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アカデミー賞直前!公開前に振り返りたい監督作品たち
皆様お久しぶりです。
この時期は映画好きにはたまらない季節、そうアカデミー賞でございます。
作品に優劣はないとはいえ1年に1度の豪華なお祭りとしてやはりワクワクしますよね。
映画部でも毎年どの作品が受賞するかを予想する企画を行っており、今回も実施予定なのですが、その前に!
作品賞にノミネートされている作品群の中でもまだ公開前で観ることができない作品が多いと思うので、今回はそんなノミネート作品の監督作をオススメしてアカデミー賞までのモチベーションを高めていきましょう!
申し遅れました、映画部のお祭り男、君嶋です。
※タイトルのリンクを飛ぶとU-NEXTの視聴ページへと遷移します。
1.ポップスター
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あらすじ
同級生による銃乱射事件で、生死の間から蘇ったセレステ。姉と作った犠牲者への追悼曲が異例の大ヒットを記録し、セレステは一気にスターダムへ駆けあがる。18年後、アルコールとスキャンダルでどん底に落ちたセレステは、再起を懸けたツアーを企画するが…。
簡単紹介
こちらは2024年・第81回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞し、今回のアカデミー賞でも作品賞ほか計10部門にノミネートされた今回の大本命ともいわれる『ブルータリスト』のブラディ・コーベット監督の前作。
主演のナタリー・ポートマンのスターとしての繊細さとカリスマ性が爆発していて個人的にはかなり好きです!
こういった人物描写が得意だからこそ、『ブルータリスト』でさらにその才能を爆発させたのかもしれませんね。まだ観られていませんが、楽しみな一作です。
2.フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
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あらすじ
6歳のムーニーと母親のヘイリーは定住する家を失い、“世界最大の夢の国”フロリダ・ディズニー・ワールドのそばで、その日暮らしの生活を送っている。ムーニーは楽しい毎日を過ごしていたが、ある出来事を機に、夢のような日々に現実が影を落とし始める。
簡単紹介
こちらは2024年・第77回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し、今回のアカデミー賞では作品、監督、主演女優、助演男優、脚本、編集と6部門にノミネートされた『ANORA アノーラ』のショーン・ベイカー監督の代表作。
全編iPhoneで撮影した『タンジェリン』も驚きでしたが、、今作では35mmフィルムで撮影。厳しい現実を生きる人々をカラフルかつリアルに描いています。
『ANORA アノーラ』でも予告編の時点で色鮮やかで美しい映像が予想できるので楽しみです!
3.REVENGE リベンジ
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あらすじ
美しい女性・ジェニファーはセレブのリチャードと不倫関係にあった。彼に誘われて砂漠地帯にある彼の別荘を訪れると、そこには彼の狩猟仲間のスタンたちもいた。スタンは美しいジェニファーをレイプし、男たちは口封じのために彼女を崖から突き落とす。
簡単紹介
こちらは2024年・第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で脚本賞を受賞し今回のアカデミー賞では作品賞のほか、監督賞、主演女優賞、脚本賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた『サブスタンス』のコラリー・ファルジャ監督の代表作!
後半からの怒涛の展開は女性監督ならではの視点が活きていて最高。過激な暴力描写も多く、おそらく『サブスタンス』にも存分に発揮されていると思うので今から楽しみです!
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あらすじ
ニューヨークのラテン系移民街、ワシントン・ハイツで育ったウスナビたちは、それぞれの夢に向かって歩きだそうとしていた。一方、街の住人たちに住む場所を追われる危機が訪れる。そんななか、突如大停電が発生し、ウスナビたちの運命が大きく動きだす…。
簡単紹介
こちらは2003年の初演から20年以上にわたり愛され続ける大ヒットブロードウェイミュージカルの映画化でもある『ウィキッド ふたりの魔女』のジョン・M・チュウ監督のミュージカル作品です。
歌もダンスも非常にパワフルなミュージカルに仕上がっていて、カラフルで鮮やかな映像がたまりません!
2021年公開作品の中でも個人的No.1だったくらい大好きな作品です。
そして『ウィキッド ふたりの魔女』も試写で鑑賞したのですが、傑作ミュージカルに仕上がっていたのでぜひ劇場でご覧ください!
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あらすじ
砂の惑星・デューンをめぐる壮絶な宇宙戦争が勃発。ハルコンネン家の策略により、アトレイデス家は全滅。しかし、後継者のポールは生きていた。ポールは愛する砂漠の民・チャニと心を通わせ、その絆は、彼を救世主としての運命に導いていく。
簡単紹介
今回のアカデミー賞では作品賞のほか、撮影賞、美術賞、視覚効果賞、音響賞と技術部門を中心に計5部門でノミネートされたSF大作が作品賞ノミネート群の中で唯一配信でご覧いただけます。
圧巻の映像美と壮大な世界観、そして豪華俳優陣の演技をたっぷりと堪能してください。。もちろんU-NEXTでは前作『DUNE/デューン 砂の惑星』が見れるだけでなく、映画シリーズの1万年前を描くスピンオフである『デューン 予言』も独占配信中でございます。
まとめ
今回は作品賞ノミネート監督の過去作などを振り返ってみました。
今年はアカデミー賞作品が授賞式前に日本で観られる作品も少ないので、過去作を振り返ってその監督たちに思いを馳せるという楽しみ方もアリなんじゃないでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!
Richard Harbaugh / Phil McCarten (C)A.M.P.A.S.
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