コロナ禍とオンラインと着物
オフラインからオンライン。
どうも、うねうねです。
普段は、はてなの方でブログ書いたりしてるんですが、noteにも試しに。(noteは制作関係のことをまとめるつもりだったんですけど、ちょっと滞ってるので)
コロナで変わったこと、着物のことを少し。
私自身はもともと引きこもりがちなのでコロナで生活激変…!ってほどでも無いんですが、飲みに行けないのがつらい。
その分お家で飲むようにはなりましたが←
ずーっとゴリゴリに通勤してまして、緊急事態宣言が出ても出なくてもエンヤコラとやっております。
巷は在宅勤務だテレワークだ家に居ると意外と疲れるだなんだって。むしろ私はいま家に居られないことがつらい。
以前はフルリモート勤務やってたんで、タイミング早すぎたなーという。なぜか逆張りになってる人生。
通勤のストレスを発散するためにテイクアウトを貪っているので、在宅勤務じゃないのにタイトなジーンズにねじ込めない体になっております。(この言い回し、アラフォーにしか通じないんだろうな。)
食べながら悶絶した小料理藤緒さんのテイクアウト。
そんなこんなで。
着物界隈も一気にオンライン化が進んでまして、ええ。
明るいニュースも暗いニュースも。悲喜交々。
おかげさまでテレビ見る暇ないくらい、コンテンツが充実してまして、新しい楽しみも確実に増えました。
てことで、軽くまとめてみますー。
ライブ配信
Instagram Live
外出自粛で一気に増えたのがインスタのLive配信。もともとInstagramに着物愛好家さん達がたくさん生息していたのですが、Live配信はコロナのことがあってから凄く増えました。
特に個人で活動されてる方が多い印象。販売イベントも軒並み中止、その他の着物のイベントも中止の嵐。。。着物でお出かけも出来ない中、Live配信で着付けや帯結びのレクチャーをしたり、商品を紹介したり、雑談をしたり。1人の配信だけじゃなく、コラボ配信も増えてます。Instagramの画面が分割されて2人で話せるなんて機能、全然知りませんでした。ヘェェェエ!って毎度びっくりすることばかり。
着物でお出かけは行きにくいけれど、お家で着物を着て、配信を見て、好きな作家さんの話を聞いて。こんな時だからこそ、作り手さんと着物好きのユーザーさんとのコミュニケーションが深まっているような気がしました。
参考までに、私の知ってるInstagramアカウントを挙げておきますね。()内がアカウント名です。
定期的に配信されているのが、choko(choko122)さん、モリタマミ(tsubakian_mami)さん、うさこま(usagikomachi)さん、たなえり(tanaeri_kimono)さん、などなど。
ハセガワアヤさん、ハイカロリィオトメさん、重宗玉緒さんなどの作家さん、最近では着物屋tentoさんの配信もありました。
私が確認出来てないだけで、他にもたくさんいらっしゃると思います。土日の午後は配信がかぶっていることが多くて、コンテンツが渋滞している!ギャア!(嬉しい悲鳴)
あ〜ネットがあってよかったなぁと思います。
インスタLiveは配信から24時間は見れますが、保存されないとそれ以降は消えてしまうので注意。たまに動画が残らなかったりもあるみたいなので、どうしても見たい内容はリアタイするのが確実。保存されているものは、IGTVで見れるようになってます。
chokoさんの猫耳結び(名古屋帯)の回は永久保存版。私も時間見つけてやりたい!あと、chokoさんとsalaokabeさんの対談も良かった…。着物好きに刺さる話がさぁ!
salaokabeさんは以前ブログにも書いためちゃかっこいいオーストラリアの着物スタイリストさん。日本×オーストラリアでのリモート対談をInstagramで日本の端っこに居ながら視聴できる嬉しみ。。。
YouTube
Instagramだけでなくyoutubeも増えましたね。個人的にはyoutubeって動画編集してる人が多いんで、ちょっとハードル高いイメージなんですよね。私も10年位前にyoutubeに動画上げてたことがあって、動画編集の手間はなんとなくわかります。live配信をそのまま残す方が手間はかかんないだろうなーと。 youtubeも生配信する方が少し増えた感じがします。
男着物専門店の藤木屋さん、大阪の着付け師・着付け講師の吉澤暁子先生など。
藤木屋さんは着物だけじゃないコンテンツとテンションの振り切り具合が秀逸。。吉澤先生の動画はこの内容無料でいいのかしら…とドギマギするレベル。
【着物男子YouTube】男の着物 藤木屋 - YouTube
コロナ以前から活発にアップされてる、すなおさん、うさこまさん、古参のあづまやさんもコンテンツが豊富です。藤井絞さんはオンラインでの着物ショウをアップされていたり。なんでもできるやんオンライン。
オンラインレッスン
ついに来たよ、この時代が。着付け教室のオンライン化。アツイ。アツすぎる。5年前の私をタイムスリップさせたい。
地方にいながら憧れの先生のレッスンを受けられる世界が到来。そのぶん着付け教室の先生方はライバルが全国区になるわけですが。いや〜〜新世界の到来を感じさせる。もちろん、オンラインで全てが伝えられるかというとそうではないかもしれないですが、完全じゃない選択肢だって地方民にとったら希望でしかない。有難や。
先ほども上げた吉澤暁子さん、帯結ばない帯結び考案者の大阪のayaayaさん、着物本も出されている、さくらんさんなどなど。
各地の着付け師さんが続々とリモートレッスンを始めています。
オンライン接客
いや、正直ここまでは想像してなかった。オンラインで対面接客を再現、ですってよ。斜め上だ。すごい。洋服屋さんでもまだそんなに話聞かないのに。ネットショップじゃなくて、実際にお店の方に相談しながら買い物できるわけです。全国、いや全世界どこからでも。これは夢…?
私が拾えてる範囲で、藤木屋さん、梅屋さん、KAPUKIさんなどなど。これからもどんどん出てくる予感…!
地方民の代表として全力で拍手を送りたいと思います。パチパチパチ!
KAPUKI
kapuki.jp
選択肢が増えるという光
私はネットの世界が好きで、地方に居ながらブログやSNSで随分世界を広げてもらったなーと思います。
マイナーな趣味になるほど地理的な格差を感じてモヤモヤしたり。ずっとずっとこうだったらいいのにな〜と妄想してた世界が、奇しくもコロナによって助けられたような形で実現していってます。
コロナによって無くなったもの、しんどいことの方が今は多い気がしますが、選択肢が増えるということが唯一の救いというか、一筋の光というか。0と1が天地の差ほど違うのはいうまでもなく、私から見える景色の中では0と0.1だって0.01だって、もうそりゃあ格段に違うのです。
新しいサービスや選択肢はすぐには浸透しないかもしれません。だけど、コロナが収束しても、他のウイルスの脅威はあるし、日本は災害も多いし、オフラインがダメになった時の選択肢は必要になるはず。
私がフルリモート勤務してた時は、周りに話してもリモートワークは宇宙語かってくらい未知の言葉として受け取られてましたよ。ほんの数年、数ヶ月でここまで変わった。劇的とはまさに。
オフライン→オンラインに置き換えていく他にも、最初からオンラインのみで完結できるように仕事を生み出していく人も増えてくるのかなと。
私としては、新しい生活様式も新しい選択肢も大歓迎。
オフラインの価値がなくなるわけじゃあないし!
オンラインの中にもリアルはあるし!
とにかくとにかく。
しんどい中にも選択肢という光、ありがたいなというお話でした。
私もこの自粛期間にZOOMの使い方覚えて「オンライン着物ゆる茶会」「オンライン着つけもくもく会」とかやってましたが、文字数多くなったのでそれはまた別の機会に。