2020.07.04 すももジャム(大石早生)
初夏はスモモ属が熱い。
すももはもちろんのこと、桃、梅、杏、桜桃もスモモ属だ。バラ科スモモ属という分類については下記の記事に詳しい(詳しい?)。
今年は杏が壊滅的な不作、梅もかなり少なかった。では分類的に近いすももはどうか?とかなり警戒していた。
なんとなく、出足が悪いような…時期としてはいつものように6月には大石早生が出てきたけど、なんだか実が小さいし、高い、かな?
この先どうなるかよくわからないので、とりあえず良さそうな大石早生を見つけたら購入しようと狙っていた。
6月終わりに連れて帰って、そこから1週間ほど追熟して赤くなった大石早生ちゃんがこちら。
プラムはあんずと違って種が外れにくいので、包丁で種の周りの果肉を削ぐように切る。すぐに煮溶けてしまうのであまり小さく刻む必要はないけど、皮は刻んだサイズで残るので、食感と見た目のイメージから好みのサイズに刻む。あ、緑の部分は瓶詰めした後も、目立ちやすいので、小さくするなり取り除くなりしても良い。
品種、ロット、ていうか追熟具合によって味が大きく違うので、砂糖の量などは食べてみて決める。酸味が強ければ50%、甘みが強ければ40%みたいに。大石早生はたいてい酸味が強く、今回も例に漏れない大石早生っぷりだったので50%とした。
計量した砂糖に果肉を浸漬すると、すぐに水分が出てくる。30分もおけばじゅうぶん。
先日のあんずと同様に、果肉だけをお玉で掬って(=シロップも多少入るようにして)鍋にうつす。火にかける。
沸騰するとすぐにトロトロになる。灰汁が出るので取る。
煮詰まってきたらシロップを加える、を2回に分けて。
これこれ!大石早生は真っ赤、ではないが、このかわいい赤色に仕上がるのがなんともかわいい。案の定、緑の皮部分が少し残ってるけど、まあしばらく置けば馴染むかな。
そしては僕は不良なので、出来立てのまだ温かいジャムをアイスに載せて食べるみたいなことを平気でします。
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