家庭用電気料金の値上げを了承したため電力各社が上昇した。ペプチドリームなど医薬品が高い。PCデポはMBO(経営陣が参加する買収)を発表し、ストップ高となった。楽天Gは増資報道で続落。海運が売られた。
【日経平均】 29,842.99円 +216.65円
【TOPIX】 2,127.18 +12.33
【売買代金】 3兆5,529億円
【時価総額】 754兆5,110億円
【値上がり】 995銘柄
【値下がり】 767銘柄
【変わらず】 72銘柄
【新高値】 332銘柄
【新安値】 54銘柄
【騰落レシオ】 148.86% +9.52
【サイコロジカル】 9勝3敗
17日(水)
【東証概況】
(プライム)日経平均は3万円回復。前日の米国株は反落したが、岸田首相が18日に海外半導体メーカーの首脳らと面会し、投資を要請する予定と報じられたため、東京エレクトロンなど半導体関連が買われた。レーザーテックとソフトバンクGは制度信用取引の期日明けで上昇。三菱UFJは中間決算発表時に自社株買い期待。JALや三越伊勢丹などインバウンド関連が買われた。海運と石油と鉄鋼は安く、中国景気に対する不安感から安川電機とTHKが下落。
【日経平均】 30,093.59円 +250.60円
【TOPIX】 2,133.61 +6.43
【売買代金】 3兆3,542億円
【時価総額】 756兆9,807億円
【値上がり】 758銘柄
【値下がり】 1007銘柄
【変わらず】 70銘柄
【新高値】 272銘柄
【新安値】 49銘柄
【騰落レシオ】 143.31% -5.55
【サイコロジカル】 10勝2敗
18日(木)
【東証概況】
(プライム)米国債務上限問題の合意期待を受けリスクオン姿勢。日経平均は一昨年の高値では上値がつかえたが、好調を持続。首相が半導体産業への支援を表明し、海外半導体メーカーも投資や連携強化を述べたため、半導体関連への物色が続いた。ソニーGはソニーフィナンシャルの株式上場を前提としたスピンオフ検討と発表した。電機、精密、機械といった輸出関連に加えて、海運や商社も上昇。一方、内需株はさえず電力ガス、紙パルプ、陸運、食品は安い。
【日経平均】 30,573.93円 +480.34円
【TOPIX】 2,157.85 +24.24
【売買代金】 3兆8,007億円
【時価総額】 764兆8,221億円
【値上がり】 956銘柄
【値下がり】 808銘柄
【変わらず】 71銘柄
【新高値】 261銘柄
【新安値】 40銘柄
【騰落レシオ】 138.22% -5.09
【サイコロジカル】 10勝2敗
19日(金)
【東証概況】
(プライム)日経平均は1990年8月以来、32年9カ月ぶりの高値。信越化学やリクルートが買われ、パナソニックはEV向け電池への重点投資が評価された。東芝テックはリコーとの事務機の統合でともに高い。アーレスティは今期業績予想と増配計画で急騰した。Jマテリアルは半導体工場新設がビジネスチャンスで大幅高。一方、アドバンテストには利食い売り。メガバンクは株主還元と日銀という2つの推進力を失ったため「持たざるリスク」が後退し持続。
【日経平均】 30,808.35円 +234.42円
【TOPIX】 2,161.69 +3.84
【売買代金】 3兆4,097億円
【時価総額】 766兆4,028億円
【値上がり】 812銘柄
【値下がり】 945銘柄
【変わらず】 78銘柄
【新高値】 212銘柄
【新安値】 30銘柄
【騰落レシオ】 131.00% -7.22
【サイコロジカル】 10勝2敗
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