2017.04.27 りんごジャム(グラニースミス)
グラニースミス 3個(芯と皮を除いて716g)
グラニュー糖 286g(40%)
レモン汁 大さじ1
(水 適量)
1.グラニースミスは芯と皮を除いて8等分にくし切り、5mmの厚さに刻む。
2.鍋にグラニースミスを入れ、砂糖の半量とレモン汁をまぶし、小一時間おく。
3.火にかける。灰汁を取りながら中火で15分くらい煮る。水分が足りなさそうなら水を加える(たぶん200ccくらい)。
4.残りの砂糖を加えてさらに煮る。10分くらい。
5.火を止めて、瓶詰め、脱気。
グラニースミスは加工向きの青りんご。長野出張の際に行きつけの直売所に寄って買ってきた。
「加工向き」とはつまり、酸味が強く、加熱により煮崩れしやすいということ。「ブラムリー」という「クッキングアップルの王様」とまで呼ばれる青りんごもあるが、煮崩れ感はブラムリーのほうが顕著。その分、グラニースミスはシャキシャキ感があり、サラダなんかに入れて生食もいける。
それから、香りが強い。なんていうか、すごく、青りんご味のガムみたいな匂いがする。
それより何より、名前がイケてる。
「グラニースミス」
声に出せばロンドンの風が吹き抜けるようだ。アップルレコードのりんごがグラニースミスだというのも妙に納得がいく。そして刻んで煮るだけで「グラニースミスジャム」という、ちょっとしたバーで飲むシャレオツなカクテルのような名前のジャムが出来る。「りんごジャム」ではなく、あえて「グラニースミスジャム」と言いたくなる。
紅玉ジャムが800円のところ、グラニースミスなら1200円くらい取っても、「ポンド建てならそんなもんかな」となりそうな雰囲気がある。セレブの間でグラニースミスジャムが流行ってる、という噂が流れても何の違和感もない。何度も言うが、刻んで煮るだけである。
ちなみに、ロンドンは行ったことないです。あと、オーストラリア原産だそうです。
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