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【考え方】3歳娘「パパ、成功ってなに?」

こんな風に3歳娘に質問されたらなんて答えればいいんでしょうね。

「人生、成功したいですか?」
「成功するためにはこれをしてください!」

セミナーとか、本とか、講演会とかでよく聞く"成功"。
まあしたいかしたくないかで言ったらしたいけど、疑問に感じませんか?

一体どういう状態になったら成功と呼べるのだろうか・・・?

億万長者になったとき?
仕事で大きな成果を遂げたとき?
最愛の人と結婚したとき?

成功を目指すのは良いのですが、最終的なビジョンがなければただただ目的地もなく彷徨うのと同じです。

なので、今日はちょっと成功の定義について考えてみました。

●時代による成功の違い

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・Haveの時代:1980~1990年代

一昔前(1980~1990年代)は、よく「いい大学に進学して、いい会社に就職する」ことが成功だったと思います。
僕はその年代に生きてなかったので、ドラマとかでしかその考えを知り得ませんでしたが、親の話などを聞いても学歴主義は根強くあるようでした。

小さい頃、親の世代がまさにこの価値観でしたので、親の教育を受ける僕も自然とこの価値観になっていました。
そんな中、ドラマで主人公が「いい会社ってなによ!!」と激怒するシーンを観たときは価値観をひっくり返されるほど衝撃的でした。

高い給料・カッコいい車・大きな家など、所有物でステータスが決まる時代だったんですね。
なので、この時代はHaveの時代と言われています。

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・Doの時代:1990~2010年代

1990年代になると、バブル崩壊とともに成功のカタチは少しずつ変化していきます。
「何を持っているか」という所有物よりも「何をしているか、してきたか」が重視される時代となりました。

そのため、世界一周旅行・エベレスト登頂・企業ブームなど、体験に重きを置くようになります。
なので、この時代はDoの時代と言われています。

いまだにこの風潮は各所で残ってるように感じます。
同世代ではヒッチハイクや原付で日本一周をしたり、テレビではドーバー海峡横断・過酷な登山など、体験に重視したコンテンツが配信されてます。

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・Beの時代:2010~現代

そして現代がどうなっているかというと、Doの時代から大きく変わった点があります。それは"情報"です。
スマホの普及・SNSなどインターネットが一般化したのもあり、ありとあらゆる情報に手軽にアクセスできるようになりました。

それはつまり、選択肢が無限に増えたということです。

例えば、僕は最近フライパンを購入したのですが、昔は近所の金物屋で買うのが当たり前でしたが、今は楽天やAmazonで見切れないほどの種類のフライパンが出てきました。
本当、何百件も出てくるのでちょっとうんざりするくらいです(笑)

情報が溢れるようになって、色々な選択肢を持てるようになった一方、選択肢を得ると「その中でどれが最善か」を考えてしまうので、1つ1つの選択に時間をかけてしまうというデメリットもあります。

最近だとQR決済とか、ペイペイ・楽天ペイ・メルペイ・セブンペイなど種類が多く、どれがいいのかよく分からないですよね。

また、情報が溢れたことによって、成功のカタチも多種多様になりました。
就職活動においても起業するのか大手に勤めるのかベンチャーで力を付けるのか転職を視野に入れるのかなど、多くの選択肢があります。

つまり、この時代で成功するためには自分がどうなりたいのか、どう在りたいのかを自分で選択しなくちゃいけなくなりました

こんな時代背景に伴って、自分らしさを発揮するYoutuberに人気が集まったり、アニメでも主人公だけでなく個性的なキャラが増えています(ヒロアカとか)。

こうしたなりたい姿・在り方が重視されるので、現代はBeの時代と言われています。
自分の成功は、自分でカタチ作らなくちゃいけないんですね。

●書籍から学ぶ成功の定義 

成功の定義について調べていると、ナポレオン・ヒルが記した『成功哲学』という書籍に辿り着きました。

この書籍では、成功の定義をこのように記しています。

成功の定義

成功とは、他人の権利を尊重し、
社会主義に反することなく、
自ら価値ありと認めた目標【願望】を、
黄金律に従って一つ一つ
実現していく過程である。

あ〜〜、なんかこう、もやもやっとした成功の定義がスッキリ1つの文章に収まった感覚です!

やりたいことがあるからといって法律を犯してはいけないですし、かといってルールに縛られて生きていくのも不幸になる。

もう、これが答えですね(笑)
先人の知恵って素晴らしいです!

●まとめ:パパ「成功ってのはね、自分で自分の人生を生きることだよ」

もし3歳娘に質問されたら、こう答えましょう。

今の時代は、成功のカタチを自分で作っていかなくてはいけない。
だからこそ、悩むし、苦しいし、正解も分からなくなる。
そもそも正解なんてなくて、自分の選択を正解と思い込むしかない。
そんななんとも曖昧で不安定な時代なんです。

けれど、逆に捉えるとどんな人でも成功できるし、自分が成功だと思えればそれで成功なわけです。
万人に共通の成功なんてない。昔の成功のように大金持ちになっても、友達やパートナーがいなければ惨めな人生だと感じる人もいます。

自由に成功をカタチ作れる。
紙粘土のようにコネコネと試行錯誤しながら、自分の成功をカタチ作ってみましょう!

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