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関ジャニ∞が6人で行った最後のツアー、『十五祭』に私が初めて参加した名古屋3日目から今日(正確には日付が変わったので昨日ですが)1年が経った。
1年前、めっちゃくちゃ楽しかったな~~~!!!
お友達といろ~~んな話をしつつ名古屋港水族館で「マイワシのトルネード」を見て、ナゴヤドームに向かって。開演して、いっぱい泣いて、笑って、そうだ名古屋3日目はラブスタグラムがまるりょでしたね。あれから見てないけど…
1年前、錦戸さんは関ジャニ∞のメンバーで、当たり前のように活動してツアーをやっていた、ことが今となっては信じられない、ように思えるのはおそらく、私が錦戸さんの今ソロでないし赤西さんや仲間たちとやっている活動を心から楽しめていて、錦戸さんの活動を見ていたいと心から思えているから、なのかな。退所発表からもソロ活動の開始からも1年もたっていないということにはびっくりする。
そんなわたしが今日、たまたま「音楽の日」の録画の関ジャニ∞を見た。ご飯を食べながら、前向きを披露する姿に相変わらずだな~と思いつつ、わりとぼんやり見ていた。のですが。気づいたら涙が出てきていた。配信は見ていたので聞くのは初めてではではなかったはずの、「Re:LIVE」。
『もう失わないように、もう泣かせないように、思い胸に歌うんだ。あの日々なくして今はない。』
このフレーズを聞いたときだった、本当に、何か思うとかより先にただはらはらと涙が出てきていた。そっか~~~。そっか~~~。関ジャニ∞はそうやって歌うのか。
メロディからも歌詞からも、なんなら題名からも、「LIFE~目の前の向こうへ~」を意識していないわけがないこの曲で『あの日々なくして今はない。』か~~~。そんなん泣かないわけがないだろ!!!
十五祭の、映像も相俟って結局毎回泣いていた「LIFE~目の前の向こうへ~」を思い出す。全員で曲名を決めて、この曲をシングルとして出したことがグループとしてひとつのターニングポイントになったこと、何度も何度も歌ってきたこと、初めてのフェスでも披露したこと。この曲ですばるくんとお別れしたこと。十五祭のこの曲であの''走馬灯''というより他にないような映像を使ったこと、挨拶前最後の曲として挨拶後に6人曲「咲く、今。」を持ってきたこと。そんな『あの日々』が全部詰まったこの曲のアンサーソングとも言えるような曲で、そんな風に歌うのか、と思った。関ジャニ∞の「関ジャニ∞み」にうちのめされたような気分だった。関ジャニ∞みって、それこそ関ジャニズム、関ジャニ∞らしさってことなのかもしれない、2014年から毎年毎年ツアーのテーマに絡んできて半分くらい呪いのようだったし若干わたしが呪ったりもした言葉だった「関ジャニ∞らしさ」に自担のいない今うちのめされていることになんだか笑ってしまいそうでもあるけれど。
錦戸さんが事務所を離れてから、関ジャニ∞というグループに対して、今の私がどう思っているのか、未練はあるのかないのかみたいなことはことあるごとに考えてきた。
未練。あるといえばあるし、ないといえばない。
錦戸さんの「仕事」という意味では、ない。関ジャニ∞にいたら、ジャニーズにいたら間違いなくできていなかったことを錦戸さんはやっているしおそらくこれからもそうあってくれるという信頼をわたしは寄せている。そういう信頼をファンが寄せるような仕事をこれまでソロとしてしてきていると思うし、それは関ジャニ∞ないしNEWSであった頃の仕事ぶりもそうだったと思う。
錦戸さんの「仲間」(というか、仲間というのも感覚的には違って 「関ジャニ∞でいること」といったほうがしっくりくるかもしれない)という意味では、やっぱりある。錦戸さんがメンバーと一緒にいるところをもう少し見ていたかったし、わたしの大好きな関ジャニ∞というグループで、メンバーと共に見る夢があってほしかった。それはやっぱり、ある。そのひとつに、今日の「Re:LIVE」みたいなことは、あると思う。過去なくして今はないけれど、その過去を共有できるひとと共有したまま今を生きていてほしかった、というか。過去を共に生きた人と過去を笑える今を錦戸さんが選択しなかったこと、ものすごく彼らしいと思うしそうでなくちゃと思う部分もあるけれど、やっぱりさみしくはある。
冒頭1年前に関ジャニ∞であったことが信じられないと書いたしそれはほんとうだけれど、こうやって思い返していると十五祭から1年経つなんて信じられない気持ちにもなる。
関ジャニ∞に対する未練があるといえばある、ないといえばない…というのはきっとこれからもずっとそうなんだろうな、と思う。でも、今こうやって文章にしてみて思ったのは、その時々で気持ちを整理して残しておくことで、少しでもこの後のわたしが今覚えておきたいと切に思う十五祭や関ジャニ∞でのことを思い出しやすくなるかもしれないこと、それがあるといえばあると感じている未練に対してわたしが唯一できることなんだろうなということ。
『あの日々なくして今はない』、それはきっと錦戸さんも渋谷さんも思ってるよ。なんて思いながらNOMADのパンフを久々に開いたらまさにその趣旨のことが書いてありました。ふふふ。それぞれの未来が光満ち溢れるものでありますように。