自分の音色って何?
〜ディズニー流人生の考え方に触れて考えたこと〜
今回はディズニーランドにできて1年が経つフォレストシアターで行われている、『ミッキーのマジカルミュージックワールド』で私なりに感じたことをちんたら書き連ねようと思います☺︎
*ネタバレも多少含まれるので、まだ見ていない方はご注意ください!
ディズニーのショーは個人的にメッセージがきちんと込められていると感じることが多く、いろんな場面で助けられてきました。
どのショーやパレードにおいても、大がかりな舞台装置や一切手を抜かないパフォーマンス、これを見るためにチケットを買っていると言っても過言ではないほどです。
ここ2年ほどコロナのせいで苦しむことが多かった分、このショーに出会えた喜びは本当に大きなものでした。
さて、本題に入っていきます。
🤍内容
早速ですが、このショーのあらすじを大まかに説明します。*ネタバレ注意
まず、ミッキーが見つけた魔法のオルゴールで様々なディズニーミュージックを個性豊かなキャラクターやシーンとともに楽しむところからはじまります。しかし、途中で音楽が流れなくなってしまいます。そこで、ミッキー率いる仲間たちは、そこにかけている自分たちの音楽を探して冒険に出て、一つの答えにたどり着きます。
それは、「自分だけが奏でられる自分だけの音楽」があるということです。
🤍感想
臭。エゴだ。そんなのわかってる。そう思う方もいるかもしれませんが、私はとてもディズニーらしいと感じました。
「みんなも自分だけの音楽を持っているわ、絶対に」
というような趣旨の台詞をミニーちゃんが念押しするのですが、そこで私は涙が止まらなくなってしまいました。
私はこの時、就活に一歩足を踏み入れた段階で、必死にもがいていた自分に気づかされたからです。
言い訳ではあるのかもしれませんが、大学3年生の時点でコロナ禍の影響により大学生活の半分を家で過ごし、多くの刺激や影響をあまり経験せずにいたこともあり、自分のやりたいことや頑張ったことについて聞かれることがものすごくストレスでした。
何者かになりたい、でもそれが何かは特定できない。
夢を持ったあの人が羨ましい。
自分が世の中に与えられるものは何もない。
所属意識、居場所が欲しい。
就活を初めてすぐに、こんなネガティブな思いを抱え始め、自分と向き合うことから逃げようとしていました。
ですが、このミニーちゃんのセリフが心の穴を埋めてくれたのです。
私なりの解釈として、「自分の音楽」という言葉を「自分の人生」として捉えました。
深読みのしすぎかもしれませんが、自分とは何者か、他人からどう思われるのかを気にするのではなく、私だけにしか感じられないこと、景色、気持ちがあり、それを認めて大事にするべきであることに気づかされました。
焦って無理して世の中に自分を当てはめるのではなく、のんびり自分の人生を生きようと思わされた瞬間でした。
号泣しながら、気づいたらこの2体を迎え入れているほどに影響を受けたのでした✨