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心配性も過ぎると・・・

量子場観察術®講座では、人が心配している時の“量子場”を観察することができる。

この“量子場”という言葉、なじみが無い人もいると思うので、“波動”という言葉に変換して想像していただくと、わかりやすいかもしれない。

観察と言っても目で観ているわけではなく、場(波動)をからだで感じているのだが、心配する側もされた側も、見事にその場(波動)が重くなる。

例えば、ある人がある人に対して、
「この人が心配だ。」という想念を投げかけたとする。

そうすると、その瞬間、その想念を投げかけた本人のからだは重くなる。
何かを背負っているかの如く、下に落ちる感じだったり、重さでからだがぶれたりするのだ。

皆さん経験があると思うが、何か悩み事や心配事があると気が滅入るばかりでなく、からだもどんよりと重さをもってしんどくなることはないだろうか?

まず、心配した本人がそのような形で重さを感じるのだ。
多分それは、皆さんにも理解していただけると思う。

ここまでは、理解の範疇。

問題はこの先。

実は、心配された側の人にも同じように場(波動)が創造されるのだ。

これも同じようにからだが重くなる。
なぜか、自分は何も考えていないのに、人の想いだけで重くなるのだ。

これは同時に同じ量子場(波動)が形成されている為で、量子力学の世界では「観測問題」として説明できる。

量子は、観測したときに粒子(物質)となり、観測していないときは波動(エネルギー)となる性質を持っている。
この現象は、物理学でいくつかの仮説が出されているが、観測(意識)する行為が関係していると言われている。

簡単に言うと、「人の意識が量子の状態に干渉している。」ということだ。

これを考えると、わたしという人間が相手に対して、「この人が心配だ。」と想い(意識)を投げかけた瞬間に、相手にこの意識通りに、心配の場(波動)が創造されるということだ。

これを信じられないという人もいるかもしれない。
でも、これは本当の話。

場(波動)に敏感な人は、これを理屈抜きで体感することもあるのではないだろうか?

今回は「心配」という想いを例えに話しているが、例えばこれを「呪い」という言葉に置き換えてもよい。

「人を呪わば穴二つ」

これも「心配」の時と同様に、自分にも相手にも同じ場(波動)を創造する。
しかも、この自分の場と相手に創造された場(波動)は、同じ動きをする性質がある。
だから人を呪うと、自分も同じように報いを受けるということ。

意識の使い方を間違えると、実際に起こりうる話だ。

これも「量子もつれ」と言われる量子の特性で説明できるのだが、また詳細は次の機会に。

また「心配」の想いに話を戻すが、このように自分だけでなく相手にも影響していることを考えると、どういう想いで観たらよいのか気になるだろう。

こういう時は「心配」よりも「信頼」をすることだ。

心配しているということは、相手をある意味で信頼していない。
しかし「信頼」することで、その場は一変する。
自分にも相手にも「信頼」の場(波動)が創造されるからだ。

これは心配の場(波動)とは、天と地ほど違う。

場も軽くなるし、何より相手の可能性を信じる想いだ。

実際に体感してしまうと、本当にそうなのだなと思う。

ちなみに、我が家の母はすごい心配性。
それが高じて、からだの調子を崩すことがある。
実はあることで、母から心配を受けた孫(わたしの姪)が、とうとう音を上げた。

「具合が悪いから何も言わないで欲しい。」

母と同じ状態になってしまった。
母の場合、想いだけでなく言葉と行動に出すので、より強力だ。
孫は、重くて重くて、しんどくなってしまったようだ。

「だから言ったのになぁ~。」と思ったが、やっと孫に言われて分かったようだ。

こんな感じで、人が発する想い(意識)が相手にも影響するということを知ると、普段から自分のネガティブ感情を相手に反映させないように、気をつけることができる。

自分も苦しいし、相手も苦しい。

それは自分の本望ではないのだから。


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