色々な活動を始めて1年が経過しました!
皆さま、お疲れ様です。
投稿が疎かになり続けているUn chevalierと申します。
無事に色々な活動を始めて一年が経過しましたので、改めて自己紹介をさせて頂きます。
「興味ねーよ!」って方は無視してください……。
ただ、今後の研究やブログ内容の方針等も書く予定ですので、もし興味がございましたら、是非フォローをお願いいたします!
気がつき次第、すぐにお返しいたしますので!
ということで、まずは今後の方針を書きます。
その後、少し自分の話をさせて頂きます。
そこで、研究の目的や今後の方針と繋がります。
もし目的を同じくする方々がいらっしゃいましたら、一緒に頑張りましょう!!
では、早速今後の方針についてお話いたします。
今後の方針
まず、YouTubeは新たなプラットフォームが現れるまでお世話になり続けようと思っております。
ただ、特に収益化を目指している訳ではなく、広く皆様に知って頂きたいという気持ちで活動し続けます。
基本的に騎士と騎士文化、それに基づいた西洋史を紹介しますので、興味がございましたら、是非ともご視聴ください。
当ブログに関しましては、今後も不定期で更新し続けます。
活動をやめる際は記事にしますので、それまで、どうぞ末長くよろしくお願い致します。
本題となるブログ内容の方針ですが、
今後はクリエイター様向けの情報を発信していきたいと考えております。
勿論、YouTubeで話すには深すぎる内容も投稿していきますが、割と研究じみた内容になるので、興味があればご覧ください。
ただ、基本的に「騎士関係の本を書きたいけど、詳しくはわからない!」という方々向けに投稿していきます。
ですので、「騎士道精神」や「騎士について」などといった内容にしていきます。
そのため、もしご要望があれば、ガンガンお伝えください!お待ちしております。
将来は研究報告書やクリエイター様向けの本を書こうと思っております。
既に書き始めている段階でもありますので、是非そちらもご検討ください。
ということで、皆さまにとってどうでも良いであろう自分の話をさせて頂きます。笑
ただ、この経験則も重要だと思いますので、書いてみます。
皆さまのお役に立てれば幸いですが…。
騎士の研究に目覚めた話
自分は大学へ入学する以前は、騎士について無関心でした。
むしろ「騎士www」というタイプでした。
そして、歴史という科目も大の苦手でした。
そんな自分だからこそ、こうして活動しております。
これが結論です。
だからこそ、経験則は伝えたいと思いました。
此処まで読んでくださった方々、どうぞ読み進めてください。
自分が騎士について関心を持ったのは大学へ入学してからでした。
自分は国際関係の学部へ進学しました。
翌年に専攻となる国の文化を選べるよう、それぞれのコースの先生方がローテーションで文化を発表するという講義がありました。
そこで騎士と出会い、そして、敬愛する恩師と出会うことにもなりました。
今でも覚えているのですが、その恩師が騎士文化について紹介してくださりました。
その内容が自分の人生そのものだったんです。
なので、騎士に目覚めました。
まず騎士道精神について紹介されました。
授業の内容は割愛いたします。
ただ、少しだけ紹介します。
幼かった頃の自分は「自分を変えたい!」と願い、理想的な人物像に近付くため、自分に掲げていた信条があったんですね。
「こういうことはしない」、「こういうことはするべき」、「これは絶対に守るべき」といったことだったのですが……
全て騎士道精神だったんです。
ドン引きしまして、恐怖すら覚えましたね。
でも、まだ続いたんです……。
騎士達の恋愛
やはり、フランス文化を語る上では避けて通れぬ「恋愛」。
これも、その授業で教わりました。
結論から申しますと……
自分の恋愛観そのものでした。
自分も、昔から今に至るまで、惚れた女性を追いかけ続けてしまいます。
なかなか振り向いてくれない人を追いかけて、時々応えてくれるとめちゃくちゃ嬉しいんです。
これがその恋愛観で、騎士の恋愛もそのままでした。
本気でドン引きし始めたのですが、気になるところがあったんですね。
宮廷風恋愛とは「不倫」であった
という内容で、騎士道恋愛=不倫ということでありました。
ここだけは共感できなかったのですが、この違和感は
今でも原動力となっています。
なので、どうしても恋愛に繋がる研究をしがちです。
ただ、「どうでも良い」とは思わないで欲しいんです。
だって…
自分は不倫していないのに、共感出来る
んですから。これは、きっと不倫が本質的な要素ではないからです。
なので、史実を取り上げようとされる方々にお伝えしたいのは、
・確かにメジャーな騎士道恋愛は不倫だった。
・でも、必ずしも不倫だけではなかったはず
です。そして、それが少しずつ、自分の中で明らかになりつつあります(『トリスタンとイズー』なんかがそうです)。
いつか証明したいので、それまでお待ちください。
ただ、やっぱり現実路線で勝負される場合、この恋愛の問題はネックになるかと思います(自分もファンタジーを執筆しているので分かるつもりです)。
だからこそ、自分はお伝えしたいです。
不倫はメジャーなだけだったはずです。
どうか、自信を持って「情熱恋愛」を取り込んでください。
話を戻します。
そうしてドン引きしていた自分に、トドメが刺されました。
現代のフランスも、この恋愛観を受け継いでいる。
だから「不倫は当たり前」という文化で、
「不倫された方が悪」くて、
「お互い不倫されないように努力し合う」文化
だと知り、初めて「国際文化」を痛感しました。
自分は昔から、この結婚の問題について疑問だったんです。
「何で好きな者同士で結婚するのに、みんな我慢するハメになるんだろう?」って。
でも、この価値観を知り、納得しました。
こういう選択もあるんだ、と。
そして、同時に「問い」も抱きました。
今も原動力の一つなっている「問い」。
いつ解明出来るかもわからない「問い」が。
その「問い」とは
なぜ日本は「不倫がダメ」なのか?
ということでした。
此処まで来て、やっと決めました。
「卒論は、騎士にしよう」と。
そして、勉強していくうちに分かったんです。
騎士道恋愛の系譜が、日本に持ち込まれた
のだと。
では、なぜ日本では未だに「不倫は悪」なのか?
これは、今でも自分の「問い」となっております。
必ず解明しますので、応援してください……。
ボコボコにされた2回生
そうして騎士のことを勉強し始めたわけですが、本を読む習慣がなかったので、ずっとネットの情報で勝負していたんですね。
2回生までは順調でしたが、恩師のゼミに入った時、ボコボコにされました。
ゼミで研究経過を発表するのですが、同回生から知識不足だったところを徹底的に突かれました。
徹底的に。
それで恩師に失望されたような発言をなされまして……
それで火がつきました。
目にモノを見せてやる!!という逆ギレ甚だしい感情、いわゆる「なにくそ根性」で、ようやく資料を読み始めたんです。
今では、あの方々に感謝しかありません。
そうして色々な資料を読み始めたことによって、とある事に気がつきました。
これは、本当に重要なんです。
だから、どうか目に焼き付けてください。
中世と騎士に関するネットの情報が怪しすぎる
ということを……。
これに気が付いたのはとあるネットの百科事典サイトを見ていた時で、「騎士道精神」の項目を読んでいたときに気がつきました。
自分もYouTubeで紹介しておりましたが、いわゆる「ロマンス騎士道」という項目がありまして……。
この騎士道、どの資料にも載ってない
んです。
そして、その項目だけ極端に脚注が少ないんです。
およよよ?ってなりまして、そこで学びました。
もうネット情報はアテにしない
と。
ネットリテラシーの問題とか、そういうレベルの話ではないんです。
この参考元がどこなのかもわからない内容が独り歩きして、様々なネット記事で紹介されているぐらいだったんです。
「マジかぁぁぁ」ってなりまして、リテラシーについて痛感したと同時に、
こんなに中世史はあやふやなんだ
とも思い知りました。
自分は騎士を専門に勉強しておりますが、だからこそ言えることがあります。
「分かる」ことなんて「全然ない」
ってことです。
未だに断言出来ることなんて全然ありません。
だから、どうか、ネットの情報を鵜呑みにしないでください。
勿論、自分の記事も、半信半疑で読んでください。
そして、もし興味と時間があれば、じっくりと調べてみてください。
そこでやっと自分が言っていることを信用して頂けるようになると思いますので……。
それぐらい
疑ってかかってください。
なので、自分の記事は、出来うる限り信用できる情報を届けたい!という気持ちで始めております。
なので、気持ち半信半疑で、でもある程度信じて頂けると幸いです。
そんなこんなで勉強に目覚め、騎士に目覚め、勉強嫌いだった自分が研究者を目指し始めたというお話でした。
おわり
これ以上の自分語りは不毛なのでやめておきます。
今回、全てを通してお伝えしたかったのは
・遠い昔のことでも「何故か共感できる」ことがある。
・だから、時代の違いを極端に意識し過ぎず、ご自分の感性をぶつけても、あまり問題はなさそう。(宗教の話でさえ、南仏は現代人の価値観に近いものを持っていた側面があるぐらいです)。
・ネットの情報は正しくないことが多々見受けられる。
・是非とも、自分の記事でなくても、信用できるお方の知識を得てください。
という内容でした。
自分もファンタジー物を書いておりますが、控えめに言っても設定とか悩まし過ぎるので、専門的に学び続けている身だからこそ言える情報は、ガンガン発信していこうと思った次第です。
ただ、先も申し上げましたが、
自分は歴史が苦手です。
なので、歴史に関しては、今後修正していく可能性があります。
でも、その際も必ずお知らせするので、ご安心ください。
そして、確証を持ってもらうため、
騎士以上に西洋史を勉強している、ということも覚えておいてください………( ; ; )
長々とありがとうございました!!
是非とも、一緒に「騎士」と「中世」を盛り上げましょう!!
ご質問等があれば、個別でお答えしますので、是非ともお声掛けください!😊
ということで、この辺りで失礼します!
ありがとうございました!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?