強迫性障害①
今回は、強迫性障害について話していこう。
今回は、診断を受けた経緯についてである。
以前から自分の言動で傷つけてしまわないか、母の実家への忘れ物をした際に、それで誰かを傷つけてしまわないか、という加害恐怖があった。
それに加え、スマホで変なメッセージを送っていないか心配になる事が頻発していた。
この時から強迫性障害を発症していたのだろうが、そこまで生活に支障が起こるほどでもなく、自覚すらしていなかったため、大きな問題になる程では無かった。
しかし、11月上旬のとある日の夜、突如、とてつもない加害恐怖に襲われた。
そのあまりの恐怖に感極まり号泣した。
しばらくして収まり、なんとか寝ることが出来たが、その加害恐怖が収まらず、学校に行けるような状態じゃなかった為、学校を休んだ。
その時は、1日がとても長く感じた。
頭の中は強迫観念で支配され、食事も取れず、身支度すら時間がかかり、トイレにも行けない。
気を紛らわすために趣味をしようとしても、強迫観念と強迫行為を繰り返し、趣味にありつくことすらできない。
日常生活におけるあらゆる行動が制限され、とても苦痛だった。
これらの現象についてネットで検索を掛けた所、強迫性障害についての情報が大量に流出。
「もしかして、自分は強迫性障害なのでは?」と、強迫性障害かもしれないと疑い始めた。
その日の夜、母親に相談を持ちかけ、翌日に病院の主治医に話す事にした。
そして翌日、通いつけの病院へ主治医に相談をしに行った。
その時は、早くどうにかしたい気持ちでいっぱいで、とても苦痛だった。
そして病院に着き、主治医に相談を持ちかけた。そして、主治医から「強迫症状がありますね。しばらくの療養が必要です。よく頑張りましたね」と言われた。
その言葉を言われた後、主治医の優しい言葉に感極まって、そこで泣いてしまった…
後日、主治医から診断書と薬が出され、そこから、自分と強迫性障害との闘病生活が始まった…
(②へつづく)