【お返しをしてあげる】

noteはじめました。
組織リーダーをしています。
日頃の些細な気付きや思った事などを毎日スタッフに共有しています。それをnoteにも綴ってみるというモノです。



本日は【お返しをしてあげる】についてです。

友人や家族、会社の人などいろいろな人と触れ合う中で何かを貰ったり、してもらったりする事ってあったと思います。

そういう時ってお返しをしてきたのではないかなと思います。お菓子を貰ったら別の日にお返しをしたり、誕生日を祝ってもらったら逆にお祝いをしてあげたり、手伝ってくれたらご飯をごちそうしたり・・・

いろいろと日々の中でお返しをしてきた事があると思います。

モノを貰ったり、行為をしてもらったりすると自然とお返しをする気持ちになって自然と皆さんもしている事だと思います。

では本日の本題です。自分が資料作成や業務の中、プレゼンの仕方など答えが出なかった際には同僚、先輩、または上司などに相談をすると思います。それはとても素晴らしい事だと思います。

相談をした同僚、先輩、上司の方からは自分の今までの経験や体験の中でアドバイスをして下さると思います。それをしっかりと自分のモノに落とし込み活用をしていきましょう。

そして出来ればそのアドバイスを貰って臨んだプレゼンや行動結果を直ぐにアドバイスをくれた方に【お返し】をしましょう。場合によってはそれは上司よりも先にアドバイスをくれた先輩にするものなのかもしれません。

アドバイスをした側は、自分のアドバイスがどういう結果になったかを気にしているモノです。

（どうなったんだろうな～）

（良い方向にいったのか、悪い方向にいったのか）

（大丈夫だったかな～）

とかって頭の片隅にずっと残っているモノです。ですので直ぐに結果を【お返し】してあげて下さい。意外とアドバイスした人は他人からその結果を聞くと残念な気持ちになっている事も少なくありません。

他の人から「ねぇねぇ、聞いた？あの子のプレゼン上手くいったんだって！」と回りまわって耳に入ると嬉しい事ではありますが、出来れば最初に教えてほしかったな～と思わせてしまう事があります。

ですので上司や会社に結果報告はするものですが、アドバイスをいただいた場合にはその人に先ずは報告をしてみましょう。「先輩、この前アドバイスをいただいたあの案件ですが、良い方向にいきました。ありがとうございます！」と・・・それから上司や会社への報告で良いと思います。

そうすれば、先程のケースで「ねぇねぇ、あの子のプレゼン上手くいったんだって！」と回りまわって情報が入ってきても「うん！聞いたよ。良かったよね！」と気持ちよく答える事が出来ると思います。

また、更に会社や上司に報告する際には「〇〇先輩のアドバイスでうまくいきました！」と添えると素敵だと思います。自分の成果なので自分の功績で報告をしたい気持ちも分かりますが、アドバイスをしてくれた方への敬意を込めて報告をしてあげる様にしていくと良いな～素敵だな～と思います。

そうすれば先程のケースも「ねぇねぇ、あの子のプレゼン上手くいったのってあなたが良いアドバイスをしたんだって！良かったね！」となります。そうしたらその先輩も「いやいやアドバイスをしただけで成果に繋がったのは〇〇さんの努力ですよ！」となるのではないかなと思います。

そして自分を守るという事にも繋がると思います。結構、自分の成果として報告をする子もいますが、そうすると上司などがもう〇〇は出来る！と思うと自分の能力以上の業務を任せられると思うのですが、先輩からのアドバイスも自分の功績の様に報告している人は過剰に期待を得過ぎてしまい、その業務で良い結果を出せずに結果評価を落とす事にもなりかねません。

相談をした先輩もこいつにアドバイスをしても報告もしてくれないし、自分の功績にするからと次からは真剣に相談に乗ってもらえなくなるなんて事も考えられます。

この【お返し】は難しい事ではありません。ただ報告をする順番を変える、その先輩のお名前を出して報告する。という事だけです。

逆に良い方向にいかなかった場合も同様です。「先輩、すみません。アドバイスいただいた事を試してみましたが、僕のやり方、話方が未熟だったのかうまくいきませんでした！」なんて報告してみたらどうでしょうか。

その先輩もアドバイスをした手前、一緒に次の一手を考えてくれると思います。会社や上司に報告する場合は先輩の名前は伏せておくと良いと思います。

ここで先輩のお名前を出してしまい、会社や上司から先輩が何かを言われてしまうと今後も快く相談に乗ってもらえなくなる可能性もあります。

大きなプロジェクトほど一人では難しくなってきます。周りの方に助けてもらい、成果を出していくモノもあると思います。そういう時にアドバイスや相談に真剣に、親身になって乗ってもらえる人を大切にしてく事は大切だと思います。

という事で本日は【お返しをしてあげる】というお話でした。

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