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11月16日

りんちゃんへ

こんばんは、桑田真澄です。

ヘッダーのピンク色のもふもふ何?それ拾ってくるほどの画像?!

午年で馬好きなんだね、俺も酉年で鶏好き。
酉年だから早起き得意なんだよ。

妖怪ウォッチのオロチくん初見です。ルカリオの立ち位置も理解してないけど、なんか責任感があっていい人そうだね!この雰囲気で責任感なかったら逆に気合入ってんな。

*      *      *


【日記1】

ラーメンを食べにいきました。学芸大学にある「モンゴメリー」です。8席のカウンターしかない小さいお店ながら、まろみのあるスープがとっても美味しかったです。

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このお店を教えてくれた人は12月に誕生日をむかえるので、何かプレゼントをしたいなと思っていて、今日いいものが思いつきました。それは僕が以前に読んだ本で、その人が大好きなプロレスに関して書かれているのです。久しぶりに読んだらやっぱりとっても良かったので一部紹介します。

観客席とリングとのあいだに、幼少期の僕が怖気づいて飛び越えようとしなかった、きっと飛び越えられたはずの石塀が見える。
向こう側の秘密の庭にたやすく降り立った彼こそが、プロレスラーに他ならない(それは僕のありえたかもしれない姿、分身だ)。そして秘密の庭、それは、力の奔流に流されるがままになるという自己破壊のプロセスを首尾よく通過して、生きて着地できた場所である。
プロレスのリングとは、ひとつの秘密の庭から別の秘密の庭へと飛び越え続けることが起こっているような場所だ。つまりそこは、(合理的根拠のない無邪気な自信に支えられた)自己破壊の多彩なヴァリエーションを花咲せる舞台なのである。
プロレスにおいて正味の部分は、相手を打ち負かすことではない。正味の部分は、自滅に踏み込んでしまうその手前へと漸近していく、ぎりぎりの自己破壊の競演である(凶器攻撃や場外乱闘もまた、たんに威圧的であるよりむしろ、名誉をどこまで失えるかというマゾヒスティックな自己破壊の一種である)。その果てに最終的な勝敗がある。プロレスにおいて相手に与えるダメージは、自己破壊の付随効果なのであり、それは、勢いよく「石塀」に登りかかればその「石塀」にダメージを与えてしまうことに等しい。対戦相手はつまり「石塀」なのだ。かつ、自分もまた相手にとっての「石塀」になる。
二人が互いに胸を貸しての - 互いを「石塀」にしての - ぎりぎりの自己破壊の競演によってエネルギーを消耗した果てに残される、最後のエネルギーの大小が、ねじ伏せ合う幕切れのわずかな時間において問われる。だから、プロレスで最終的に絞り出されるのは、相手を屈服させる暴力ではない。各々に独特の自己破壊のヴァリエーションをさんざん試し合った果てに、さらに別の自己破壊へと - さらなる「石塀」の向こうへと- 旅立ち直すことができる余力がそれでもあるかどうかということが、プロレスの勝敗の意味するところなのである。
ぎりぎりの自己破壊を生き延びること。その恐怖と魅惑とが、日常のどこかで常にノイズを発し続けている。非人称的な力の溢れが、幼少期からずっと我々の身体を衝き動かし続けているのだが - それは、無力な赤ん坊に絶え間なく襲いかかっていたあらゆる内的・外的刺激の反響のことだろう - 、成長した我々はそこに圧をかけて平静を装っている。まさしくそこが、日常からプロレスへとつながるところなのだ。他方で、効率的に生き延びるための - 贅沢ではない - グローバル・ビジネス = スポーツとは、"幼稚な"力の溢れに対する「抑圧」(僕はフロイトの精神分析を想定している)の上に展開される、上部構造なのである。
彼は誘っている、「はやくこっち来いよ」と。


りんちゃんはプレゼントを渡すのは好きですか?タケヤスはプレゼント渡すの大好き。前にりんちゃんも好きって言ってたっけ?忘れちまった。
俺はプロレスラーだから、俺のプレゼントもまた力の奔流に流されるがままの自己破壊の現れで、つまり全然喜ばれないことが多いんだけど、最近あげたけど全然喜ばれなかったプレゼントはこれです。

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志村のシール。

本当にどうしようもないね。



【日記2】

葛西臨海公園に遊びにいったよ。日曜日だったから親子がわんさかいて非常に賑やかでした。舞浜かと思った。

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家族たちがボールやフリスビーを投げて遊んだり、シャボン玉を飛ばしたり、さきいかでカニを釣ったりしていました。我々は靴を脱いで海に入って、貝殻やシーグラスを拾ったり、他人の犬や子どもを追いまわしたりしたよ。11月なのに昼間は半袖でも過ごせるような暖かさで、のどかな休日を過ごすことができました。

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【日記3】

スタバの当たりレシートでた!嬉し〜い
今年初だぜ。
次回はこれでゴージャスな甘いドリンクを飲みます。

ほにゃぴ


...

はい、おしまい。
実は伊豆旅行にも行ったんだけど、今回の日記は長くなってしまったからまた今度話すね。


次はりんちゃんどす〜



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京王グループ

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