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6月7日

りんちゃん、今週もこんにちは。
6月早々、暑いですね。

最近気づいた自分のクセがあります。それはEnterキーを薬指で押してしまうということです。以前からタイピングが遅いなと思っていたのですが、クセのせいで右手がムダな動きをしていたからだとわかりました。頑張って小指でEnterを押すように矯正中です。


Switch購入おめでとう!嬉しいね。
おれはスマブラ上手くないから、たぶんりんちゃんに勝てないだろうなあ。フォックスをよく使っていた気がするけど、長距離ジャンプの仕方をいまいち理解していなくて、場外の遠めに飛ばされると帰ってこられなくなるんだよね。

習字も、楽しいね。自分だったら「開運」と書こうかな。
そういえば、『TRICK』で山田の母親役だった野際陽子さんは習字ばっかりしていたよね。書には不思議な力があるかもしれない。
遊んだ後は片付けが面倒だけど、お呼ばれしたらちゃんとしないとね。
あとお金の立替えも後回しにすると曖昧になっていいことがないので、その場その場できちんと精算しないとね。


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「なぜか家電はタイミングを同じくして一気に壊れる」というツイートを目にし、そういうものなのかなと思い、電子レンジを買い替えました。家電の買い替えは自分にとって趣味的です。ケトルやドライヤーや炊飯器は飽きた時に新しいものに買い替えてあったけど、電子レンジは「なんか大きいから処分に手間がかかりそうだな」と放置していていました。家で使っているものが2011年製だったので10年使ったことになります。お世話になりましたといった感じです。でも壊れたわけではないので、ジモティに1000円で出したらすぐに連絡がきました。区の粗大ゴミセンターに依頼すると費用がかかるし、回収まで2週間以上待たされるのでジモティで持っていってもらうのが一番楽です。リサイクルショップの経営者がウォッチしているともきいたことがあります。引き取りに来た人は以前目黒によく来たことがあったというガタイの良いお兄さんで、近所のラーメン屋の話をすこしをしました。ともかく、電子レンジはこれで10年大丈夫だとして、今後買い替えに悩みそうなものがiMacです。5年くらい使ったので飽きてきたし、最近はMacbookばっかり使ってるし、いらなくなる可能性があります。もし今自分が高校生だったら部室とかに置けるのにと思いました。


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休日に天気が良かったので金町の水元公園を散策してきました。ここは葛飾区と埼玉県三郷市の境に位置し、中川に繋がる遊水池に沿って造られた水郷公園で、その面積は23区内で最大の規模です。南北に長い敷地内には菖蒲園やメタセコイアの森、ドッグランなど楽しく眺められるスポットが多く、晴れた日の散歩には最適でした。歩いた先にたどり着いた中央広場は圧巻で、果てが霞んで見えるほどバカ広い芝生は日本から取り残されたような場所でした。我々の他にはウェディングフォトを撮影するカップルが1組いただけで、それを遠くに眺めながら時間が止まった草の上で何も考えずにボンヤリとしました。お昼過ぎは暑かったのでソフトクリームを買って食べて、日が暮れたら帰りました。秋には綺麗な紅葉が楽しめるそうなので、またその頃に遊びに来たいと思います。

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延長を繰り返す緊急事態宣言の下、ますます人と顔を合わせる機会が減っています。距離が遠いとより会いづらくなり、毎年誕生日をお祝いし合っていた友達にもプレゼントを渡せないままもうすぐ1ヶ月が経ってしまいそうです。そんな日々にやり場のない閉塞感とストレスをおぼえますが、仕方がありません。
もともと会って遊んでいた友達は多くもなかったけれど、紹介したりされたり、新しいメンバーが遊びに加わることもままあって、以前の人間関係は今よりもずっと流動的でした。そんな柔軟な(良く言えば「弱い紐帯」と呼ばれるような)交流がぱったりとなくなって1年以上経ち、気づけば親しい友人以外の相手に対してほとんど気乗りがしなくなっていました。新しい出会いがあれば、それが橋渡しとなり自分の交友関係を外に広げてくれることをつい期待してしまいますが、それぞれが維持できる関係性には限界があり、持続的なコミュニケーションが適う相手は望んでいたよりも限定的です。その限定的な範囲の関係性が、内向的にならざるを得ない状況にじりじりと追い詰められている最近です。

中国には「帮」という独特の関係性があります。典型的には三国志の「劉備」と「関羽」と「張飛」のような、仲間のためなら自分のすべてを犠牲にしても構わないといったような、究極の利他性が発揮される中間集団です。「帮」は血縁と違って任意に設定できる契約の一種です。書類を交わすような公的なものではないですが、帮の内側の人間に対して人々は徹底的に利他的になるので、そもそも契約で互いを拘束する必要はありません。しかし一方で、帮の外の人間に対しては、ウソをついても裏切っても何の問題もないし、何の痛痒も感じません。厳密には帮の外には「情誼」があり、その外に「関係」があり、さらにその外に「知り合い」があって、と何重にもなっていますが、基本的な構造は同じで、対内道徳と対外道徳がまったく異なっているような同心円構造が重なっています。ようは、内と外との二重規範の状態が中国的な人間関係の特徴です。
「帮」というものを知り、ダブルスタンダードとでもいうような身も蓋もない道理の利用方法に参りました。先のような言い方は極端ですが、しかし現にある程度そうなっちゃっているものと考えてみると、思いあたる節もあります。自分を取り巻く関係性にも内と外があり、結果的に、以前よりもその境界がはっきりと自覚されます。

職場に「コミュニティ・ファースト」とカタカナでプリントされたInstagramのマグカップを使っている人がいます。その人は4万人を超えるフォロワーがついているアカウントを持っており、そのマグは参加したイベントか何かのノベルティでもらったものらしいです。そのマグを見て、率直に嫌な感じだなと思いました。便宜的な「コミュニティ」というものに帰属意識は持てないし、外部から価値の優先順位を用意してもらうことも望んでいません。

コンテンツの盛り上げ役として場当たり的に発足されるコミュニティ、または新規性を目的として紹介されるような偶発的な結び付きが一方にあり、他方で自然に利他性が湧き上がる「帮」のような関係性があります。多くの人がすすんで友達の役に立ちたいと望むように、利他性が含まれる友人関係は喜ばしいものです。しかし当たり前だった日常が満足に機能しなくなったときには、真っ先に切り詰められる「帮的利他関係の外側」が浮かび上がってしまうものですね。


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終わりに、最近好きな曲を紹介します。小林勝行さんの『蓮の華2020』です。
2021年5月20日、渋谷のUPLINKが惜しまれながらも閉館しました。その最終日まで上映されていた作品『寛解の連続』は、ラッパーの小林勝行さんに密着したドキュメンタリー映画です。僕は上映終了後にこの映画と勝行さんのことを知ったので残念ながら未鑑賞です。7月には関西で上映が決定しているので、東京でも再上映されることを期待したいです。

『蓮の華2020』はSpotifyでは配信されていませんが、YouTubeにMVがあります。ふざけながらも自然体で、本人の優しさが滲み出る温かい歌です。

「友達と幸せになりたいです」って、やっぱり幸せって、分かち合うものだよね。



さようなら〜

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