媚びへつらう面|詩
面を幾つも所持している
ボロボロになるまで使ったのは
媚びへつらう面だ
プライド高き人間は
この面を見るなり悦に入る
自惚れさせたら楽でいい
有象無象が祭りの屋台で浮かれる裏で
眉間に皺を寄せ新たな面を探す
面は骨の髄まで寄生し
己の顔がどんな形だったか
もう面影も無い
いかがでしたか☕️
少しでも楽しんで頂けたら感無量です。もうこの世に思い残すことはありません。嘘です。冷蔵庫の中に、まだ食べかけのりんご飴があるからです。
私のページに立ち寄ってくださる皆さま、ぜひご自分の大好きな飲み物と、お気に入りのおやつを口いっぱいに頬張りながら、これからも言葉遊びを楽しんでいってください。おやつには致死量の砂糖を使うのがお勧めです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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