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毎月2回も3連休があるってずるくないですか?


結論:国が定めた権利だからずるくないです。




「3連休なんて取っていいんですか?」

前職では、旅行以外の3連休なんて認めてもらう事は出来ませんでした。
更に、繫忙期に3連休を取ろうものなら即座に却下。
これは恐らく、皆さんの会社でも同じのはず。

ところが、タクシードライバーになって毎月3連休が2回あるのにはビックリ。
週末週休二日制の会社でも、毎月3連休はありません。
6月のように祝日がない月も存在するからです。
だからこそ、毎月3連休2回という待遇には驚きでした。
これは、ボクの会社だけが好待遇というわけではありません。
どのタクシー会社に行っても同じ
つまり、国が定めた法律によって定めた権利なんです。

なぜ、毎月3連休2回なんて事が許されるのか?
それは、タクシードライバーの勤務形態を観れば腹オチします。

前職は繁忙期だと、8時に出てきて翌日0時まで仕事。
翌日は、普通にまた8時から仕事なんて普通でした。
説明会でこの事を聞いた時、
「翌日休んでいいんですか?」
と面接官に聞き直したのを覚えています。

反面、ブラック企業に勤めている人間からしたら
「甘すぎる」
と思うかもしれません。
確かに、一般企業で16時間働いたから1日休みは甘すぎるかもしれません。
しかし、タクシードライバーには翌日を休みにしないといけない理由があったのです。

なぜなら、タクシードライバーの隔日勤務は1勤務=2日働くから。
ブラック企業なら、
「2日分働かしたけど、翌日も頼むわ」
なんて暴挙もあるかもしれません。
しかし、タクシードライバーの場合は無理やり働かせるのは危険です。
なぜなら、大事故に繋がる可能性があるからです。

ちなみに、隔日勤務の最大拘束時間は21時間。
少しでも稼ぎたいドライバーは、拘束時間をフルに使います。
フルに使えば、当然翌日の休日(明け番)は昼過ぎ行動になるでしょう。
傍から見れば明け番は、まともな休日ではないですよね?
そこで、純粋な休みとして公休が存在するのです。

公休は本来の勤務日に与えられます。
つまり、公休が明け番に挟まれる形で存在するのです。


1ヶ月30日で計算 31日はカウントしてません

タクシードライバーの隔日勤務は1ヶ月12~13勤務。
一見すると、とても休みが多く見えますよね?
しかし、実際は普通の会社員と大差がないのです。
つまり、まとめて働いているか否かの違いなのです。

ちなみに、これはボクの会社のシフトです。
これを読んで、タクシードライバーいいかもって思いましたか?
更に、色々な話を知りたい場合はこの本を手に取ってみてください。

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いかがでしたか?
なぜ、合法的に毎月2回の3連休があるのかわかってもらえたら幸いです。

ここで実際の会社説明会に行った時のチェックポイント。
公休前の勤務形態をよく聞いておく事。
会社によっては、公休前は泊り勤務の会社もあるので。
タクシードライバーを考えているあなたは、慎重に。
それでは、また次の記事でお目に掛かりましょう。


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