夏休み到来!世のキッズたちはこれから1ヶ月超におよぶロングバケーションを謳歌するわけですね。うちの子たちもエアコンの効いたリビングでゴロゴロしながらSwitchやったり漫画読んだり奇声上げたりして我が世の"夏"を謳歌しております。んんんらやまじぃぃ~!U-NEXT映画部の林です。
こういうまとまった時間がある時には、勉強にしても読書にしても、何かひとつのテーマ、かたまりをやっつけるのがオススメです。ということで、この夏、映画に関して学ぶならコレ!なドキュメンタリーがU-NEXTで配信開始されたのでご紹介します。
ハリウッドの歴史を様々な映像とインタビューを交えて振り返るドキュメンタリー。1930年代から現代まで、ハリウッドの歴史を年代別に紐解いていきます。
最高の教材でありながら、この作品自体が最高のエンタメです。どうやって許諾を得たのだろうというレベルで本編映像をふんだんに使い、スピルバーグ、スコセッシ、リドリー・スコット、ティム・バートン、デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、トム・ハンクスといった超一流映画人による証言や裏話が延々と続いていきます。なんと贅沢な時間。
ここに出てくる映画を片っ端から観たら、映画偏差値が一気に15くらい上がるのではないでしょうか。併せて本作で紹介される映画を並べた棚も作りました(全300作品以上!)。こんな猛暑の折にはぜひ、移動時間ゼロ、あなたの手のひらにある「U-NEXT図書館」をご利用ください。
そして、もう1本のドキュメンタリーはこちら。
歴史に名を残した監督たちは、名作の中の「ワン・パーフェクト・ショット」=「完璧な1コマ」にいかにして辿り着いたのか?映画監督たちが自身のキャリアの中で生み出した名シーンを解説するドキュメンタリーです。
1話ひとりずつを取り上げ、全6話仕立て。個人的には圧倒的に第6話、マイケル・マンがベストでした。扱うのは『ヒート』、オススメです。
当然ながら各人の様々なキャリア、経験、人生が「ワン・パーフェクト・ショット」に繋がっているので、自分の作品だけでなく、影響を受けた作品の名前も次々と出てきます。下記に、言及される主な作品を紹介しておきます(各サムネから作品に飛べます)ので、こちらもご活用ください。
第1話 パティ・ジェンキンス
第2話 アーロン・ソーキン
こう語る彼が脚本を手掛けた数々の名作も紹介されます。
第3話 ケイシー・レモンズ
第4話 ジョン・M・チュウ
第5話 マルコム・D・リー
デビュー作『ベストマン』('99)を作った時、「うまい会話や登場人物について、とても貪欲だった」と語る彼が、当時、キャラクター作りや構成の参考にした作品群は以下の通り。
第6話 マイケル・マン
『ハリウッド映画の一世紀』『ワン・パーフェクト・ショット』と、U-NEXTに数多ある映画アーカイブのセットで、「映画漬けの夏」をお過ごしください。