パート・ド・ヴェール技法
教室では、様々な技法でガラス作品制作を
されています。
今回の作品は、油粘土で自分の好きな
フォルムで、レリーフのような装飾品を
つくりあげます。
パート・ド・ヴェールは
古代メソポタミア文明時代に生まれた技法
なのですが工程が非常に多く
仕上がるまで、時間も材料も
かかりますが面白い技法です。
油粘土で成型し、耐火石膏で石膏型をとります。
お花や音符の溝の部分に好きな色の
ガラス粉を積めていきます。
この時に色ガラスを混ぜ合わせて
自分の好きな色をつくることができるのが
ワクワク♪面白いところでもあります。
粉ガラスを細かい模様の溝に積め込めば
全体は、フリット状のガラスをのせれば
少し透明感も出せます。
ガラスを入れたら焼成をします。
焼成トップ温度は、
810℃で40分キープで
fullに下げて500℃で
2時間徐冷キープして
ゆっくり温度を下げていきます。
焼成が終わったら
石膏からガラスを丁寧に取り出し
バリが出るので、磨きます。
自分のつめたガラスの色合いを見た時
感動します!!
ガラス粉の色の組み合わせは
何通り、無限とも思えるほど出せるので
何度も、幾通りの組み合わせをつくり
自分好みをつくりだす
好色になる喜びは
鳥肌ものです。
クリア板に張り付けて
フレームに入れて光を取り込める
オブジェにしてみたりと
アイデア次第で、暮らしに取り入れ
易いガラス作品をつくることができます。
こちらのフレーム作品は、生徒さまのお店
「おぐらの森」に展示されておられます。
お店には、これまで制作されてきた作品が
たくさん展示されています。
こちらのスタンドランプも店内にあります。
鳥のさえずりと木々の隙間から柔らかな
光がガラスを透して、
目や心を癒してくれます。
是非、お店にお立ち寄りください。
生駒市 「おぐらの森」
奈良県生駒市小倉寺町543-3
Instagram @ikoma_oguranomori
【ご案内】2024年4月12日㈮~
uncoindesoleil教室作品展
開催いたしま~す。
会場は、生駒「おぐらの森」です!!
教室についての詳しい情報はこちら↓