保育所等訪問支援に行く理学療法士が思う、我が子を行かせたい幼稚園・保育園の特徴TOP3
子育てをされている親御さま、療育に関わるお仕事をされている皆さま、こんにちは!
運動療育のグッチです。
今回は我が子を行かせたい、幼稚園・保育園の特徴TOP3をお伝えしたいと思います。
これまで約3年ほど出勤するほぼ毎日、幼稚園や保育園を訪問し、療育に通われているお子さまが園の先生やお友達との関わりなどを観察し、いつもどう過ごされているか、何に困りを感じているか、などを記録し、親御様にお伝えしてきました。
幼稚園や保育園それぞれ保育方針が異なるため、園によって特色が全く異なります。例えば、分単位でその日のスケジュールが決まっている園、自由な時間が多く、お子さまがのびのび過ごされている園、年長さん・年中さんで分かれている園、異年齢クラスの園など、本当にさまざまです。
お子さまによって、その園の保育方針がバッチリはまる事があるので、(例えば、今後の見通しが分かった方が安心するなど)一概にこんな園が1番いいとは言えませんが、お子さま視点で考えたときに、こんな場所ならお子さまがより成長しやすそうだな。安心して預けられるなと思う園の雰囲気に共通点がありましたので、園選びの参考になれば幸いです。
それでは行きましょう。
第3位:豊富な運動の機会や遊びの場がある。
理学療法士の観点であるからかもしれませんが、運動する機会がある事はとても大切です。なぜなら運動による手足を上手に使うための協調運動を養う事に繋がるからです。これから体育などて求められる鉄棒、跳び箱、縄跳びを行うための土台作りにもなりますし、工作などの微細運動にも繋がっていきます。
また遊び場では、他のお子さまと交流することができるため、コミュニケーション能力が向上し、社会性を発達させることもできます。
さらに、遊び場での遊びは、お子さまの想像力や創造力を刺激します。例えば、シチュエーションごとに役割を分担したり、新しい遊びを発案することができます。
そして、お友達と仲良く遊んでいても、時にはおもちゃを取り合うこともあったり、遊びの進行について意見を言い合ったりすることがあります。これらの経験を通じて、自己主張の意識を養うことができます。
第2位:個性を尊重する教育方針
お子さまたちはそれぞれ個性があり、それぞれのペースで成長していきます。理学療法士として、運動を提供する際、子どもたちの個性や成長に合わせた運動を一緒に行ってきました。
集団生活を送る事は、とても大切であると思いますが、集団に合わせようとし過ぎてしまうと、お子さまにとって、失敗を繰り返してしまうことで、自信を無くし、運動以外にも影響がでる可能性があります。
それぞれに合わせた教育方針が取り入れられていることが重要だと考えています。
園のHPで教育方針を文章で見ることもできますが、実際に園を見てみる事や先生とお話をする事で、フィーリングが合う合わないなどがありますので、見学に行かれる事をおすすめします。
第1位:先生が楽しい笑顔で過ごされている。
園の先生は大切なお子さまの命を預かるお仕事でもありながら、お子さま1人1人の成長を観察し親御様に連絡帳などで伝える業務もあり、本当に毎日お忙しく、大変なお仕事をされています。
時には、お子さまがやってはいけない事をしていると叱ったり、お友達通しがケンカをしていると、仲介に入ったりと、やりたくない事もたくさんあると思います。
そんな事が繰り返されると、どうしてもお子さまができていない所に目がいってしまう事があると思います。
そうなりたくなくても、つい怒りっぽくなってしまう事があります。
誰にでも、弱点があると思いますが、誰にでも強みが必ずあります。
私も2人の子を持つ親として、弱点にばかり着目されるより、強みや良い所をよく知っていただき、のびのびと自信をもって成長して欲しいなと思います。
それが1番分かりやすいところは、園の先生がお子さんとの関わりを、楽しみながら笑顔で過ごされている所です。
上手く伝わらない表現になっているかもしれませんが、何となくでも、少しでも、伝わっていれば幸いです。
これからも皆様にとって、少しでも参考になる話を書いていこうと思います。
お子さま、親御さま、療育関係者が今も未来も幸せに過ごせますように。