科学的根拠に基づく最高の勉強法|読書記録

noteにてこの書籍のレビューを見たのが知ったきっかけ。著者がyoutubeで勉強法について語っている動画を書籍化したもので、過度な編集も少なくシンプルで見やすい動画構成で好感を持った。

具体的な勉強法についての書籍を読んだことがなく、今後何を参考に勉強すれば良いか知りたかったため購入。

かなり売れているようでどこの本屋でも売り切れていたが、
3/15の再版を運よく購入できた。

①科学的に効果が高くない勉強法

最初に多くの人が効果の薄い勉強法をしていることを指摘。
再読やノートまとめ、ハイライトが効果が薄い、逆効果になることを知った。中でも意外だったのが「要約」だ。要約を優れたアウトプット方法だと思っていたが全ての人に効果があるわけではないらしい。
「要約」には特有の技術が必要で技術を持っていない人には効果が薄いようだ。

②アクティブリコール+分散学習=効率的な勉強法

アクティブリコールとはインプットした情報を情報源をなるべく確認せずに思い出す、アウトプットする学習方法である。これにより記憶の定着がよくなるそうだ。
そして分散学習。これは簡単に言えば間隔を開けた復習のことで、長い時間をかけて集中して学習するよりも、時間、日を置いて勉強することで覚えやすくなる学習法だ。
この二つを組み合わせ、連続的に学習することで誰でも効率的に学習することができる。具体的な流れは以下となる。

新しい分野を学習する際にまずは、内容を思い出せるようになるまで少なくとも1~3回アクティブリコールをする。(本や教科書の該当ページの内容を、見ずに白紙に書き出す。)その後、1日から1週間の間に再度アクティブリコールを行い、忘れていないかチェックする。

感想

内容はとてもシンプルで読みやすいものだった。チャプターごとにアクティブリコールを実践しながら読んだので、本をあまり確認することなくこの文章を書くことができた。アクティブリコールは効果が高いと思われるが、読書のハードルが上がってしまうことは否定できない。しかしただ読んでも記憶に定着しないため、今後からこの方法を用い読書していこうと思う。


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