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ここが映画ファンの終着駅。香ばしさ極まる未公開洋画2024年TOP10発表!

U-NEXT映画部・林です。様々なジャンルの年間ランキングが発表され、「ああ、あれ観てなかった、これ読んでなかった」と年末年始の総ざらい用に確認する季節になりました。U-NEXTの年間総合ランキングもぜひこちらでチェックを!

ということで、本noteでは毎年恒例! 日本全国4000万のB級(Z級)映画ファンの皆様お待たせしました。未公開洋画の年間TOP10発表のお時間です!

念の為おさらいしますと、未公開洋画とは「日本の映画館で公開されず、ダイレクトに配信 or DVDリリースされた外国映画」のこと。

中にはハイクオリティな掘り出し物もありますが、一方で白目を剥いてしまうくらい香ばしい作品も存在します。というか、後者が大半です。そういった作品に素敵な邦題とS級のジャケット(サムネ)を着用させて、したり顔で店内の一等地に並べる。訪れたお客様は「こ、こんな超大作が知らぬ間に登場?…………いや絶対違うよね、そっち系だよね。よーし受けて立とう!」と未公開洋画との駆け引きを楽しむ。これぞまさに、かつてビデオレンタル店が生んだ気高い文化です。

未公開洋画のケレン味を肴にしながら、ウイスキーグラス片手に微笑む。これぞ大人の嗜み、正しいお作法です。決して怒ってはなりません。そのクオリティがスモーキーであればあるほど、酒も進むてなものでしょう。

それでは、今年U-NEXTで多くの皆様に購入いただいた未公開洋画の人気ランキングをお楽しみください!繰り返します。決して怒ってはなりません

2024年未公開洋画TOP10

※注:ハリウッドスタジオ製作ながら劇場公開が見送られたメジャー作品と、R指定の官能映画は、意味合いが変わってしまうので除外しています

第10位 『ディープ・インパクト2024

世界が崩壊していく…。2大ディザスターが融合したパニックエンターテイメント

早速きました、未公開洋画の定番人気系統「年次系」(=超大作のタイトルに今年の年次を足したヤツ)です。「ディープ・インパクト」の年次系は、2年ぶり5度目の登場。

第9位 『米露開戦 20XX年:破滅のシナリオ

アメリカとロシアによる第三次世界大戦の危機を描く軍事アクション

冒頭のドッグファイト(?)シーンからダダ漏れのケレン味。早くも酒が進みます!

第8位 『エイリアン・ハンティング

最強のエイリアン兵器と人類の戦いを描くSFサバイバルアクション

流石にジャケ写(サムネ)の出来が良すぎるでしょう。でも本編に出てくる着ぐるみも、結構かわいいです。

第7位 『アメリカ沈没

アメリカの運命を懸けて科学者チームが極限のミッションに挑むディザスターパニック

アメリカ大陸が沈没するかしないかの危機に、数人で対処!そして将軍役には安心安定のマイケル・パレ!

第6位 『ヒート・オブ・シティ 現金強奪

ニューオーリンズを舞台に、冷酷無比な強盗団の決死の逃走劇を描いたアクション

よかった…ちゃんとしたヤツきた…。これぞ掘り出し物の鑑!銃撃戦描写においてファンから抜群の信頼を得るウィリアム・カウフマン監督作品です。

第5位 『アルマゲドン2024

地球滅亡まで残り7日。巨大隕石による地球消滅の危機に人類が立ち向かうSFパニック

ストーリーはまんま『アルマゲドン』ですが、それでいいのです。クライマックスではエアロスミスを各人脳内再生しましょう。「アルマゲドン」の年次系は、2年ぶり12回目の登場。多い。

第4位 『インデペンデンス・デイ2024

無双の宇宙生命体になす術がない人類は、最後の作戦を決行する!

今年は年次系の当たり年ですね。「インデペンデンス・デイ」は2年ぶり8回目の登場。今回もナイスサムネです!

第3位 『ツイスター スーパー・ストーム

竜巻の脅威とそれを追う“ストームチェイサー”の物語を描くディザスタードラマ

ツイスターズ』の公開合わせでリリースされて見事上位ランクイン。アレック・ボールドウィン、アン・ヘッシュ、スキート・ウールリッチと、「おや、そうですか」なキャストが並んでます。

第2位 『ファイナル・インパクト

地球に降り注ぐ流星群。人類の運命は、父娘の絆に託された…

こちらも掘り出し物枠。ロシア本国では7週連続TOP10入りしたというSFパニックで、CGなかなか凄いです。

第1位 『デイ・アフター・トゥモロー2024

氷河期突入を阻止する最後の作戦に人類の運命が委ねられる!

2024年の第1位はこちら!
今年は完全に「年次系」大爆発の1年でしたね。そして「デイ・アフター・トゥモロー」はなんと4年連続の登場(6回目)。昨年の5位からジャンプアップして見事年間1位の座を勝ち取りました。

結果、10作品中5本が、ケレン味映画の帝王・米アサイラム社による仕事でした(1位、4位、5位、7位、9位)。ビデオ時代から変わらぬ強さ、流石です。一方で、毎年上位に複数作品を送り込むサメ系映画のランクインは今回なし。サメさんたち、どうしたのでしょう。1年のお休みを経て、来年、逆襲はあるのでしょうか?

それでは皆様、2025年も健やかな未公開洋画ライフを!

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