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CL東京10-5 ジャミングタワー2投・ヌメルゴン採用レジドラゴ


day1,day2を通して使用したリスト

私はレジドラゴを使用し、初参加のCLで10勝することが出来ました。
約5年ぶりの復帰から僅か2か月でのCL参加という状況で、上記の結果を残せた要因はデッキ選択・採用カードにあると考えておりますので、需要は無いと思いますが簡単に記載いたします。

レジドラゴ選択理由

2か月前に復帰した際、環境Tier1デッキの中からドラパルトを選択して使用していましたが、下記の理由からCLでの使用は避けたいと考えるようになりました。

  • 2進化デッキゆえの事故率の高さ

  • 先行2ターン目のファントムダイブが強力だが、要求が高いという矛盾

  • ルチャブルを使用した、相手の盤面破壊が難しいこと

最近はカウンターキャッチャーを採用し、捲りを狙う構築がメインになってきましたが、個人的には捲りのプランを取ってまでドラパルトを使う理由が分かりませんでした。
そんな状況下、同じファントムダイブを主体に戦うデッキであるレジドラゴに着目するようになりました。
WCSでは使用率の高さが目立ったデッキであるものの、日本では依然としてドラパルトが人気であり、レジドラゴはデッキパワーの高さの割に使用者が少ない(=対策されずらい)デッキであると感じていました。
また、ドラパルトと比較し、下記の点に強みがあると考えました。

  • 1進化であること、イキリンコの採用により事故率が低いこと

  • レガシースターによる先2ファントムダイブの再現性が高いこと

  • ルチャブルを使用した、相手の盤面破壊が比較的容易であること

  • 2進化系統のデッキにおいてマナフィを抜いたリストが目立つようになってきたこと

  • 上記に加え、幅広いデッキに対する対応力も兼ね備えていること

主要カードの採用理由

ヒスイヌメルゴンVstar

Xで流れてくる上位入賞のリストには、多くの場合で採用されていないカードですが、個人的には採用しない選択肢はありませんでした。
ヒスイヌメルゴンが有効に機能するシーンは主に下記になります。

  • たねex系統のデッキに対し、ギラティナがサイド落ちした場合

  • 後続のレジドラゴの用意が間に合いそうにない場合

  • 相手の要求を上げたい場合

  • ミラー対面

-80ダメージという効果は、相手の要求を大きく上げることが出来、タケルライコ・チラーミィにそれぞれ6エネを要求できます。
上記の効果は、現状Tier1デッキであるタケルライコに対して有効な技であり、特に1枚採用のギラティナがサイド落ちした際には積極的に打ちたい技になります。
また、古代やソウブレイズ等の、ファントムダイブがあまり有効でなく、次第に相手のダメージ量が増加するようなデッキに対してもアイアンローリングを打つことで裏呼び札を常に要求できたりするので重宝します。
ミラー対面においては、アイアンローリングを打つことで、相手のロストインパクトを耐えることになるため想像以上に有利な状況を作れます。

ジャミングタワー×2

最近のリストでは多くの場合、1枚だけ採用されているスタジアムです。
現状の環境に対して非常に刺さりがよく、特に2進化系統のデッキに対しては序盤の展開を遅らせることが出来る可能性があるため、個人的には絶対に2投したいカードでした。
具体的には下記の使い方を想定しています。

  • リザ、ドラパの封印石の使用を止めること

  • ドラパの結晶、リザのハチマキを無効化すること

  • サーナイトのエボリューション、お守りを無効化すること

  • タケルライコのポケストップを剥がしつつお守りを無効化すること

  • カビゴン等に採用されているヒーローマントを無効化すること

上記の通り、現状2進化系統のデッキに対しては非常に刺さりがよく、序盤の展開を遅らせるほか、中盤以降の盤面にも影響力があります。
具体的には、リザードン対面において、ヒトカゲを枯らした場合にハチマキ+かがリザの返しを狙われますが、ここで要求を上げることが出来ます。
現状Tier1デッキであるタケルライコに対しても、お守り付きライコはロストインパクトで倒せないほか、かがリザでも倒すことが出来ないためタイミングを見て貼ることが勝利のために必要となるケースが多いと感じます。

ナンジャモ×3

2枚採用と3枚採用のリストがある印象です。
タケルライコやトドロクツキ、ミライドンといったたね系統デッキに対してレジドラゴはやや不利であり、手札干渉による猶予を稼ぐ必要があるケースが多いと感じます。
また、手札や山札を多くトラッシュする関係上、2枚だと使いたいタイミングで使えないことが多いと感じ、3枚採用にしました。

各対面で意識していたこと

リザードン対面

最初のファントムダイブに関しては、最優先はヒトカゲを枯らすこと、枯らせない場合はヨノワールもしくはポッポを枯らすことを意識していました。
また、ヒトカゲを枯らした場合、かがリザ+ハチマキの返しを狙われることが多いためジャミングタワーを張ることが重要になります。

この対面では、後続のレジドラゴを出してしまうと縛られる可能性が高く、リザードンであれば草オーガポン3エネで突破できることから、後続のレジドラゴを出さない方が良いケースの方が多いです。

また、ファントムダイブ等でピジョットに3点乗せておくことで、かがリザで倒せるようになることは頭の片隅に置いていました。

ドラパルト対面

基本的にはリザードン対面と同じです。
ネジキがほぼ採用されておらず、かがやく枠もフーディンであることが多いため、最初のファントムダイブでドラメシヤを枯らすことが最優先になります。トライフロストを打った後の動きがイメージできている場合は、トライフロストを打ってでもドラメシヤを枯らしていました。

ドラメシヤorドロンチに4点乗せておくことでロストインパクトの圏内に入りますのでファントムダイブのダメカンは重要です。
また、状況次第ではありますが、かがやくフーディンを倒しておくことで、相手のサイド4枚取りを阻止出来る可能性があります。

サーナイト対面

ジャミングタワーが最も重要な対面になります。
先行1ターン目に張ることが出来れば、エボリューションを阻止出来る可能性が高いです。

最初のファントムダイブに関しては、他の2進化系統同様にラルトスを枯らすことを最優先にしていました。
相手のボウルタウンをトラッシュできている場合などは、マナフィ復帰のハールが上がるため、マナフィを狙い、次のターンのトライフロストを狙うのも1つの選択肢だと思います。

また、この対面ではサーナイトexが準備できてしまえばレジドラゴが簡単に倒されてしまうため、タイミングを見て後続を育てる必要があります。
(早く出しすぎると、縛られるため注意が必要です)

この対面ではピィとイキリンコが負筋になることには十分留意が必要になります。ピィはアドレナブレイン1回で気絶しますし、イキリンコはお守り無しのさけぶしっぽに倒されてしまいます。

タケルライコ対面

最初のターンは、レジドラゴを2体出すこと、可能な限りピィなどの非exを前に出すよう意識していました。
特にエネ付きのレジドラゴを倒されてしまった場合、0エネからレジドラゴを起動するためにはオーガポンが2体必要になるケースが多いことには注意が必要です。

基本的には、ナンジャモを打ちつつロストインパクトでエネのついたライコを倒す動きがメインになります。
ギラティナがサイド落ちした場合や、次のターンに6エネ用意される可能性が低いと感じる状況ではアイアンローリングを打ち、次のターンにボス+ファントムダイブで4枚取りを狙います。

お守りを張られてしまうと、ロストインパクトやかがリザでライコを倒せないためポケストップを剥がしつつジャミングタワーを張る動きが重要です。

トドロクツキ対面

ベンチのモモワロウを呼んでファントムダイブを打ち、トドロクツキに6点のダメカンを乗せる動きが理想になります。
入れ替えカートやマシマシラの採用が考えられるため、3点だけでは無駄になってしまう可能性がありますので6点乗せを推奨します。

トライフロスト2回での勝ちを狙う方法もありますが、上記の回復系カード1枚でプランが崩壊してしまうためファンドダイブで堅実に勝ちに行くプランの方がベターと思います。

トドロクツキは草弱点のため、オーガポンでワンパンできることも頭の片隅に置いていました。

古代バレット対面

アイアンローリングが最も必要な対面になります。
ヌメルゴンを最優先でトラッシュし、2ターン目から技を打てると理想です。
アイアンローリングを打ち続ける限り、相手に常に裏呼び札を要求できます。
アイアンローリングを3回打ったのち、トライフロスト2回で勝ち切りを狙います。

ルギア対面

基本的には不利ですが、相手の展開次第では十分勝ちを狙えます。
ルギアが1体のみであれば枯らすことが最優先ですが、次点でチラーミィを枯らすことを優先します。
ミストエネルギーが張られていなければ、枯らすことは比較的容易です。
また、Vガードエネルギーが採用されていることが多いため、ルギアにファントムダイブ等でダメカンを3個乗せておくと戦いやすいです。

他のプランとしては、ファントムダイブでネオラントに6点、アーケオス2体に3点ずつ乗せることで、ルチャブル+トライフロストの4枚取りが狙えます。

カビゴン対面

ポケモンいれかえ、プライムキャッチャー、キャンセルコロンを駆使して戦います。
焦らず準備を進め、ロトムを倒すターンにナンジャモを打ちます。
また、ロトムにヒーローマントを張られるケースが多いため、ジャミングタワーも必要になるケースが多いです。

ポケモンいれかえ、プライムキャッチャー、キャンセルコロンのうち2つ以上がトラッシュされた後でレガシースターを打ちます。
ミミッキュ・闘オーガポンはキャンセルコロンなしでは突破できないためキャンセルコロンの切り方には注意が必要です。


最後に

特段何の実績もない私のnoteを最後まで読んでいただきありがとうございました。
記載した内容については、個人的な見解ですので正解ではないかもしれませんが、これからレジドラゴを使用される方のご参考になれば幸いです。

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