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映画で世界と繋がる!?
皆さんこんにちは。
映画部のダイナマイト・ボディ、もとい、コロナを言い訳に太り気味な君嶋です。
今日は私が最近ハマりまくっている、
趣味を使った異文化交流についてお話ししたいと思います。
映画を観るにあたって、こと海外作品に関して言語の壁というのは日本人にとって大きな課題です。
大好きな映画や俳優の言葉を原語で理解したい!
という欲求に駆られるマニアの皆さんは数多いかと思います。
そんな私も学生の頃は英語を学ぶためにカナダに留学したりもしていました。(使う機会もないので錆びついてしまっていますが…)
そして最近『イン・ザ・ハイツ』というラテン魂溢れる最高の映画に出会ってしまいました。
※本作について熱く語っている記事はコチラ
思い出せば留学時もカナダにいたというのに仲良くなるのはブラジル人やメキシコ人ばかり、きっと僕には見えざるラテンの血が流れているのでしょう。
ついにこの考えに至ります。
「ラテン系への理解を深めるためにはスペイン語を学ばなくてはいけない…」
思い立ったが吉日主義の私はそこから携帯の無料アプリで約2ヵ月スペイン語を猛勉強。
なんとなく意思の疎通が出来る程度に上達したときに次に考えたのは
「スペイン語圏の人たちの生の映画感想を知りたい…」
ということ、『イン・ザ・ハイツ』はNYに住むラテン系移民の苦難についても描いていたりするので是非聞いてみたかったのです。
そこで使ってみたのは「母国語を教える代わりに学びたい言語を教えてもらえる」というとってもWin-Winなアプリ。
自分には2ヵ月の付け焼刃なスペイン語と留学で手に入れた申し訳程度の英語しかありませんでしたが、意外と会話が成立しちゃうんです!
言葉があまり通じてなくても作品への愛で意思疎通が出来ちゃうのです!
なんて素晴らしいことでしょう!
最近はメキシコ在住の18歳男性Nさんとキューバ在住の21歳女性Mさんという2名を中心に色々な国の方と頻繁にやりとりしているのですが、作品の感じ方や感想が日本人のレビューと違っていたりしてとても興味深いです。
ちなみにキューバ出身女優で最近『007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ』のボンドウーマンに抜擢されたことでもお馴染みのアナ・デ・アルマス様の話題を上げると確認したキューバ人は全員知ってる上にとても応援していました(笑)
また、日本未公開で日本語情報も全くない作品のオススメなどをしてくれたりと新しい発見も多いです。
この前Nさんに教えてもらったのは1960年製作のメキシコ映画『Macario』
ストーリーを聞くと偶然自分の好きな古典落語の代表作『死神』と展開が非常に似ていました。
調べてみると、なんと両作共に同じグリム童話の翻案でした!
自分の中で全く関係なかった作品同士が偶然リンクした瞬間の感動は忘れられません!
とこんな形で日々色んな情報を吸収し楽しんでおります。
新しい感動や発見が毎日出来てしまうので、
趣味を使った異文化交流皆さんも是非してみてはいかがでしょうか!?
今や世界中の色んな人と簡単に繋がれる世界です。
最近は外出自粛などで人との繋がりが断たれてしまうような寂しさもありましたが、こんな形で新しい出会いを見つけてみるのもいいかもしれません。
ただどこを探しても『Macario』や他ののメキシコ映画の権利元は見つからないので、これはスペイン語マスターして南米の原権利元に交渉する出張するしかないですかね!?
部長!もちろん経費でお願い致します!
最後までお読み頂きありがとうございました(笑)
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